生歌が聴きたいと思った。

なんとなくそう感じた月曜日の午後の事。全然知らない人のライブ、そういうのも悪くはないと思ったのだけど、一度くらいは聴いた事のある方が良いかなと考えたりして、誰かライブして無いかなとインスタ眺めてたら、アップされてたストーリーが目についた。

本日京都でライブあります、そんなストーリーを見つける。

検索したら、京都のmojoというところで19時からスタート。

仕事終わりに即向かえば間に合うかなと。ただ、場所が四条烏丸なんで、自分は車だし、渋滞したら怪しいと考えた。

あと、本日は3組出演だったところ、1組がキャンセル。なので単純に30分短縮されるよう。

おまけに初めての場所で、車を停めるパーキング探して、店も探さないといけないから、ハッキリ言って時間的な余裕は全く無い。

間に合うか?

勿論ネットで場所は検索。

京都シネマのまぁまぁ近くなんで、比較的お手頃なパーキングが脳裏に浮かぶ。最悪そこに停めれば良い訳です。ちょっと歩くけど。

勿論先ずライブハウス近くで探しますけど。

ただ京都市内は道一本隔てただけでコインパーキングの値段が3倍違うなんて事が普通なのだ。

その分、物販や店のドリンクに使う方が有意義なんで、パーキングどこでもいいや!的な事はしない。


取り敢えずみたいな感じで、気づいたら高速のってました。

で、

案の定、高速の京都南のインターを降りたら渋滞してた。全然動かない。そう事故でした。一応、お目当てにした小出夏花さんは出番が2番目なんで、余裕ありだと思ってたけど、なんかヤバい?2番目と言っても2組だから、トリで、そもそも無茶苦茶早く終わる予定なのだ。

やはりというか、ライブハウス近くまで着いたら、そんなに時間は無かった。

一応、出来る事なら、途中から聴くのは嫌だし、

正直トップの方、全く知らないから、遅れてもいいかも知れないのだけど、

それもやはり嫌だなと、目についたパーキングに結局放り込む。結果ライブハウスから歩いてすぐのとこでした。


19:00スタート、数分前に着いた。

変な店。笑




コイツ何?笑

店のキャラクターでしょうね。

ちなみに、写真は帰りに撮りました。



階段降りると、受付と結構広いbarスペース。

一瞬ここでライブやるの?と思った。勿論違ってました。

で、

その奥にライブスペースというお店。

入ると、僕ひとり。笑

確かに月曜日だけどさあ、、、な感じ。


ライブ開演の時間にもうひとり増えたけど、

お客さんふたりでスタートしてしまう。

僕は予約なしの飛び入りだったのですが、そういえば受付で、当然のように、

「お目当は小出夏花さんですよね」って言われたのを思い出した。

トップの方、予約なかったんだろうなぁ。


ただ、

大変嬉しい事に一曲目が手嶌葵さんの「明日への手紙」だった。

ハイトーンボイスでとても丁寧に歌うアーティストさんでした。

とても聞きたかった曲だったんで、素直に嬉しかった。その歌を聞けただけで、今日来て良かったと思った。

聞きたかったのは、冬、この歌を聴くとある人の事を思い出すからなのだけど、

そう、

数年前のことだけど、

彼女が路上ライブでよく歌ってた曲。

何度聴いたか。

何度聴きに行ったか。

全国を路上ライブで回ってたひと。




もう一年以上前、

それこそ、

ある日突然、

彼女はいなくなったのです。


勿論、ホントにこの世からいなくなった訳では無く、多分だけどね、

全てのSNSの更新を辞め、音楽活動もしなくなったという事です。

それにしても何をしてるのか、全く分からなくなった。

彼女のファンの方も心配して探したらしいけど分からなかったみたいだった。僕みたいなのにさえ、何か知らないかとDMがきたりもした。

余りにも音沙汰がなくなり、実際コロナもあったりしたんで、

正直、歌は辞めてしまったのかと、僕は思った。

それまでもホントに色々あった彼女だったんで、さすがに今度ばかりは、心の糸が切れたんだと感じた。

全然ままならない日常がやってきてしまったからで、

さらに彼女にしたら、また何回か目の再スタートを切ろうとしてた時だったんで、もう、持たなかったんじゃないかと。


ただ、時々思い出したりはしてた。何か出来るわけでも無く、それくらいしかやれる事も無くて。


しかし、

それはまた突然だった。

日曜日の事。

何もする気のしない朝。

いつもの感じでインスタ眺めてたら、

その彼女の歌がアップされてた。

突然のこと過ぎて上手く理解出来ないまま、ツイッター検索したら、そちらも更新。いや、もうさすがに通知とかにしてなかったんだ。だから気づかなかったんだけど、ユーチューブみたら、そっちも更新されてたんで、戻ってきたことを確信した。

嬉しかったけど、微妙な感情もあり、リプもコメントもしなかった。彼女の事が大好きだった人ほど、反応しなかったような気がします。

みんな、複雑なのだと思う。

何にも言わないままに、いなくなってしまったからだけど、

僕もそうだから、なんか分かる。


歌を忘れることは、やはり、出来なかった。そういうこと、簡単に言えば。

多分、そんな簡単な事で表現出来ないとは思うけど。

勿論、また応援するし、会いたいとも思う。どこでもいいから、またライブやって欲しい。とりあは、そう願う。



そんな事があって、生の歌が聴きたくなったのだと思う。

彼女の歌を生で聴く事はまだまだ出来そうも無いだろうし、

せめて、歌うことが好きな、そんな人のライブを聞きたかったのだ。



今日のライブ。



小出夏花さんは以前ライブを聞かせて頂き、強く印象に残っていた。また、聴きたいと思わせてくれるそんなアーティストさんです。とにかくバラードは上手い。

ただ、あと、夏花さんのステージになると急にお客さんが増えて思わず苦笑い。

この日はひとりキャンセルで、出番はふたりだけなんですよ。皆さんどこ居たの?ですよ。

お願いだから、みんな最初から聞こうよって思ってしまった。お目当しか、聴かないのは如何なものって、いつも思う。



ライブ後、「明日への手紙」を歌ってくれたmisaさんにご挨拶に行く。

いや、ツイッター検索したんだけど、misaじゃたくさん他にも有りすぎてアカウント見つけ出せなかったんですよ。

なのでアカウントを教えて貰って見つけました。

綺麗な歌声なんで、又聴きたいと思ったんで近くライブは無いですか?とも尋ねた。

一番近いのは来年1月ですと教えてもらったら、

場所が京都のルータールーターでした。

偶然なんですが、復活した彼女、果なというのですが、僕が初めて彼女のライブを観に行ったライブハウスがそのルータールーターなんですよ。

ちょっと驚く。

京都のライブハウスはたくさんある中で、あくまでも偶然でしか無いけど、

なんか面白くて、ひとりでニヤニヤしてました。

色々楽しみな事がこれから始まる、

そんな気がして仕方なかったんで。