エピソード7
終わっちゃいない


「そもそも差別されるような事やってんじゃないの」
「AV監督がどうなろうと、世間はそんな事気にしちゃいないよ」

カワさん、見せしめで逮捕された村西を救おうとゴシップ雑誌社に不当逮捕で取り上げて貰おうと掛け合うも、冒頭の対応。

司法取引で1億払えば、釈放され国外退去が可能なのだけれど、さすがに今のサフャイア映像にそんな金は無い。

とは言え、村西をハワイで370年刑務所に入れておくわけにもいかない。
実際村西ハワイの拘置所でなかなかにエライ目に有ってる様。
「早く出さないとオッサン死ぬぞ」
とトシ。

この回はなんか色々結構キツイ回です。
冒頭、村西が捕まった事で、ポセイドン企画の池沢(石橋凌)は上機嫌、
ただ、武井(警視庁警部、リリーフランキー)と古谷(ヤクザさんの親分、國村隼)は有る意味一触即発状態。お互いの腹の探りあいって所か。
武井は此処んところ、裏ビデオに手を出してるポセイドン企画以外の所を片っ端から摘発していて、古谷にも無言の圧力を掛けてるみたいなのです。武井も警官なんで、手柄はたてないと立場が危ういって事でしょうね。
どこの世界でも結果を出し続ければ文句は言われないが、出さなければ、じきに飛ばされる。
飄々としてる武井にも圧力は有る。
加えると池沢にも、古谷にも、上にいる事の恐怖が有るみたいですね。

持ってるやつは失う事が死ぬよりも嫌いみたい。


恵美も池沢と会ってた。
恵美は池沢からスカウトされてたんだけど、会うと分かり合えないタイプだと直感したよう、
やはり自分には村西しか居ないと実感する。
多分ポセイドン企画の社長室?かな、いつも居る秘書が同席しておらずふたりっきり??
契約金2千万用意するんでうちと専属契約しないかって。
ただ池沢条件出すんですよ、

「ワキ毛は剃ろうって(笑)」

で、恵美どうするかと思えば即決でお断りしますと。
イヤイヤ、予想外に、
そんなにこだわり有ったのね(笑)

池沢も一応説得するんですよ。
ソファに座ってる彼女の背後に廻り、両肩に手を置いて、
「そのお金で君が助けたい人も助けられるだろ」と。
ただその手がゆっくり、肩から下の方へ伸びていって、、、
何故かそこでシーン替わります。

あの後どうなった???
恵美ちゃん大丈夫だったの?

あと、意外と池沢ケチだね。せめて5千万とか言えば歴史は変わっていたかも。

ただ、その直後?
恵美(黒木香)
サファイア映像に出向き、カワさんに私のビデオを売れませんかと。
村西を助けるためには何でもするそんな覚悟で。

でも、カワさん。
「販売ルートが無い現状、売りたくとも売りようが無いんだよ」と。

「じゃ、私が広告塔になります」
「確かにAV女優が表に出て宣伝したら売れると思うけど、大変な事になるよ、君も家族も」
想像したら、大変は理解。
もし明日、自分の家族が突然AV女優で~す!ってテレビやマスコミに出て来られたら、どうなる?SNS時代の今はその頃よりもっと大変かも知れないけれど。

「メルヘン」。ピエールさんが社長のお店です。劇中の名前、何だろう?笑。
ビデオレンタル販売のチェーン店が実はとんでもなく大きくなってました。時代?はまったんでしょうね。そう言えばビデオ屋って昔は無茶苦茶有りましたよね。

で、カワさんと恵美が揃ってビデオを見せて売り込みに行ったら一発で気に入って貰えて、そこで販売開始することに。エロも凄いが笑いも有る作品だったみたいですね、観たことないですが。

そして瞬く間に直ぐに大ヒット。

今みたいにSNSとか無い時代ですが、その勢いは凄かった。
で、恵美、黒木香と既に名前は変わってますが、そのキャラが受けて受けて、
テレビや雑誌に引っ張りだこ、
ビデオは売れに売れると言う展開。

ただそれでもまだ、やっと5千万。
まだ、売れたはいますが、時間が無い。
そう、一刻でも早く村西を刑務所から出さないと、命にかかわるかも、と言うことです。

トシはと言うと、
古谷を頼り、
自社のビデオのマスターを渡します。
マスターをボカシ等を入れずにそのまま出せば裏ビデオとして流通出来るのです。
「頼みます。力貸して下さい」
トシは村西不在って事もあって、このところ古谷との繋りが強くなりつつ有るのです。

古谷は古谷で抱えてる何かが有る?

まあ、書きませんが、この後 、裏と言うか闇の世界へトシは古谷によって引きずり混まれます。引き返せないような、マジに裏の世界です。
それはまるでアナキンスカイウォーカーがダークサイドへと引き込まれていくようなもので、ございます。
アナキンがただ家族を守りたかったように、
ただ素直にトシは村西を助けたかっただけ、なんですよ。
でも、相当ヤバイ。

それでも古谷から5千万を用立てて貰い、
カワさんの5千万と足して丁度1億。

村西は司法取引で釈放されて、日本へ帰って来ます。

ただ、村西帰って来たんだけど、世の中また変わってる事に驚くのですが。
今もそうかも知れませんが、この時代のスピードもスゲー!(笑)

村西が日本に帰って来た、空港でのシーン。
恵美と感動の再会(チーム村西も揃ってましたが)、
さあ熱く包容?と思った瞬間、
大量のマスコミが殺到 するのです。
取り囲まれる村西。マシンガンのように繰り出されるリポーターの質問?戸惑う村西。
ところが一瞬、恵美は黒木香に変貌!
片手をさも優雅に差し上げ、
「皆様~あちらの方でわたくしがお相手いたしますので~」
あれは笑えた。
「皆様次々と勃起なされますが、わたくしのヴァギナはひとつしかございません事ですの」

恵美は自身と「黒木香」を見事に演じ分けてるんだと気付く。
そしてそれを森田望智さんが見事に演じられてる。