週末は「愛のくだらない」の神戸と京都での上映が始まり、舞台挨拶も行われる為、土曜日は神戸元町映画館、日曜日は京都みなみ会館に行ってきました。


「関西に来ればcapぞーさんに会えるから来るんです」


と言うミエミエの野本監督のリップサービスに乗っかっての行動なのですが、


一応「僕が来ないと寂しがるくせに」と返してはいます。


これはもうなんかのプレイ。笑

こういうバカバカしい遊びに乗ってくれる稀有な存在の映画監督です。


土曜日は野本梢監督と主演の藤原麻希さんに加え出演されてる村上由規乃さんが珍しく登壇。

ただ由規乃ちゃんは土曜日だけ。

午後は京都、夜は神戸で両方とも行きたかったけど普通に仕事で、夜の神戸しか行けず。

いやいや村上由規乃さんの舞台挨拶は貴重なんですよ。物怖じは一切しないけど人前は嫌いってタイプ?みたいで(←あくまでも個人的感想)なんでもかんでも出て来てくれないのです。

いや、野本監督が逆になんでもかんでも出てくるって遠回しにイジっては断じて、してはおりません。

ところで上映後に少しお話し出来たのですが、会うなりいきなり、

「(登壇して、客席のcapぞーさん)1秒で見つけましたよ」

あれれ、

村上さんがこんな上手い事、言うようになったんだと感慨に一瞬ふけってしまった。

こんな事言える子じゃなかったのになぁ、と。

おかげで野本さんも藤原さんもほぼスルーで、由規乃ちゃんとばかり話してしまう。いつもの事だけど。



土曜日の元町映画館、上映後の舞台挨拶では最近では珍しく質問コーナーがありました。

とは言え、最初は誰も手を挙げず。

若干の沈黙。

まぁ、最初はみんな嫌なものですからね。

で、

それではと、

わたくしがハイ!と。

で、思わず野本監督が嫌そうな顔をする。


聞いたのは、監督には、こだわりの演出されましたか?女優お二人には、どんな場面で演出を受けましたか?みたいなお話し。

アンサーは、特にしてないし、受けてない。ってお答え。

わたくし、思わず聞こえるように呟く

「やっば、演出してないんだ」

野本監督も思わず

「仕事してないみたいに言うな!」


ああ大丈夫です、ふたりとも笑いながら喋ってます。いつも通りのやり取り。

だから嫌な顔されたんですけどね。笑


野本監督作品って、この役は誰この役は誰それって、脚本を書いてる段階から決めて書かれてる場合が多々あるのです。所謂当て書き。

だから台詞ひとつひとつ、その役者さんが言いそうな事や演じやすいだろう言葉で書かれてたりするのです。つまり撮影する前から既に役者さんに寄り添っているのです。

まぁそれは良いところでも有り困ったところでもありますけどね。思いが込もり過ぎないかと、考えたりしてしまう。


その後は僕のおかげで(笑)ほぐれたのか、幾つかの Q & Aも有り、これで最後って形になったのですが、当てられた方がその前の方と質問内容が被ってしまったんですね、で、無しになった。

じゃと、わたくし。

普通はふたつ目は無いけど、

もうひとついいですか?と手を挙げたらOKが。

と言うのも、実はここまで監督ばっかりでせっかく来られてる女優おふたりが余り喋ってなかったのです。

野本監督曰く、今日のお客様レベルが高いと言われた皆様ですが、基本作品についての質問で、どうしても話しが監督ばっかりになってしまってたのです。

「今日は余り藤原さんと村上さんのお話しが聞けてないので、おふたりにお尋ね致します」

いいでしょ、この入り、これなら2回目質問もみんな納得する。

で、

「教えて下さい。野本梢の弱点って何ですか?」

みんな、コケてた。


そんな変な質問じゃないと思うんだけど、間違ってました?

「立場上答えにくかったら、嫌なとことか苦手なとこでもOKです」

空気を読んで自分でフォローを入れる。

でもヤッパリそんな変な質問じゃないと思うんだけどなあ。


でもね、藤原さんが受けて早速喋り始めて頂く。さすが麻希さん。

野本さんと藤原さんってもう10年以上、

それこそ映画の世界で一緒に仕事をする前からの付き合いとの事なんで、ある意味深〜い信頼関係があるのです。

で、麻希さんのお答え。

「監督には、家や部屋、家族に車。今回はとうとう子供まで映画作品の為に提供させられてきました」←言い方!笑

「つまり、暗黙でそれを了解させられる、そんなとこが嫌いです」

言ってる内容ほど、そんなに嫌そうでは無い口振りではありました、フォローするとね。

みんな笑ってました。

ただ、誰かが思わず言いました。

「それまるでジャイアン!」


お前のモノは俺のモノ。


そう言う事な訳です。

主演女優のプライベートを、有無も言わさず映画に使用してしまう。


村上さんはと言うと、こんなお答え。

「監督に演技の事で何回かお聞きしたいと思う事が現場では有ったんですが、何故か監督、絶対居るはずなんですが、姿が見えないんです。ホントにいつもいつも。

存在を隠してしまうのです。だから相談とか出来なくて、そこが、ホント困りました」

撮影中なのに、どこに居るのか分からなくなるらしいのです。

確かに、困るよね。


で、

この舞台挨拶後に、

付けられたあだ名が、

「存在の薄いジャイアン」


僕が書いたんじゃないですよ、こちらの劇場スタッフさんがツイートされてました。

まあ僕の質問からさらに話しが広がったし、結構劇場も盛り上がった感はあったんで、まぁ良かったです。

でも、劇場スタッフさんの舞台挨拶リポートには、最後に変な質問も有った等等と書かれてたような記憶があるのですが、、、


ちなみに、翌日の京都の舞台挨拶は、なんか時間も無さそうだったし、神戸の事もあったんで、質問は自粛しました。この直後に神戸におふたり向かわないといけないの知ってましたからですが、

いや正確に言うと、

一番前に座ってる自分を見つけた瞬間から、

野本さんから今日は黙ってろ!的な光線を浴び続けてたからです。




京都



神戸


神戸では一切目線くれなかったのに、京都では、ずっとこっちを。

これも、

なんか見張られてるような気がしたのは、僕の思い過ごしだろうか。