元旦の午後は実家に戻った。
同じ神奈川県内、
しかも隣の市なので、
週一で様子見に行っている。
90歳を過ぎた両親は、
老々介護そのものである。
母は脳出血で倒れてから、
右半身と会話が不自由になっただけでなく、
血管性認知症を発症してしまった。
デイサービスや集団行動は大嫌い。
1.5ℓ/日は必要な水分すら摂らず、
たまに意識昏倒を起こし、
リハビリパンツは断固拒否する。
拒否するわりにはうまくできず、
1日3~4枚は下着を交換する。
濡れた下着をこっそり、
ドライヤーで乾かそうとするので、
家じゅうが異臭騒ぎになってしまう。
母がリハビリパンツを拒否する理由は、
股の部分が擦れて痛くなるから。
見た目の形状だけで露骨に嫌がられる。
もしこのブログを読んでいる方の中に、
介護用品メーカー関係の方がいたら、
当事者目線で締めつけ感が強くない、
ズロース型の新商品をつくってほしい。
ノウハウに問題があれば、
下着メーカーとの共同開発で構わない。
それがkeroぴょんの
2023年の願いでもある……。
そうでもしてくれないと、
おせちの味も臭いで台無し。
夜間に起きて、
何度も下着を用意する父が持たない。