この作品の、良いところは、饒舌ではないと言う事。

語り過ぎず話し過ぎず、

と言うか逆に、

語らな過ぎかもと思うくらい、

それくらい説明が無い。


映像だけで汲み取れ!

そんな感じ。

でも、悪くない。


話し飛び気味で、時間も前後するのです。今と昔が出たり入ったり。それも説明は無し。

ただそれがまあ丁度良い感じで、なんか違和感なく観てられるんで、そこは考えて作ってるんでしょうね。案外緻密なのかも知れません、監督、そういうお方なのかな?

秋葉美希、みつきと読みます。アキバはわかりますよね?笑

監督、脚本、主演。

調べたら、京都造形芸術大学の映画科俳優コースのご出身。年齢見てあれ、僕のお馴染みや推しの方々と同期かなと思って尋ねたら、いっこ上の7期生でした。

わたくしのご贔屓さん達は8期とか10期でございまして、

てか、

上映後に、

大学、何期ですか?って聞く自分は、

しかし、

変かな?


普通に聞く質問では、ない。

ただ、秋葉さん、余り先輩後輩と交流しないタイプと仰ってました。

そういう性格?なのかな。

ただ今作、大学の同級生?が結構スタッフ参加してるので、

同期には頼るタイプなのでしょうか?

なんか、

分かる気はします。


いえ、この日はティーチインデーでございまして、

質問コーナーがメイン。

ベイビーわるきゅーれの阪本監督の事を質問をしようとした方が居たのですが、前述の感じで、余り知らないんでとあっさり、かわされてました。

でも、パンフにサイン頂きに行った時、8期お馴染み多いんですよと僕が言ったらスラスラとお名前上がってましたから、後輩はしっかり知ってるのだ。






話し戻して、

ティーチイン。

何故?今回は、『監督』もやろうと思ったのですかと尋ねてみた。

一作品だけ短編を監督した事はあると言われてたのですが、

基本は俳優さんなのだ。

で、尋ねてみました。


この作品、ストーリーには複数の柱があるのですが、

そのひとつが父と娘の話し。

実話に限りなく基づく話しで、

2016年に膵臓ガンで亡くなられた彼女の父親との事をどうしても映画にしたかった。それが一番で、正直誰かが映画にしてくれる訳もないから、

自分でやろうと走り始めたのです、との事。

走り始めてしまったというのが実際のところなんでしょうね。

父親にべったりなんて事はなく、どちらかと言えば距離を取りたかった方で、声を掛けられてもぶっきらぼうに返してしまうとか、無視してしまうとか、その年齢の父と娘のある意味よくある関係。普通と言えば普通。

ただ、だから、早くに亡くなってしまった事を後々、気持ちの中になんかキテしまうのでしょう。

思う気持ち、思い出すもの、あと、なんか後悔。

それで父親の事をなんか残したくなったのかな。

だから、

絶対作りたかった。


あのね、

実は、

なんか観てると父と娘ふたりの家族で、

だから余計亡くなった事を引きずる感じなのかなと勝手に想像したのです。映画にしたくなるくらいだから。

でも、

この日の前日の上映の際も舞台挨拶があり、

登壇が、


美希さんと実のお母さんだった事を知り、


思わず、

あれ?

お母様は全然、健在?

良い事なんですが、

いや、

いいけど、

舞台挨拶に出るの?

完全素人だよね。


なんだかな??


いや、

でも、

見たかった、です笑

行けば良かった。



生前、

父の書いた


『食べたいものリスト』


そのメモをたどるロードムーヴィです。


拡大解釈するとおそらくそのメモはある意味、

遺書、

のようなもので、

そのメモを辿る事で、

それこそ、

『なんか』

父の思いが分かる、

気付くものが、

あるのかと。



そこは事前情報として知ってた方が楽しめます。

知らずに観てた僕は、

こいつら

ずっと一体何やってるの??

と、最初は長々と思ってました。

なんとなくじわじわと分かっては、きたし、

その事な思いつかなくても

面白くはありましたが、

分かってた方が、

多分、

普通に、

安心して

観られる笑


娘に映画作りたくなるくらい、

思って貰えるなら、

自分の生き方に、

少しは満足出来そうだ。

なんか羨ましくなりました。


ちょっとだけど。