妻が若年性認知症になって以降、

それまで気にもしていなかった認知機能

機会があればチェックしたいと思っていた。

身内に認知症の家族がいれば、

一度は介護者なら考えることかもしれない。

 

だが、それだけのために、

わざわざ時間を割く気にはなれないでいた。

 

昨日、東京ビッグサイトに足を運んだ。

無料券をゲットしたのがきっかけだが、

介護離職前の仕事の情報収集で、

訪れたことがある展示会を見るためである。

 

この展示会では自治体向け

最新機器やサービス、ソリューション等々を

キャッチすることができる。

 

 

会場に入りすぐ目に留まったのが、

「脳の健康状態」を診断できるブースだった。

気になり説明パネルを見る前に声を掛けられ、

いきなりBHQという、

脳の健康状態を示す数値指標

簡易診断する機会に恵まれた。

 

チェックはとても簡単。

モニター内のモデルの表情を手本に、

同じ表情を真似るだけ。

表情は怒りや驚きなど4パターンのみ。

 

表情の映像から感情スコアが算出され、

簡単にBHQが測定される仕組みとか。

⇩  ⇩  ⇩

https://www.bhq.co.jp/cms/wp-content/uploads/2023/06/309fac921bf6927914d0b3e0b4692079.pdf

 

残念ながら、

数字は忘れてしまったというか、

モニターそっちのけで質問をしていたが、

脳の推定年齢は59歳で、

実年齢よりは若干若かったのでひと安心。

いや正直、もっと若いと思ったのだが……。

 

 

席を立ってすぐ、

斜向かいのブースに引っかかった。

こちらでは「脳体力測定」を行っていた。

 

タブレットをタッチペンで操作するタイプで、

見本と同じ図形をペンでタッチするなど、

タッチしながらゲーム的に進められる。

脳のリハビリから生まれたもので、

認知機能の変化を日々チェックできる。

認知症予防に介護施設でも活用されている。

 

脳体力では5つのバランスを診る。

記憶力、注意力、見当識、

空間認識力、計画力である。

 

keroぴょんがチャレンジした結果、

注意力と見当識が高い数値だったが、

記憶力がイマイチだった。

詳しくはこちらをご覧どうぞ。

⇩  ⇩  ⇩

 

梯子酒ではないが、

3軒目の脳機能チェックは、

VR視線追跡技術を用いたシステム。

 

眼科で目の検査するときのように、

両目でゴーグル状のVRを覗き、

5分ほどの設問に視線で回答するもの。

 

絵を覚える、計算をする、個数を示すなど、

答えを目で見つめるだけで結果が出る。

問題そのものは若年性認知症の妻が、

総合病院で受けた診断テストに似ていた。

 

MCIリスクの評価に特化したもので、

医療機関や健診センター、調剤薬局などで、

導入されているという。

⇩  ⇩  ⇩

 

判断力、記憶力、言語力、

計算力、空間認識力をトータルした

keroぴょんの認知機能総合力は96点

 

前ブースでは振るわなかった記憶力だが、

こちらでは99点とほぼ満点に近かった。

ほかも軒並み96点以上だったが、

唯一、計算力が足を引っ張ってしまった。

 

数学はいち早く高校受験のときに諦め

受験科目から外したほどの筋金入りなので、

然もありなんの結果かなのかな……。

ちなみに授業は逃げられず数Ⅲまで受けた。

 

今日は本番の健康診断の日、

こちらの結果はすぐには出ないが、

脳機能のチェック以上に気になる……。