好きな作品が久し振りに上映されるとの事で、今週も京都まで。なんか毎週来てないか?などと思いつつも。
京都国際学生映画祭。
場所は京都文化博物館、ここ一応通常も定期的に少しばかり古い映画が上映されてます。特集上映とかです。
2月23日の今日は開催3日目。入選作品16作、その中でプログラムDの4作品が上映。
特別上映として「嵐電」の上映が有り、
その後、表彰式、グランプリの発表。
一応準グランプリと、当然ですがグランプリ作品の上映も行われると言う流れ。
プログラムDで上映される「ひとひら」を観たくなってやって来たのです。
2年近く前に観た作品で、
当然撮影されたのは更に以前になる訳です。
主演の芋生悠さんも青木柚くんも、ひたすら幼い笑。
最近の彼彼女の作品しか観てない人は本人と気付かないんじゃないかなと思うほど、それくらい、幼い。
作品は改めて観ても、以前に観た時の感覚が蘇り、儚くて脆いその世代の時にしか持ち得ない感情をひたすらに守ろうとする、少女のひたむきな願いのようなものを僕らは見つめる事になる。
一歩踏み出してしまう。
あの終わり方で良かったのか否かで吉田監督は迷ったと以前言われてたのを思いだした。確かに迷うと思う。出来る事ならいつまでも無色透明な瞬間の中に居て欲しかった。かもね。
この作品、早稲田大学に映画を作る授業が有るのですが、そこで製作された作品です。
選ばれた4チーム?の作品が授業として作られるのですが、吉田監督、先生と呼ばれる指導教官さん達大人と戦い続け、こうした方がいいああした方がいいと言われ続け、心折れそうになりながら作った作品で、
でも結局自分達を最終的には押し通したとか。
因みに、同じ学年で作られた作品に小川紗良監督の「最後の星」が有ります。最近女優さんとして地上派のテレビにちょくちょく出られておられてますお方。
2年前、卒業展として早稲田松竹でそれらの作品、数日上映されたのです。
わたし1日だけ行けたのですが、実はその時観たのは最後の星の方で、ひとひら観なかったんですよね^_^駄目だよですね。
あと、小川監督も指導教官さん達大人と戦い続け、一度は大人達のアドバイスと言う名の脅迫的プレッシャーに負け作品を編集したのですが、その上映会前に急遽前に戻して上映決行したとか。
大人の意見なんて結局聞かない、
奇しくもそれぞれ、そんな奴らだったのです笑。
監督は吉田奈津美さんと町田梨華さん。
先に書いてしまうのですが、
最終審査員鈴木卓爾賞を受賞するのです。
受賞式で鈴木さんからの賞状授与の時、町田梨華さんの名前をりかと呼んだら、「りんかで〜す!」とおおきな声で言った吉田さんになんかホッコリしました。パンフにもリカって書いてるので、ここぞとばかり主張したのかも知れない。大切な仲間だし。
国内101作品、海外176作品、合計277作品から16作品が選ばれ入選。そして最終審査員3人がグランプリ、準グランプリ、それぞれの選んだ審査員賞を決定。
日本の作品も数作、入選していたのですが、グランプリ、準グランプリ共に海外作品でした。
上映され観たのですが、どちらも女の子たちの個人的な事がテーマの作品で、かつ、主人公が8歳の女の子と、10代前半の女の子達。ひとひらもティーンエージの話しなので、なんだこの偏り傾向は?なんて感じました。学生映画祭なので主人公達が若年なのは何となくは理解はするのですが、低年齢過ぎ笑。
ひとひら以外で本日観た作品、高校生の子を持つ40,50代の母親、男の子(アニメですが)、高校生の男子が主人公の話しで、それぞれ香港、中国、ドイツの作品。
テーマも格差社会や環境問題、人種や宗教による差別問題。と、ある意味多種多様。
高校生や大学生、20代が主人公でその視点から自分達や同じ世代の抱える何かを描くそんな作品が多いのかなと思いきや、逆にほぼ無い。
観ていない作品も多いんで一概に言えないのですが、パンフレット読んでると日本の作品で選ばれた他の作品は先に自分が書いた世代を描いているのですが、海外の作品はまるで違う。
そう言うのに逆に全く囚われていない。
つまり、自分で作る作品の枠を決め付けていないのだ。
結局16作品中、6作品しか観ておらず、審査が個人的に、妥当なのかは判断不明で、
審査員3人が全員一致と言われてたのですが、
さてさてそこまで抜けたグランプリかなと言うのが正直な感想ではある。
準なんて単なる破茶滅茶なだけ、
だけどなあ笑。
そう言うの嫌いでは無いが、
余り観たくないようなシーンが多くて、素直に笑えず。面白いと思うところのようですが、ノルウェーの笑いは自分には多分、向かない笑。
グランプリの子役の子は確かに秀逸だったけれど、そこだけが決め手だった感もあり。
まあ主演女優賞が有れば、間違いなく彼女だろう。それは自分も投票する。如何せん他は観てないけれど。
もう1日来て全作品観れば良かったなぁとコンペ形式の映画祭では、いつも感じる。
自分の感性が他人様とどれだけ違うのか、確かめる意味でも、です。
でも8歳の女の子にやられちゃうなんてね、
世界的に、
優れた子役にはみんな勝てないのかも知れないですね笑。
上映合間に、誰かSNSになんか書いてないかなと見てたら、
入選作品の関係の方が、製作予算の事書いてて、
今回の作品を撮るにあたって、大学か、その関係団体から製作費として40万を支給されたのです。
勿論全然足らないでしょうけどね。
先日お伺いした大学の卒業作品なんかもそうみたいで、
それこそクラウドファンディングしたり、
自分達でスポンサー探したり、
後は自腹?
