推しと呼べるほどの関係性も無いし、最前に座ったところで顔を認知されてる訳でも無いんで、一番後ろに座る。以前は自由席だと意図的に最後列に座る事が多かったのです。特に意味は無いのですが、大抵は一番後ろか一番前。
つまりは何事も極端が好きなのだ。
舞台専用の劇場という訳ではないから中はフラットで、つまり必然的に後方の席は見にくい。だからか、後ろの席ほど順順に背の高い椅子にして、椅子の高さで見やすさをフォローしてる。そんな客席配置。
まあいいかと座って、しかしそこで気付く。
クルクル回るやつだった。
カウンターバーとかにある、やたら背が高くてクルクル回る椅子。おまけに座ると足が届かないくらい高い。
座った瞬間動き出してバランスを崩しかける。あと止められず一周回りかけて慌てる。
止めれたけど。笑
足をかけるとこに、ちゃんと足をのせれば勝手に回らない。すぐその答えに辿りつきました。
でも、
ワザと回りかけてみたりもしたけど。
しばらく遊んでしまう。
舞台側と客席側との間にアクリル板のしっかりとしたパーティションが取り付けられていて、音は若干聞こえづらいが、慣れればさして気にならない。というか、ホントに大きなパーティションなのだ。劇場とかではムリだけど、イベントスペースで室内も四角い場所なんで、逆に出来てしまったというところかな。端っこの出入り口以外は全面区切られてしまっている。
しかし、配慮しないといけない事が多いね。
倉山創作活動隊
「君が好きだ」
下北沢スターダスト
Aチーム 千秋楽
2月20日
こちらの劇団?さんは初観劇なんでどんな感じのお芝居なのかは全く分からない状態でお伺いしたのです。
「君が好きだ」というタイトルがベタ過ぎて、正直、更に分からない状態。
とてつもなく恋愛ものなのだろうか?なんて。
まあ早々に言ってしまうと、どちらかと言えば女性同士の友情に重きを置いた暖か目の愛を感じるストーリー。
だから正直、このタイトルの意味が分からない事に辿り着く。ストーリーに、なんか合わない気がしてしまう。
メインの登場人物は若い女性3人。
なんとなく足を運んだ占い。
何故か3人一緒に占われて、答えも一緒。
(今日にでも)貴方達の大切なものが消えてしまうだろう。
もうそれ、占いじゃなく、呪い。
でも、その呪いは的中し、その日をさかいに3人の女性はそれぞれ大切なものを失う展開に。
ふたりは、付き合っていた彼や同棲していた彼から突然の別れを告げられ、
もうひとりは、好きだった事を自覚して、その女性とケンカしてしまうのですが、
その女性とは、結局以前の仲の良い友人の関係に収まり、
先のふたりは、新しい恋愛の入り口へと進みかける、その手前あたりで、
一応おしまい。必要以上の進展はまだ、しない。
精神的な前進だけ。
そこまで上手くはいかない。
でも、ふっ切れてはいる。
案外、結構現実的な物語でした。
ただもう非常に暖かい気持ちで観終えたお芝居だった。ホッコリとした気持ちで帰れた。
このご時世で面会とかが出来なくて残念で、
最初に書いてますが、今回この舞台のわたくしのお目当の方、全く面識の無い方で、SNSですら挨拶も交わした事も無いのですが、
なんか、ありがとう、お疲れ様くらいはお声を掛けたかったですね、眼をちゃんと見て。
だって、好きなお芝居でしたから。
お目当は綱島えりかさんというお方です。
昨年公開が始まって今のところ劇場でわたくし9回観に行ってる「愛のくだらない」という映画作品がございまして、
その作品に、主人公の働くテレビ局の同僚で後輩、ただ同じアシスタントプロデューサーという役で出演されてまして、
何回も観てると出演者さんたちは皆様お馴染みさんの感覚なのですよ、
あと、彼女自身、非常に印象的だったし、
だから、初めてこの作品で知った方だったのですが、
SNSとかフォローし、
そこで舞台出演を知り、
ホイホイとチケットを後先関係なく申し込んでしまった、という訳です。
そもそも演劇舞台好きだし。
あと、綱島さん演劇舞台出演若干の久しぶりだったようです。
適当な画像ないので、映画のパンフから。
こちらのパンフレットたくさん持ってます。笑
向かって左側が綱島さん。
「愛のくだらない」の映画では、テレビ局のアシスタントプロデューサーの役。
いつも露出多めの服で、あざとい感じもプンプンさせて、監督は主人公の敵役みたいなポジションにしようとしたのではないかと思うのです。
女性の部分を使って仕事してるヤツ、みたいな感じでね。
ただ、結局、向上心が強めなだけで、至ってきちんと仕事に向き合う真面目な女性。
そんな形に描かれて、この子もちゃんと良い子だったな、が見終わった後の感想。
まぁこの映画、当初とは大幅に脚本が変わったらしく、登場人物は軒並み、みなさま良い人に変更されたみたいなのです。
野本監督に何かしら心境の変化が有ったのでしょう。
多分、人の気持ちを取り戻したのかも知れない。笑
まぁそんな経緯で、観にきたわけなのですが、
舞台の話しに戻すと、
メインの3人のうちのひとりの女性の親友役。
5年同棲してたのに、彼に好きな女性が出来ての別れ話し。
同棲してたので飛び出してはみたものの行くあても無く、
綱島さん演じる親友さん、結婚してて旦那さん居るんだけど、
うちにおいでって、ずっと泊まっても良いよ。なんて。
ひとり暮らしなら分かるけど、夫婦で過ごす家に転がり込むって有ります?
まるでテレビドラマ。
ただこの夫婦、結構喋ります、自分たちの事も。で、しかしながらとても良い夫婦です。
綱島さんがとても素敵な若?奥様を演じておられました。
若奥様感が良すぎて、こういうお方ならまた結婚しても良いかなと思ったりしました。
というか、そもそも登場人物がみんな優しい。
いつもこんな感じの作風の劇団さんなんだろうか、そうなら、またこの世界感の中に浸りたい。
僕は優しいお話しが好きなのです。
あと思ったんだけど、綱島さん演じる夫婦役の旦那さん役の方が、最後にこの芝居の中で自分の奥様に対しての愛を切々と語るのです。ちょっとストーリーを逸脱してないか?的な台詞で、正直違和感あり。なんかそこだけ浮いてた。
で、気づいたのです。
この舞台公演のタイトル。
君が好きだ。
それ、でした。
もしかして、ここの台詞、言葉を作者は言いたかったんじゃないか、と。


