3月の大阪アジアン映画祭で観れなかった「恋するふたり」は、結局5月にシネリーブル池袋で鑑賞。
遅れましたが、これでコンプリート。
ん?コンプリートの意味不明ですね(笑)
ふたつ前のブログ見て下さい、分かります。
この日はブログでも書いてますが、夜は根矢涼香特集上映を池袋シネマロサに観に行ったんで、「いもねやハシゴ」。
とある界隈ではコンビなのです。1枚のポストカードにお二人のサインが入ってるの、持ってます。載せないけど(笑)
多分「いもねや」って、川崎僚監督しか、言ってない、と思うけれど(笑)
誰か言ってるのかな?
あと、珍しく舞台挨拶とかイベント回じゃない普通の上映回で観たので、写真は当然無しです。
一応飾ってたサイン入りポスター。
「恋するふたり」
サチコ(芋生悠)は居酒屋さんで働く23才。実際よりも上の年齢設定は珍しい。いつも女子校生なんで。
一応ミュージシャンの恋人が居るんです。まあ、売れてる訳ではないが、サチコの気持ちは一直線。尽くしてる感じ。と言うか彼女の生きがい?みたいになってる。
ある日、サチコの働く店に表れたカタギリ(染谷俊之)。
分かったような分からないような理屈を捏ねて、サチコを突然表れた白馬の王子様みたく、連れ出してしまう。
「今の自分に君は満足してるのか?君はこんなところに居るべきじゃない、さあ、俺が連れて行ってあげるよ」
ただね、蓋を開けると、
サチコの恋人のバンドマンとカタギリの婚約者がどうやら浮気してる疑惑、
と言うか、
婚約者と連絡取れずで行方不明。
つまり絶対サチコの恋人のバンドマンと一緒だからふたりを捜す、と言うか捕まえに行くから、
ついてこい!そんな具合です。
回りくどいけど、つまりはそう言う事で、サチコにとっては信じられないけれど、確かに彼に電話しても連絡がつかない。
ふたりが一緒に写ってるツーショット写真を見せられ、さらに不安を感じるばかり。
この作品、旅する事で始まるロードムービーだと思うんですが、目的地が多分山梨?とかなんで、近いんですよ。で、趣向を用意。
カタギリ、SNSでちゃんとチェックしてて←こう言う感じの所がある男ですカタギリ。
サチコの彼氏が湖畔のスタジオで合宿中とかを確認済みで、サチコに絶対ふたりはそこに居るから行こうと。
でもなんかイチイチ偉そうなんだけど、
カタギリ実は免許持って無いんですよ。なんだよそれ!でしょ。
とりわけ通常普段の態度がデカイんで、人に教えて貰うのがそもそもダメみたいです。教習所行って教官とケンカして辞めた、みたいな。
なので、レンタカー借りて、サチコに運転させる。
でもサチコは高速道路に入れない正真正銘のペーパードライバー。
だから所謂地道、下道、一般道ってので、ぼちぼちと。
道に迷う事も多くて、東京→多分山梨?なのに着いたらすっかり夜。
辿り着いた別荘兼スタジオ←こう言うとこ何気に贅沢。そんなに売れてるグループとは思えないだけどね。いや、絶対売れてない(若干不自然、笑)
でも、いざとなるとカタギリ行かないんですよ。
車の中からサチコに見に行ってくれって。
さすがに「なんだ?こいつ?」ですよ。
口ばっかりのやつ?って何気にサチコにはバレてきてます。
まあそれでも結局サチコに言われて一緒に乗り込むんですが、肝心の相手は居ない。
バンドのメンバーすら、彼が来ないは、連絡つかないは、の状態。
バンドメンバー、俺たちどうしよう?
一応サチコの恋人がこのバンドの中心で、彼が居ないと基本お話にならない、みたいです。
で、居ないなら居ないで、そのまま普通に引き揚げればいいのに、カタギリがバンドメンバーを煽ってケンカ。
お前らそんな調子で良いのかよ?!みたいな具合です。
そんな事、言われてもねぇ?どうしようも無いのに、なんか余計な事言いたくなるんだろうね。
ピュアと言えばピュア?
そう言う感じの奴なんだって描かれてます。
芋生悠さんの劇中の衣装が気になるんですが、居酒屋でバイト中に連れ出されたんで、基本ずっとそのままです。田舎っぽい柄の袢纏みたいなやつ。
意図的な演出なんだと思います。純朴って感じしか受けないように、敢えての演出かな。
ただ後半、純粋ゆえの強さとかが、ちょこちょこ顔を出してくる。
ロードムービーって、何か登場人物達が色んなエピソードを迎えて過ごして成長するじゃないですか。
確かに彼女は顕著に強くなり、そして言いたい事を言えるようになっていきます。こう言うヒロイン演じさせると良い具合に彼女は変化していくのです。
ただまあ、見事に、とある事で心、折られてしまいますが。
そう、絵に描いたように成長していくってお話では無いのです。有る意味ふたりとも致命的に挫けてしまう。
ああ、別にふたりの彼、彼女は浮気なんてしてなかったんですよ、そもそも関係も無し。ただ好きなライブに行って一緒に写真を撮っただけ。
カタギリの凄い勘違い。
こんなことで一騒動起こしてしまった、一直線男なんでしょうね。
自分でもまあそう言うところは分かってるみたいなんですが、でも自分ではどうにも制御出来ないタイプの模様。
社会と言うか世間に馴染めない。
実際婚約者ってのも、そういうカタギリに愛想尽かした訳です。
簡単に言えば、
「ちゃんと働かない」
理屈だけは言うけど。
まあ、彼には彼の良さも有って、サチコもジワジワとは理解していくし、
おまけに色々まだまだ精神的なダメージを受けた事も有って、
互いにひかれていく展開?の模様。
いえ、
最後くっついた訳では無いです。
まだ分からない。
でも多分くっつく。かも。
でも、止めとけと言いたい。
性格なんて直らないから絶対。
苦労しそう。
敢えて書くけど。