そうして予算を作ったのでしょうが、
グランプリ取った外国の監督さんが言われてたんですか、
映画学校の方から資金援助として貰った予算が短編だけど600万だったらしい。
国はオランダです。
因みに準はノルウェーの作品だけど、
映像観てると、そこそこ予算は貰ってそうです。
その辺日本チープに映るんですねぇ。頑張ってはいるけど、なんか残念。まぁ、かと言って何でもかんでも大盤振る舞いは出来ないのは、当然ですが、学内から予算が出るなら学内の審査的なものを通ったからでしょうから、もう少し何とかならないか?
ただそうなると学費が上がるかも知れないか?笑。
今日は「嵐電」の特別上映があり、英語の字幕が付いてました、一応国際映画祭なもので。
でもなんか新鮮笑。字幕は殆ど読んでなかったですが、
いえ、読むって疲れるでしょ。
ただ通常洋画は字幕の方で観ます。
女優の大西礼芳さんが審査員として当日はずっと会場に。
嵐電の上映後に、Q&Aのコーナーが急に出現笑。
せめて前もって言ってくれてたら良いのに、突然なんで、
案の定、
皆様シーン。
10分やりますとの事でしたので、急ぎ考えたのですが、
いえね、
国際映画祭だから?
本日は通訳の方がおられ、
登壇者の方のひとつひとつの発言をいちいち通訳が入るのです。
誰かが発言、
それを通訳、
発言に回答、
それを通訳、
その回答を受けて発言、
それを通訳。
そんな具合なんでトークのやり取りにならないし、長い笑。ぼーっと眺める感じについついなってしまう。
10分有ると思ったのですが、2つの質問ですぐ時間オーバーで終了。わたしは質問出来ず。
海外作品や海外の監督さんへの質問なら仕方ないけど、日本の作品である嵐電の監督さんと主演女優さんなんだから、もう少し活発なトークをしたかったし、聞きたかったかな。
通訳さんは悪くないが、
やはりテンポが悪くなってしまうし、なによりも時間がとても掛かる。
それにふたつの質問も、全然ピンとこなかったですね。鈴木監督も面白くなさそうでした。
それは勿論あくまでもわたしの勝手な感想ですが。
(あとで個人的に行けばって?その通りです)
いや、ふたつ目の質問は被せて聞けば広がる部分もあったけど、通訳さんの件もあって時間が無い。と言うか会場がそう言う雰囲気では無い。
正直、コロナの件もあって、外国の方は、ほぼ、おられなかったようで、、、
まあ進行はしっかりされてましたよ。臨機応変に変えれないでしょうし。
まあこっちも構えてしまったかな、
嵐電って、突っ込みどころ満載の作品なので、いつものミニシアターなら、あれこれと皆さん質問出てきただろうな。
簡単に言うとノリが悪い笑。
鈴木監督もそれは察知されてたのか、何でも聞いて下さいって感じでしたが、出てきたのは至極真面目な質問。
あ〜あ、くだらない事聞くのが今日の僕の役目だったか〜!と反省。そんな奴普通そんなに居ないのです。実は訳が分からないくらいの質問の方が絶対面白いのだ。
最後のグランプリ作品についてのトークの時も大西礼芳さんが、なかなかユニークな質問の仕方をされてました。笑えるような。
もうお一方の審査員瀬々敬久さんもなるべく和やかにという雰囲気のトークをされてたし、
大西さん、同じこだわりの部分を再度質問をするというお笑いで言う所の被せと言うテクニックで笑いを誘ってました、えらい!笑。
ちなみに、
再々の質問内容は主演の女の子の、
鼻息と鼻づまりについて。
そこに引っ掛かるのね笑。
「浮かぶ」と言う映画の撮影の際のオフショット。吉田監督の最新作になります。
まだ上映された事の無い作品ですが。
表彰式とかもあってバタバタしてたのですが、
なんとか吉田さん見つけて声を掛けさせて頂き、そしてかなり久し振りだったけれど思い出して頂きました。まあまあ無理矢理感満載だったけどね(笑)
「浮かぶ」は一応エンドロールに名前を載せて頂く予定なのです。
ちなみにcapぞーじゃないですが。


