Eテレで5/28(日)にオンエアされ、

6/3(土)に再放送された『サイエンスZERO』だが、

番組を見て気になったことが3つあると、

6/2(金)のブログで書いた。

⇩  ⇩  ⇩

 

2つ目の気になることは、

アミロイドβ仮説ではない血管障害説で、

6/4(日)の放送内容に関わるものだったので、

さらりと触れるに留めた。

3つ目については、稿を改めると書いた。

 

本日のブログは、

その3つ目の気になったことを書く。

 

  カエル    カエル    カエル

 

番組の冒頭で、

アメリカでは認可され、日本では審査中の

新薬・レカネマブへの期待

アルツハイマーの当事者たちに

尋ねるシーンが映し出された。

 

当事者たちが集っていたのは、

横浜市の「オレンジバル」だった。

認知症カフェなら聞いたことはあるが、

そのバル・バージョンのようである。

 

調べてみると、

昨年9/18付の本ブログで取り上げた

山内図書館のある街、

あざみ野にオレンジバルはあった。

⇩  ⇩  ⇩

 

「認知症の人にやさしい街プロジェクト」

推進しているあざみ野地区は、

横浜市青葉区に位置し2つの路線の駅がある。

 

2023年5月に厚労省から発表された

「2020年市区町村別生命表」によると、

あざみ野地区がある横浜市青葉区は、

男性は全国2番目の長寿(83.9歳)だった。

⇩  ⇩  ⇩

 

そんなあざみ野では、

2019年9月から場所を貸し切って、

「あざみ野オレンジバル」が、

夜間の時間帯に月1回開催されている。

 

近隣の認知症疾患医療センターの医師が企画

地元商店会の会長を務める店主の

全面的な協力により開催されている。

 

コンセプトは、

「夜に美味しい食事とお酒を楽しみながら、

気軽に話し合える場を作ろう」である。

医師、病院関係者が参加して、

3000円の参加費で行われている。

⇩  ⇩  ⇩

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/ninchisyo/ninchisyo-sodan/ninnti-cafe.files/0028_20230301.pdf

 

 

番組に登場したバルとは別だが、

昼間のカフェから一歩踏み出した

交流の場というのは貴重な存在だが、

常設のお酒を楽しめる居場所もある。

 

自動車メーカー・日産や、

「潜水調査船しんかい」の海洋開発機構の

お膝元となる街、横須賀市追浜地区に、

ユニークな居場所を見つけた。

それが「介護スナック竜宮城」である。

⇩  ⇩  ⇩

 

2時間飲み放題・食べ放題

福祉車両による送迎サービス付きで、

お値段は8,000円、同伴者は3,500円とか。

 

デイサービスや、鍼灸マッサージを

運営する会社が営業しているスナックで、

11:00~22:00までの営業している。

 

店内はバリアフリーだそうで、

要介護者が食べやすいように、

刺身を薄めにカットしたり、

床にはすべり止めのマット

トイレにはオムツ交換台まであるとか。

 

65歳以上の要介護者と、

その介護人、施設スタッフなど

同席者限定のスナックのようだが、

興味がある方は取材記事を見つけたので、

下をクリックしてみてください。

⇩  ⇩  ⇩

 

若年性認知症になっても、

認知症になっても、

息抜きはとても大切なことですね。