今年のSKIP映画祭はオンライン形式での開催でした。
通常会場まで足を運ぶとせっかくなのだからと少しでも多くの作品を観ようとするものですが、
配信となると興味を感じた作品しか観ないものですね、結局2作品しか観なかった。
「雨の方舟」
今年の2月に京都の北白川まで足を運んで観せて頂いた作品。とある大学の映画学科卒業製作。
別に大学名を伏せる気は無いのですが、彼女達が卒業した後、大学の名前が変わったんですよ、だからかな笑。
多分だけど、彼女達に大学名を尋ねたら、前の名前で答えそうだ。
そういう年度の卒展作品。
それ以来でしたが、微妙に編集されてて、監督さん曰く、ただ、ほぼトータルの上映時間は変わって無いですとの事。ん?じゃ何をどう変えたの?ですね笑。
だから、微妙に、編集です。
整音というやつかな、音が綺麗になってて台詞が聞き取りやすくなってたのは個人的には嬉しく、いえ、台詞って大事じゃないですか。何を言ったか聞き逃してしまうと話しが全く違う意味のものになる場合だってあり得る訳で、
敢えてそうする作品とかも有りますよ、リアリティとか追求し始めたりしたら、
でも、言葉を大切にしたい者にとっては一語一句で捉え方が変わってしまうのですよ。
まぁ誰が言ってるの?ですが笑
で、話を戻して微妙に編集の件。
今回オンラインと言う形で監督へのQ&Aも配信があり、その配信も見せて頂いたのです。
そこで一応わたくしの質問も取り上げて頂き、その内容が編集の件。
少し違う印象を受けたんでその質問を投げさせて貰ったのですが、
アンサーが、
説明っぽくなるのが嫌なんで、台詞のやり取りの際のカット数を減らしたんだとか。
つまり例えば演者A→演者B→A→B的なカットを最後や途中の相手の台詞を受けて、の部分は切る。みたいな。
だからそんなに変わった訳では無いのだが、やはり受ける印象は変わった。勿論個人の感想です。
BGMは増やしたらしいので、
いや、言われて気付いてたのですが、初めて観た時、この作品、時間が淡々と流れる、まぁ良い意味ですよ、舞台が山奥の村での話しなので、そういう自然さ素朴さ、が上手く生きている風で、そんな作品だなと感じたのですが、
なんか若干の洗練さが。
そして70分が早く感じた。
そもそもからドラマティックな動きはさほど無いストーリーなんだけど、
ある意味すんなり
纏まっちゃったかな?
結局伏線はほぼ回収されず笑、それはもう監督や脚本家の性格か志向なんだろうから、観る側が勝手に膨らませれば良い事なんだけど、
あと最近こういうのが逆に主流ですか?
答えの無い作品。勿論自分なりの答えが見つかればいいと思うのですが。
まっ、それでも最低限の解答は欲しいかな。
人が消えていくというストーリーの流れは面白いんで、そこにもう少し説得力が欲しい。
ほんの些細なきっかけで居なくなる、
ってのは分かるしその破滅的な行動や発想は個人的には好きなんですが。なんかそういう感じでは無く、結局みんな逃げていく、そんな印象のものがたり。
旅立つじゃなく、逃げる。
この作品は、山奥の過疎化する村が舞台の話しで、そこで暮らす謎の若い5人の共同生活。多分それが方舟なんだろうけれど、
ただ、そこからひとりまたひとりと消えてゆき、それと同じように村で暮らす老人達も少しずつ、一人で生きていく事が出来なくなり、この村から町や都市のそういう施設へと移る、そんな部分も並行して描かれていく。
人が居なくなる村、そういう風景も見せたかったのでしょうか。
時間は確実に経過していき、肉体が老いるように、村も老いていく。
地方の山村では、それが日常なのです。
上記のQ&Aのあと、
本間先生のオンラインインタビューってのも有りまして、見つけたんでそっちも覗かして頂いたのです。
フェイスブックから入って、ズームのIDコード貰って、みたいな流れで。まあまあ面倒なんで、ほぼ関係者さんばかりだったのでは?
おまけに関係者では無いわたくしはこの本間先生を存じあげない。調べもしなかったので、普通に彼女たちの映画学科の先生だろう、くらいで片付けてしまう笑。
始まると、とんでもなくよくお喋りになる先生で、おまけに凄く凄く仕切る方。
いえ、まあまあな数の方がいらしたのですが、
そしてZOOMなんですが、
誰も全く喋らず、本間先生が話しを振ると
どうにか喋るのですが、
見事なまでに余計な事は一切口を挟まない。
皆さん本間先生に集中して、
本間先生にきちんと調教でもされておられるようなのだ。
なんだ?この感じ?
授業?
講義?
苦笑。
わたくしは顔出し声出しはOFF にして、
いえ、全く関係者じゃないですからね、
それ最初にルームに入った時からその辺りの空気は感じてそう設定したんです。
でも、段々となんかお話し聞くだけだと面白くなくなってきてしまい、
途中からチャットでコメントを連発し始めたのです。
当然のように、ほぼコメント欄、僕だけ笑。
最初は気付かれてないのか、スルーされてるのか、本間先生に全くいじられなかったのですが、余りにも連発してたからか、
後半一転して攻撃され始める笑。
「capぞーって、きみ誰だ?」
本間先生、凄くて、ちゃんとキャプぞーって呼んで頂いた事。正解です。初見だと普通間違えられるのですが、さすがです。
本人的には例によってふざけた事書いてたんですが、なんかごちゃごちゃコメント続けてたら確信に触れる事を書いたらしく、
「絶対関係者だろ!顔出して喋れ!」と、怒られました。
多分ですが、本間先生のインタビューって事で、皆さんホント静かで、本間先生の講義みたいになっていたので、
誰か突っかかてくる奴見つけて討論的な事をされたかったのかなと、思った次第。
でもまぁ、
それはそれで怖いんで笑
ちょっとの間だけ大人しくしてましたが、
またすぐごちゃごちゃコメント入れ始めたら、何気に本間先生チョイチョイと読んで頂くようになりました、
終わり頃はね。
慣れたのでしょうね、適応能力というやつ。
でも、何か納得は当然されてなくて、映画の話しを一通り終わると、
しかしcapぞーは謎だと再々言って頂き、まぁ一応爪跡は残せたかな?と、違うか?
さらに、本間先生、監督や出演者さん達に、
誰か知ってる?と聞いて回っておられました。
関係者でも無いんで皆様当然知らないので、知りませんとのお答えが続く中、
主演の大塚さん、真面目かな?笑。
きちんと、
よく映画を観に来て頂いてるかたですと普通に答えてしまう。
いやいや、
貴方も知りませんって言わないと、
謎の存在で終わらせないと、
面白くないよ〜
と思わず突っ込みを独り言してしまいました。
ちなみに、後で調べたら、本間先生はそもそもメディアの仕事をされており、コメンテーターや講演もされてるお方で、だから喋りが達者なんだと納得。
で、さらに大学の副学長という立場にもおられる先生でした。なかなか失礼してしまった。
いや〜だから皆さんあんなに従順だったのか、と。
でもZOOMの画像に映る女性陣はそんなやり取りに結構ニヤニヤしてたし、大塚さんも後でコメント読んでました〜ってリプライいただきましたので、まぁ多少はこの配信イベント?、に賑やかしとして貢献出来たのでは、と思った次第です。
いや、ヤッパリ違うかな?


