作品と呼ばれる創作されたものには、疑問や不確実な部分は当然存在し、何故?とか敢えて?等と思われるところを全て掘り下げようものなら、そこには自身で想像すると言う楽しみを自らが捨ててしまう、それは謂わばとても愚かな行為のひとつなのかも知れないとも思われる。
いまどき珍しくないか。
ただそれと並行し、知りたいと言う至って感情に素直な欲求が、存在し、かつ、かなり大きな容量で脳内や、有るとすれば心の中で膨らみ続けることも間違いの無い真理でしょう。
映画についてを書いています。なので台詞や文章で説明せず、映像で見せれば良いとも言えるのですが、言葉と映像では伝わり方が異なり、捉え方も当然違うので、真意はどれ程伝わるのか、そこが疑問だったり致します。
まあ、うがった見方をすれば、100人いれば100通りの反応を楽しむと言う、そんなスタンスで製作してしまう確信犯もいるでしょう。
悪戯か稚拙か不明なものも、そして存在し、時には地雷を踏んでしまう事も。そう悪意だっていう場合もあるのだ。
自分が発した言葉・感想を笑われても構わないのだが、そもそもウケを狙ったのなら良しだか、例え悪戯心だとしても誰かが意図した思惑にはまったとしたら、これはイケナイ。誰かを攻める以前に後悔の念に苛まれる訳で、その空間と時間を消してしまいたくなる。何せ破壊する訳にはいかないし、簡単にリセットも出来ない。そう言う追い込まれる感じがイヤで文章を書けなくなったり、感想を語れなくなる。
映画の上映会や舞台観劇に行くと、アンケートを渡される事が多いが、あれが実は大変苦手だ。字や語彙力が稚拙と言う大前提がありますが、それに増して、他人さまに感想と言う己れの感情をあからさましてしまう余りにも無防備な行為に、アンケートを誰か分からない赤の他人に託し、まあきっと関係者なのだろうけれど、
もしかしてその場で大声で今渡したそのアンケートを読み上げられやしないかなんて事まで考えてしまい、それこそ尊厳を嘲笑されたりするのでは無いかと怯え、そしてその時自分はどんな対応を起してしまうのかを想像すると、おかげさまで血圧は正常なのですが、血は煮えたぎるかも知れない。沸騰すると言う意味ですが、実際はそんな事は起こらないだろうし、そもそも無記名なんで、そこまで考える必要は無い?いや、最近はメールアドレスを書く欄があったりするな。お知らせをする為だけど、
あれ、なんか怖い。
2月11日に行った京都造形大映画学科の卒展上映会について、実は書こうと書き始めたこのブログでしたが、それはまた後日ということで、
と申しますのも、
13日に伺ったこちら、
ndjc合評上映会。
いまどき珍しくないか。
よく有るのだろうか?
それとも文化庁だから?
若手作家育成プロジェクト2019 の合評上映会。
てか、若手作家育成プロジェクトって何?ですよね。
各団体?どこ?笑。そこから推薦された映像作家をワークショップを経て、更に選ばれた数名を製作実地研修し、そしてオリジナル脚本を作成、撮影、 編集仕上げの流れで30分程度の作品を、そしてそこに大前提として35mmフィルムでの撮影し作品を作る、がプラスされます。それを簡単に言えば国がバックアップするって事でしょうか。
まぁ一見良いように思えますが、
なかなか大変。どうもスケジュール的に1年はその作品に縛られる事になるようです。
作り終えないとイケナイ訳です。
そして今は実際ほぼデジタルの時代で、今回選ばれた監督さん達の中には35mmフィルム撮影が初!なんて方が逆に普通だったりするのです。
ようはスタッフと言う名の先生達から35mmの映画の作り方をお勉強させて頂く事。そう、そもそも表題にもある若手作家育成プロジェクトなのです。
今回の3人の監督さん達の言葉をお聞きしてると、かなり最初にその先生達から絶対「かまされた」感じを受けましたね笑。
これがホンモノの映画だぜって具合です。
しぼられたのかも。
上映後、監督挨拶があって、ティーチインも。こういう機会があると絶対質問するわたくしですが、そもそも今日は辞めておこうと固く誓っておりました。
合評上映会と言う事で所謂、業界?人も居たり、関係者もいらっしゃったり。
いえね、MCの方に上手く廻してって思いながら....
空気読む気の無い勇者が先ずはお一人。どうも撮影か照明のプロの方のようで、
「魚座どうし」の山中遥子監督に集中砲火。
「照明が暗すぎて役者の表情が分からない」
「敢えて、です」
とある海外監督の影響らしい。
「ハレーション起こった映像、なんで撮り直さないの?」
「わたしの選択です」
他にもバトルはあったんですが、全く引かない山中監督、面白過ぎましたね。作品は自分です!みたいなスタンスはなかなか男前でした。
山中さんの「あみこ」意味不明な面白さがあったけれど、今作の、何故か小学生の生き苦しさを描いたような作品でしたが、とても不条理からくるユニークと思う感情を受け取りました。ああ、作品面白いって事です。
子供は親を選べない、そんなお話し、かな?
もうお一人川崎僚監督作品の「あなたみたいに、なりたくない。」への質問があって、その後、
もうお一人くらいって言うMCさんに皆様、多分、僕と同じで、何かを期待しながら、我慢我慢。笑。
すると見事にMCさん、やってくれました!
今日観客席に大森一樹監督がいらしておられますので、監督、なにかお願い出来ませんか、
と振って頂きましたのです。
そう、大森監督です。
僕的にはヒポクラテス達とか風の詩を聴け、オレンジロード急行なのです。あの大森一樹監督です。
若干、まさか、おいおいって感じはあったのですが、気持ちよく応えて頂き、本日上映3作の感想と疑問、批評を。
面白かったんで、ここでは書かないけど笑。
どこかで当日の模様が記事化されるのでしょうかねぇ〜?
こういう事を書かないと本当はイケナイのだろうか笑。
ちょっとだけ書くと、
大森監督、女性ふたりの作品の事だけ語って、
男性の島田監督だけスルーしようとして、
会場みんなから総突っ込みされると言うお約束のボケをかまされてました、さすがです笑。
上映後、苦手なアンケートを書いてたら、大森監督は既にお帰りで、
まあお会いしても何も言えないとは思うんですけどね。
ロビーに行くと、川崎僚監督と中之島映画祭さんが。←そう言うツイッターのお名前です。実行委員長さん。
お二人談笑中。
お二人とも、まあまあお久し振りです。
でもね、川崎さん僕の顔見るとすぐ監督仲間の野本梢さんの事ばかり言われるのですよね〜まあ野本ファンとしてプチ情報を頂けるのは有難いのですが、
今日は川崎さんの作品観たくて来たのですよ。
と、申し上げておきました笑。
実際そうですし。
今回の作品は、ある意味川崎作品らしくない、
とにかく優しく穏やかになれる一作。
主演のお二人の表情が後半に進むにつれて美しく感じる。まあ大森監督も言われてたのですが、エンディング前の指輪の件は僕も勘違いしてしまった笑。とても丁寧に作られてたのですが、どうやら川崎さんの中で悪戯心が起きたのでしょうか。ナゾをわざわざ作ってしまう笑。
あと女性ふたりが主役の物語って言うのもなかなかにお馴染みで、この部分は多分譲れないのでしょう、だっていつもそうなんで。



