時々行くミニシアターの上映スケジュールとか見て、面白そうな作品を見つけると足を運んだりする事があります。
出演されてる俳優さんもほぼ存じてあげなくて、監督さんも知らない。それどころか肝心の作品に関しても全く知識がない。
ただ、こういうのが結構、良い出会いになる。
あくまでも、勘、ですが笑
でも、あんまりスケジュールとか実は見ないしチェックしないのです、今、何の映画がやってるとか、を。だから結構見逃してしまう事多々。ただ、やっぱり無性に映画を観たくなったりライブを観たくなったりすると、探してみます。そういう時あるのですよ。
で、本日はこちら大阪十三のシアターセブンさん。
上映スケジュール見てたら、なんか毎日舞台挨拶してる作品があって、その熱量に心が動いてしまう。
で、来てしまう。
『ふたりの傷跡』
観始めるとなんかわたくしタイプの作品だなと感じてはいたのです。
あとで分かったのは、前回のムーラボ作品という事。
MOOSUICLAB2023。
音楽と映画のコラボを大前提とした映像作品、その映画祭。
簡単に言いますと。
ちなみに今年12月にあるMOOSICLABは、
2024になります。
好きな映画のイベントで、そこで選ばれた作品はかなり好みのものが多くて、毎年注目してるのですが、
コロナキッカケで、
それまでは必ず関西でもイベント上映されていたんですよ、舞台挨拶とかも有りで、
ただ、時期がかなり東京でのイベントから半年くらい遅くなり、上映作品も少なめになり、規模みたいな事自体が縮小。確かに東京のような盛り上がりは無いかも。
数年前、吉祥寺まで観に行ったことありましたけど、その時は毎回満席でした。
関西はそういうのなんか無いのです笑
だからか、
わたくしも以前ほどにはチェックしなくなりまして、
なので、
こちらの作品がムーラボ作品とは知らず、
エンドロール見ていて気づいた次第でございました。
監督は、野田英季さん。
主演は八木みなみさん。
コラボアーティストはクレナズムさん。
クレナズムの楽曲が良くて、おまけにボーカルの萌映さんもメインキャストとして出演もされております。ちなみにクレナズム、ムーラボ2023でベストアーティスト賞でございました。みんなカッコ良いよねって思ったって事でございます。
知らなかったから、この映画観たあと何曲か探して聴いたりしました。好きだわって思ったんで。
音楽のジャンル的には、シューゲイザーと呼ぶのだそうですが、
別にわざわざ分けなくてもって思ったり。
なんかジャンル分け嫌い笑
ただ、
この日は監督と主演女優が揃っているにも関わらずほとんど話しを聞けなかった日でございまして、
いえもうお一方ゲストの映画監督さん、
関西での映画祭やイベントでのMCなどではよくよく見かけるお方なのですが、こちらがまた監督の野田さんの大学の映画学科の先生でございまして、そう恩師という事になるのですが、
あと、もうお一方ゲストで今作に出演されてる村山暁さんが、監督の大学の後輩でもあり、
そんな流れも有りで、
宛ら、
舞台挨拶が
大学の講義の授業みたいになりまして、
先生のこの映画に関する感想というより、
考察みたいな事を
しっかりみんなで
拝聴する時間になりました笑
だから話しが一通り終わると、
皆様全員
口を揃えて、
「勉強になりました」
と。
ちなみに本来の予定から時間が倍、延びてしまい、ある意味強制終了的な感じでアフタートークは終わりました。シアターの閉館時間。
まぁ登壇されていた皆様笑ってましたので、
まぁこれはこれで良いか、と笑
映画は、主人公ミナの親友であり憧れであり、心の支えのような存在のハルが命を絶って、いなくなってしまう。失ったものの大きさにどうしようもなく、虚無の中で生きる彼女の前に現れた転校生のはるか。ハルに、はるか、ちょっとややこしい。
ただ、
そんなふたりを結びつけたのは、ハルの作った音楽、ハルの残した歌だった。
そんな具合で始まる作品ですが、
ただただクライマックスシーンはカッコ良いです。
若干色々考えればなんかファンタジーですが、素敵なカットになってました。
途中で止めずに、敢えて最後まで演奏させて、
終わっての
先生の締めの台詞、
「みんなあとで職員室に来なさい!
黒田さんは、帰りなさい!」
黒田さんだけは、帰れと。
映画観てないと全く分からないと思われますが、
あの台詞とか展開が個人的には、好きで、
よく出来ました💮でも、ダメなものはダメ!
そんな感じで一瞬に日常に戻されてしまった。
まぁ笑顔込みでしたが。
緊張と緩和。そんな具合です。
だから、良かった。
ただ改めて書きますが、見てないと全くピンとは来ない笑
あのですね、
主人公ミナは、結構残念な子なんですよ。
良い子なんだけど、なんか色々生き方が下手。なんか足りないんで自分自身も、もがいてます。
そんな彼女の足りないピースを埋めてくれてのが、ハルだった。
でも、勝手にいなくなって、
次に現れたはるかも、いなくなってしまう。こっちは転校。はるかは親の仕事の都合で転校ばかりを繰り返してる子なのだ。
でね、ミナは、
何かに依存ばかりしてきた子だったんだと思う。だから、足らなかった。ホントは自分で埋めなきゃいけなかった。
でもクライマックスシーンは、
背中を押されて感は相変わらずあるのだけど、ひとりで向かっていった事がとにもかくにも評価で、
八木みなみさんはそこんとこ見事に好演されてました。
ただ、走り方は変だけど笑
絶対運動神経無いでしょ的なニュアンスでご本人に言ったら、わたし空手10年やってます!って言われました笑
凄。
あとわたくしの悪いクセで、監督の野田さんが京都芸術大学(昔は京都造形芸術大学です)出身て聞いてしまったので思わず聞いてしまいました。
「映画学科、何期ですか?」
「3期です。」
「同期って?」
「この作品にも出て貰ってるぎぃ子さんとか、あと一個上が黒木華さんです」
すいません全く映画とは関係ない事質問とかしてしまって、って後悔しかけたのですが、
繋がりました。
先に書いた好きなシーンの先生役が、監督の大学同期のぎぃ子さんなんですよ。そういうキャスティングとか何故同期を?そういうのアフタートークで聞いてみたかった。でも、無し。
そう、ただただあの方が喋り過ぎたから、
時間無くて、野田監督、殆ど喋れず。
まぁ、
それは仕方ないか笑

