久し振りにシネリーブル梅田へ。テアトル系の映画館で、空中庭園があるビルの3階と4階にあるシアター。洋、邦問わず、まあ洋画多目ですが、どちらかと言えばインディーズやそれに近い作品が主に上映されてます。
いえ、ですね〜、
この時期のここの場所には、
毎年とても大きなクリスマスツリーが建てられ飾られていて、映画観に来る次いでにそのツリーを見るのがいい年をした僕でも楽しみだったのですが、
今年はさすがに何も無し。ビルの谷間は至って殺風景なまま、、、寂し過ぎないか。。。
空中庭園まで行くとなんかイベントやってるらしいのですが、さすがに屋上のそれ見に行くなんてそこまではしないよ笑笑。
因みに2019年はこんな感じ。



おろかもの、という映画を観にきたのでございます。

田辺・弁慶映画祭ってのがあるのですが、おろかものは2020年のグランプリ作品。



主演女優賞と他もいくつか賞を受賞。
あと、このポスターのタイトル字、主演の笠松七海さんが書いたものをモチーフにデザインされたものだそうです。
いやいや、何故そこにデザイナー入れる?

笠松さんが大変ご立腹されておられました。
わたしが書いたの、そのまま使えばいいと思いません!!と。
でね、この写真は同じく笠松さん演じた洋子の友人シャオメイ役のよーびさん、ああ葉媚って書きます。台湾からの留学生って設定で、しかし実際台湾のお方です。
でね、実は彼女が映画の撮影合間にバシャバシャと撮った写真を使ったのです。そうそのまま。
え〜!?ですよね?笠松さんの気持ち分かる。
何故笠松さんのは一手間加えて、葉媚さんのはそのまま使う!?のです。
笠松さんのお怒りはごもっともです笑。
そして今でもまだ根に持っているみたいでございます。
因みに監督さん曰く、笠松七海さんの事務所から請求書が来ると怖いからだったそうです。
自主製作作品は結構そういう細かとこも気にしてしまうのでございます。


ここ座席指定なのですが、席を選ぼうとしたら最前列がみんな❌印で、あれ?何故皆様最前を早々に確保?って思ったら最前はそもそも座れない設定でした。
で、自分は2列目。
なんか、遠い。
てか、こんな遠いんで、マスク無しでよくない?
折角の舞台挨拶なんだし。
ん?それはさすがに駄目なのかな?


ずっとこの角度で、笠松さんこっち見てくれないし。
まあ例によって端っこに座った僕が悪いか。なんかね、つい、座席選ぶ時は直ぐ端っこ選択なのです。

しかし、本日の笠松さんえらく堂々としてるし、はっきり言いたい事言ってるので、結構驚いてました。主演作品が何本か続いて自覚のようなものが芽生えてるのだろう。自信と言っても良い。評価される事でこの演じ方で良いんだって感じられるようになったのかも知れませんね。

上映後、
笠松さんには珍しく劇場のロビーに登場。いや彼女あんまり出て来ない方なのです。だから舞台挨拶のその後に出て来なくても理解してあげて下さい。多分舞台挨拶でエネルギー使い果たしてしまうタイプなのでしょう笑。あとシャイ。
最近は少し変わったのかな、
ちょっとだけお会い出来たのだけど、
すっかり主演女優でした。
この数年見てきたけど、なんかしっかりしてきたよなぁって笑。すいません完全上からで。
でも大人になったな、ってイメージ、
まあそれなりに大人なお年頃。
でも、
劇中では相変わらず女子高生役なんですが笑
いや〜そもそも出てる作品の大半が女子高生役なのですが。



映画のストーリーは、結婚式を1ヶ月後に控える兄の携帯を見てしまった妹が、そこで兄の浮気を知る。
普通はそんな事しないと思うのだけど、兄を尾行し一眼カメラで現場写真を盗撮。浮気を確信。
一応大事な事なんで追加情報、両親は既に多分事故だと思うのですが失くしていて、兄と妹のふたり暮らし。そういうシチュエーションも関係してます。きっとね、妹は兄が大好きなんです、ふたりきりの家族ですから、だから行動が若干過激。
許せないという意識。
浮気現場後、相手の女性を尾行し、ついつい、そして挙句直談判しちゃいます。
でも彼女になんか興味感じてしまった?
そして彼女の方が一枚上手。
ちなみに浮気相手役、村田唯さん。

浮気相手である彼女の思いに完全に呑まれてしまう。なんか惹かれるものを感じてしまったんですね。
そして、いや連絡先を貰ったんですよ笑。
いや、する?そういうの。渡す?
まあ、好きな男の妹だから、かな?

で、なんか、連絡してしまう。
さらに浮気相手家に来ちゃうのです。兄と住んでる場所。
来たいって言う相手に、お兄ちゃん居ないときなら良いとか言ってしまう。

で、なんかだんだん仲良くなってしまい、ついに浮気相手に言ってしまう。
「結婚式、止めてみます?」
浮気相手と新郎の妹の不思議な組み合わせのふたりの結婚阻止作戦が始まるのです。
このくだりホントワクワクさせられました。面白かった。所謂掴みはオッケーです。
ふたりはかなり仲良くなります。何故かそれなんか分かる気はするのです。伝わる感じ。同じ人を愛する仲間的な。
でも、阻止作戦が続くと思いきや、ふたりは結婚相手や兄の思いや感情を目の当たりにしていき、徐々に気持ちが萎えていくのです。
観てるこっち側としては、いやまだまだ頑張れよって思ってみてるのですが、なんでしょうかね、収まるところに収まる方が幸福なのかな?なんて思う展開になっていく訳でございます。
観てるこっちはなんか残念になってしまう。
絶対結婚式壊せ〜!って感情な訳です。
そっち応援です。浮気相手応援。

さてさてはてさて結婚式はどうなるの?

オチはそこになるだろうな、と思った通りでしたが、かなり平和な展開に落ち着く。
ちなみに映画の「卒業」みたいな終わり方ではございません。あの映画の終わり方からのバリエーション多いと思うのですが、冷静に見れば捻った終わり方かな。逃げるのは逃げるのですが笑。

あと、村田唯さん演じる浮気相手役はかなり僕が好きな方の村田さんでした。そういう役と演技。浮気相手と言うか愛人、やっぱり似合うなぁと。
村田さん主演の「密かな吐息」という長編があるのですが、それに通じる随所にこの感じこの感じと思ってしまう演技。湿った役どころ、好きですね。
それとコスプレ感満載のスーツ姿も良かった。あれ、監督の趣味なんだろうか。上映後ロビーにいらっしゃったのでお尋ねてしてみれば良かったかな笑
そういうとこにこだわってかつ好きそうな監督さんみたいでした。あくまでも、個人的な意見ですが。でも絶対そういうところがある監督ですね。
はは決めつける。
あと洋子の友人役シャオメイのよーびちゃんが面白い。あのキャラなら、もうちょい出番欲しかったね〜。あれは絶対ハマってるし良きキャラでした。
シャオメイと村田さん演じる浮気相手で何か映画作ってくれないかな笑。まぁおふたりはよく共演してるんだけど、この「おろかもの」の役のイメージで何かやってくれないかな、って事でございます。