根矢涼香特集上映2日目
池袋シネマロサにて




父、かえれ!
監督:武石昴大

14年前に女作って家を出ていった父親茂(ひと:みちゃん)がある日、娘瀬菜(根矢涼香)のところに配達されてくる。
いえ、本当に配達で、ちゃんと配達伝票の品物の欄にも「父」と書いて有るのです。
玄関先に置かれた巨大なダンボールから出てきた父親を見るなり、
「受けとりません」そう言ってさっきの伝票の「父」の後に「かえれ!」と書くくらい。わざわざ何を今さら、な訳です。

娘、瀬菜は結婚前提で祐樹(梅澤寛容)と同棲中。行くところが無いんだと、そんな所へやって来た父親をはいそうですかと受け入れる訳にもいかず許否するんだけど、何か不思議な親父で、茂はそうそうに祐樹と仲良くなるは、瀬菜の親友とは仲良くなるはで、瀬菜の胸中なんてどこ吹く風。とにかく自己中心でマイペース。
何しに来たんだ?
とは言え、一緒に過ごす時間の中で、少しは心を許し始めた矢先に、またフラりと消えてしまった。
ホント何しに来たんだ?。

結末のはちゃめちゃと、本来なら悲しみの部分も何か笑いに変わる所が有って面白い一品。
ひと:みちゃんが父で母親役が片岡礼子さんで、なんか凄い(笑)ああ、ひと:みちゃんってロン毛のおっさんです。




あなたの名前を教えてください。
監督:川合空

根矢さん結構多才でいらして、勿論女優としてもですが、絵やイラスト、カメラ等々素敵な作品もお見掛けします。今回の特集上映のオープニングフィルムも自身で撮影・制作された程。多分、監督として近々作品を作るかも知れませんね。

こちらの作品の川合空さんも監督・主演ですが、普段は東京藝大で、作品作りに勤しむ日々だったりなのです。最初に載せてる根矢さんの絵は川合空さんが描かれた絵です。ロビーにずっと飾ってありました。
劇中、この絵を描きながら、ストーリーが進むんですよ。
絵の向こうの彼女の言葉に、心を動かされていく、そして、タイトルへと導かれていく。
「あなたの名前を教えてください」

ちなみに川合空さんって結構色んな映画映像作品の美術的な形の参加とか、タイトルの題字とか書かれてエンドロールのクレジットでお名前を見掛けたりします。
ただご本人はこの日の舞台挨拶で、女優としての部分をもっとメインに出来るようにやっていきたいとお話されてました。
多分この特集上映の間に根矢さんに触発されたかも知れませんね。

この作品の川合さんって男の子にしか見えないんだけど、今はすっかり大人っぽくなられて。
でもドレスアップはこの日だけで前日もちょこちょこ劇場でお見掛けしんですが、結構男の子でしたよ(笑)




朱色に染まれば
監督:草地紀乃


放課後、制服です。
ペディキュアを塗らせる。
見たまんまです。こう言うプレイです。
彼(橋詰龍)は好んでやってます。
ちょっと失敗したんで、
もういいよとか言われると、
ちゃんとするから塗らしてください、と。
もう完全にそういう世界(笑)

彼女には好きな彼が居て、ただその彼との関係は、逆に彼女が尽くす感じのようなんですよね。
変だよね、ひととひとの関係って。

一応JKなんですが、そういうシーンは無いのですが、シチュエーションがイチイチ色っぽい感じを受ける作品です。いえ、何故か本命彼ん家からの朝帰り、傘を持って向かえに来させるとか、
いや設定高校生なんですけどね、彼がなんだろう、すっかり教育されてる(笑、調教と書きたかったけど止めとく)

根矢さん、なかなか意地悪なヤツで、ペディキュア塗らせてた男の子の事が好きな女の子が居るのですよ、後輩の女の子(藤原真由子)。
わざわざちょっかい出しにいきます、放っといてやれよ、と思うんですが何なんでしょうね、嫉妬?
男の子を所有物にでも思ってるのかな?
その女の子の事まで引っ張りまわす感じ。
挙げ句、困った時?
と言うか気持ちが落ちている時に今度は女の子を呼びつけてしまうなんて事も。同じ扱い。
一応パンフ上、読むと友情の物語らしい。
あれ?そうなの?(笑)


本日も満席、と言うか、かなり早い時間からの満席だったそうです。
舞台挨拶の際、川合空さん、大学の教授をご招待していたのですが、結局満席で入れず帰ってしまわれたとの事。
さすがに誰か変わる気は無かったの?と思ったのですが、
きっと皆様観たかった訳です。
と言うか、参加したい!かな?

実際、
楽しい上映会だったのは間違いない。それは確か。

(こちらシネマロサの場合、前売り券を持っていても、当日事前に窓口で座席指定券に変えないと入場出来ないのです、前売り券は持ってるけれど入れなかった方々多しと聞いております)