オーディオ熱が再燃 | caqu-caqu日記

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おじいちゃん、おばあちゃんのタンスを覗くと、昔の洋服って本当によくできているし、いいもの持ってるなぁ、と思った事はありませんか?
サキュウは、自分の子供や孫から同じように感じてもらえるような洋服作りを目指して、日々がんばっています。

ワタクシ、マニアではないもののオーディオ好き。

というより、澄みきったいい音で聞きたいので、結果として
オーディオ好きです。

ルームストアは癒しの空間がコンセプト。
澄んだ音は大切な要素です。

使ってる機材もそう悪くないはずのに、どうもルームストアの音に納得できない。


妻のおじちゃんは長年オーディオメーカーのエンジニアをしている方。
この間呑んだついでにちょいとご相談。

スピーカーがしょぼいんでしょうか。

即答。アンプがスピーカーに負けてる。
アンプ変えれば一発よ。
ヤフオクでジャンク品(故障品)落とせばサクッと直してやる。
買うなら古いのがいい。
今より全然コストかかってるし、安い。

お~。
ではでは殿の気が変わらぬうちにと、30年前のジャンク品を笑っちゃう価格でゲット。

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こんなチャンス滅多にないし、どうせ買うならと。
超ド級、国産名機中の名機、SANSUI AU-X1。
これがバカみたいにデカくて重たい!(30kg)

しかし、そもそもジャンク品。
全く鳴らず多少不安になるも、さすがです。
1週間後、きれいに直してくれました。

しかしこれほどのシロモノ。
X1は自宅で使いたくなり、ここまで喋っといてなんじゃそりゃ!のご帰宅。


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今ルームストアにいるのは、自宅からトレードのSANSUI AU-α707XR。
これも名機といわれるアンプのひとつで、すばらしい音を出してくれます。
それでも以前のアンプより遙かにグレードアップした結果、音が天井から降ってくる!
このスピーカーってこんな音すんの!と、鳥肌が立った。
結局アンプがショボかったのです。

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スピーカーはJBL 4312Mという小型のもの。
アンプのおかげですばらしい音を鳴らすいい子に変貌しました。
小さくてもJBL。さすがいい仕事するんですね。

自慢する機材でもないし、スピーカーの置き方からしてなってない!と
マニアの方々には怒られそうですが、ワタクシあくまでもフリークなので、
どうぞご勘弁下さい。


おじちゃん曰く、数十年前のオーディオ業界華やかりし頃はメーカー間の競争が激しく、
中身はコスト度外視のものばっかりなんだそう。
オーディオには価格レンジが明確にあって、例えばアンプなら、5万円以下、5~10万、
10~20万、20万以上といった具合。
情報の少ない時代、オーディオ雑誌で1位の評価など獲ろうもんなら爆発的に売れたそうで、
それぞれのクラスでトップを獲ろうとみんな必死になって開発していたんですって。

こんなに技術が進んだ世の中なのに、30年前の音に負けるってんだから情けない。
とは思いますが、価格を維持しながらリモコン付けろだ、ホームシアターに対応しろだ
あれもこれもと言われれば、音質だけにコストを掛けられないエンジニアの苦労も
察するに余りありますけどね。

ヴィンテージオーディオは、音という本質だけを追求した余分のない研ぎ澄まされたもの。
倍々で機能を追加してカタログスペックを競う現代ではもう二度と作れないから、
絶対この世からなくなることはないでしょう。

でもそれはきっと何でも、洋服も同じだと思う。
30年後でもヤフオクで値が付く洋服は一体今どれほどあるのか。
自分が作るものは、そうであって欲しい。

などと思いながら、完全にオーディオ熱が再燃し、今度はスピーカーを変えてみたい、
自宅のAVアンプを新調しようかなどと、カネもないのに泥沼にはまりそう。


さて、明日のワークショップでは、皆さん癒されるでしょうか。
気づいてくれなくていいんです。
ただただ心地よく感じて頂ければ。


caqu HP