6日、日曜の夜。
高円寺の北口。
もうすぐ21時だと言うのに、
今から映画を観る。
高円寺シアターバッカスと言う小さなシアター。席は30弱。


3日間上演されてた「俳優監督特集」の最終日最終上映。
村田唯さん主演監督の「デゾレ」と「密かな吐息」
俳優監督特集っていうのは俳優さんが出演し、監督もしている作品。
もしくは監督さんが監督しながら出演もしている、と言う作品を集めた上映会で、一応今回は3人の監督さんの、もしくは俳優さんの作品を特集。(ははは、わざとややこしく書いてます)
簡単に言うと、監督と出演、両方してる作品という事。


シアターに入るなりロビーフロアで村田唯さんに遭遇、ただここで声をかけそびれてしまう。うわっ痛恨。最大の失敗だ。
いえ、そもそも人見知りの自分は、人との最初の入り口を間違えてしまうと声が出せなくなるのだ。そう、その後は声を掛けたり、お会いしても言葉が出ないのです。苦手になってしまうのでしょうね。
これはいけない。どこかで巻き返さなくては、
で、
思った。
本日は上映終了後に舞台挨拶があるので、そこで質問をして印象付けるしか無い(笑)
そう、印象付けて向こうから話しかけて貰うしかないのである。
(質問とかすると、先程は・・と相手側にも切っ掛けになるのです、経験上)

でもね、
21時からの上映だったので、いざ登壇!のタイミングがもう既に23時を廻ってる。
そこから始まったトーク。
監督主演の村田さん、「デゾレ」主演の葉媚(よーび)さん、「密かな」の主演の広木健太さん。
3人のご挨拶から映画について、等々喋ってからのティーチインって、
聞きたい事幾つか有りましたけど、時間がね。
さすがの僕も場の空気は読むのです。僕は良いけど他のお客様、そう終電とか無くなりますよね。
だってこのあと皆様サインとか個人的なご挨拶とかもしたいでしょうから。

で、大人しくしておきました。我慢した。偉いかどうかは分からない。

上映後。
そんな訳で、結局村田さんへの人見知りは解消出来ずで、
当然喋れず。
サインだけ頂戴する(いや、サイン貰ってんじゃねーかよー!?と言う突っこみ聞こえる~、でもそれくらいはさすがに言えますよ、問題はそこから先なんですよ)

葉媚さんとは以前にもお話をしたことがあるので全然喋ってました(笑)
彼女主演で「閃光」と言う作品が有るんですが、
「好きなんですよあの作品」からのトークの入り。
「あれ、全然観れないですけどね」
「ウンウン」と互いに同意からの監督(石橋夕帆)批判(笑)「石橋さん、上映会とかでも全然やらないし」「配信すらされないし」「確かに明らかにタイプが違うんで、石橋作品の中では異質ですけど」「なんなんでしょうねぇ」「観たいねぇ」「ですよねぇ」的な。

ちなみに彼女主演の「ビューティフルグッバイ」と出演の「おろかもの」が近いところでは田辺弁慶映画祭で上映されます。11月22、23日です。
まだ観れてないんで行こっと。又お会いできると良いですね。

で、何故かなんですよ?
この人見知りの僕が、
初めてお会いした広木健太さんと実は一番長く喋ってしまった。しまっていた。
「密かな吐息」劇中の彼、役柄も有るんですが、非常に寡黙で、印象も怖い感じで、とても取っ付きにくいタイプにしか見えない。それはそのロビーでも同じような印象で、話し掛けにくく、実際僕以外のお客さんは皆さん会釈する程度なのに、
僕は目が合ってしまったんですよね~(笑)
で、意外とお喋りな彼でした。
でも黙ってたらやっぱ風貌はいかつい。身長有るし、何故か頭丸めてるし。

でもでも、いや~、どうせなら村田唯さんと目が合いたかったよなぁ~
あれやこれやとお話したかったよなぁ~
なんて。


左から広木健太さん、葉媚さん、
村田唯さん



広木さんと喋ってて教えてもらったんですが、今日の3人様、「おろかもの」と言う作品に全員出演されておられます。
何か引っ掛かる記憶が有ったんですが、そこで思い出した始末。おろかもの主演の笠松七海さんと言う女優さんが居るのですが、彼女のSNSでそれ何か見たなと。


で、今さら作品について

「デゾレ」は既に何度か観た作品ですが、3人の女性達の心象風景を淡い淡い映像の向こうに垣間見るような、
それは彼女達の秘密を覗き見るような、ちょっと背徳感のようなものも感じさせられる作品。

「密かな吐息」は、じわじわと背徳感そのものの世界へと導いてくれるかのような物語。
と言うか、スクリーンでは無く、それこそドアの隙間からずっと覗き見してるかのような感覚を覚える。
実際そう言うシチュエーションがあるのですが、全体を通しても、そんな印象を受けてしまいます。なので、ちょっとばかりドキドキしたりします。
80数分有る作品で出演者も4人だけ(村田さん二役ですが)ですが、意外な展開と村田さん演じる百合子や広木さん演じる岩井のキャラに引っ張り込まれてる自分に途中気付きましたね、
そこは即、抱きしめろよ~!焦らすなぁ~的な(笑)

意外と、
何かサスペンス的な手法の映画作品なんですよね。そういう面白さ。
(有る意味、そう違う意味での有る意味ホラー要素もあるかも知れない)
「密かな吐息」って良いタイトルだ、と見終わって改めて思うこの日この時。

お昼も上映されてたんで、どうせなら2回観れば良かった。

それなら村田さんとも多分、
目を合わせられたのに(笑)