12月15日
DDD青山クロスシアター
(愛おしき)ボクの時代
今公演はトライアウト公演なのだそうです。
トライアウト公演って何?
簡単に言うとお試し公演みたいもので、
新作を作っていくにあたって、
いきなり大きな劇場でスタートせず、
先ずは小規模の劇場で公演したり、
セットも簡易にして、
あと、この作品はミュージカルなので音楽の面でも、例えば今回はキーボード1名での生演奏という形をとって、
つまりは変化・変更していきやすいものに敢えて、して、行う公演。
そうやってお試し?の公演を繰返し、実際の観客の反応や意見 、当然ですが作る側の判断、演者達の意見も反映させて、都度創り直し創り上げていく、そう言う意図の上で上演される公演らしいのです。
(お試しという表現はどうかとも思いますが、それこそトライアウト公演と言うしかないですね)
実際今回は1ヶ月程の公演期間ですが、
まずプレ公演が前半の2週間行なわれ、その間も公演内容に都度変更や手直しが加えられ、変更の為の中休みも有ったり、そして後半戦が、本公演と言う流れです。
つまり、プレの時と本公演では変更箇所が有る訳ですね。と言うか毎公演毎公演どこかしら変わっていってるのかも知れない。
パンフレット買って見たら、変更点を書かれた紙が挟んで有って、確かに一部曲とか変わってました。色んなものを都度反映させていく、そう言う意図を明確にしての事でしょうね。
なので、一応本公演と書かれてはいますが、今回もそう言う意味ではトライアウトですので、
今後再演を繰返し、完成形へと進化させようという計画。
つまりはだからこれもお試し公演?になるのか?
でも、毎年再演されてる舞台って、結構有ると思うし、なんかわざわざアナウンスする事なのだろうか?笑。
いえ、敢えて文句言ったりケチつけてる訳では無く、
意地悪で言えば例えばセットや音楽面にコストかけて無いよねって言われるのが嫌で前もって敢えてこういう風にしてます的なアナウンスしてるように感じてしまう一面も。
いえね、
そう言う事を抜きにして、
良いものだと思ったんで、敢えてこんな書き方してるのです。
だってどう見ても演者さんスタッフ含め全力のパフォーマンスにしか見えず公演を成功させてると思うのですよ。
あと、スウィング制度。
長期の公演の場合、有ってはいけないのかも知れないが、出演者のコンディションや急なアクシデントが起こりうる事も有り、それに備えて複数の役を代役出来るサブメンバーを用意しておくと言う事で、
この公演でも3人の方が存在。準備をしてサポートされてた。
そして、
自分の知る限りですが、この公演期間中、一度だけ出演メンバーが変更。
それは別にトラブルやコンディション云々は関係なく、
それこそ「お試し?」で交代出演だったようです。
あのですね(苦笑)
僕が今回このミュージカルを観に来た理由が
橋本彩花さんが出演されてるので、伺ったのです。
チケットも1ヶ月以上前に購入。
勘の良い方はお分かりになりますよね、
つまり、
チケットを買った時点で、自分が観る公演でスウィングが行われるなんて事は想像していない訳です。
勿論事前に今回はこういうシステムを取り入れています、との告知は有りましたが、
まさか前日に
明日キャストがひとり変更します
なんて告知、
考えられます?
実際今回有ったのです。
まあ僕はそういう目には合いませんでしたが、
中には自分の推しが出るからと行った舞台にその人が急遽出ないって展開になったお客さんも居たと思われます。
別に病気や怪我では無くて、スウィングのメンバーを使ってみてみたかったから、って感じ受けるのですが、それってどうなの?
その公演自体のベストを観たいという意味でなら理解は出来るので、
そう言う事に遭遇してしまえば多分納得はしてしまうのでしょうが、なんか複雑だろうなぁが、感想。
ホント、その日で無くて良かったとしか思えず。
そして、
付け加えれば、それに選ばれた彼女の気持ちをちょっと心配してしまった。
変更された。
たった1回では有りますが、
敢えてその1回。
問題が無いなら、
意味もなくキャストを変更するのはおかしい。
そう思う。観に来るお客さんが居る訳で、
ベストを提供するという意味で、例えばコンディション的に難しいとかなら仕方ないのですが、そうじゃないって!何?
役柄としては正直メインキャストでは無い。
ミュージカルなので、全員が出るシーンも多く登場する事も結構多いのですが、台詞は少なめだしやソロパートも特に有る訳ではない。多分僕が観た彼女の舞台の中で最も台詞の無いお芝居だったと思う。まあミュージカルだから、そもそも台詞は少なめでしょうが、声を聞くことが少なかった。全員パートの歌は勿論有りましたがけれどね、全員で歌うので判別出来ない。
今回ミュージカルなんでタップダンスが有るのですが、この為に始めたみたいなのです。
そんな風には見えなかった。
まあタップ上手い下手なんて分からないですけどね。
ただダンスが、しなやかで柔らかくて上手いと思いましたね、舞台上で比べるものでは無いと思うのですが、他の方より明らかに綺麗なラインが見えた。
実は結構出来るのは存じあげておりましたが、いつも観てた舞台のダンスが「オタダンス」だったり、「ガールズ公演」特有?の踊りだったりしたので、はて如何なもの?は正直なところでしたが、ちゃんとミュージカルだよなぁ~って。綺麗だよなぁ~って。
目立つ事が良いか悪いかは微妙だけど。
合わせなきゃいけない場合も有るかも、なので。
設定、カピバラ(笑)
そのものというよりカピバラの妖怪かな?
上演後
面会出来なかったんで、写真は撮れず。なので、公式の舞台衣装のお写真。
観た人しか分からない事ですが、首とか凝ってそう笑。ずっ~とあの姿勢だったから。
実は、
舞台を観に行って、
スタンディングオベーションなんてしてしまったのなんて
初でした。
それも思わず。
あの瞬間は、気持ちが高揚したんだろう。余り記憶が無い。
なんか、おおっ!てなってしまった。
トリプルアンコール?
だったとそれは多分記憶してるのですが(多分かい?!)
異様に盛り上がった、
千秋楽でした。
ストーリーが?な部分も若干感じたけれど楽しめた。
100%誉めないよな、自分(笑)
だって猿と武士とナマハゲをお供に天狗に会いに行く話しなんだよ、きびだんごも出てくるし、なんのオマージュだよ!ってなる笑。
曲やダンスで言うと、
「モブの君が」と「カピバラの逆襲」のシーンが個人的には爆笑だったんで、あれは変更とかで無くさないで頂きたい。余りストーリー上、重要とは思えないので、カット候補かも知れず。
と言うのも実のところ正直僕の周りのお客さんには全く受けて無かったような気がしたのは多少と言うより、かなり気にはなりましたんで。あと、僕の感性と言うか、ツボはちょっと人とズレ有りそうなもんで。
ああ、あとブログタイトルですが、主演の風間由次郎さん演じる戸越が妖怪の世界を旅する時の呼び名、役名です。
最後、妖怪の世界に残らないかの誘いを断り、元の世界に戻る時のやり取りがなんか良かったですよね、
『さらば戸越ぃ』に勝手に意味を見つけたりして。


