MOOSICLAB2018
以降は略してムーラボって書きます。音楽と映画のコラボ前提の作品での映画コンペ。
既に東京での上映は終わり、各賞も発表済みです。
ただどの作品がグランプリとか如何せん実はよく覚えていないのです。自分の評価にそういう先入観が入って邪魔されたくない、そう言う気持ちが有りましたもので、敢えて記憶しないようにしてた、かも。
まあでもこれ、完全に中二病ですね
見たくない知りたくないって(笑)
で、ムーラボ作品、絶賛現在大阪のシアターセブンと第七藝術劇場で上映中です。ちなみに劇場は同じビルの5階と6階です。
安楽涼監督「1人のダンス」
篠田知典監督「下鴨ボーイズドントクライ」
前田聖来監督「いつか輝いていた彼女は」
実は開場前のロビーで映画監督の礒部鉄平さん(予定は未定、真夜中モラトリアム等)と永井和男さん(霞立つ等)をお見掛けしご挨拶。更に昨夜視た「書くが、まま」の上村奈帆監督もおられたのでご挨拶、その他お名前を知ってる映像関係者さんもおられ、小さなミニシアターなのに「監督ばっかりやん」と。
で、いざ席につくと前述の方々が僕の前後に座ると言う状態で、そう縦に一列にね、ちょっと笑った。
あと、そもそも予定されてなかった監督さんによる舞台挨拶が急遽予定となり、本日の短編2作品のお二人もおられたし、この後6階第七藝術劇場で上映される2作品の監督さんも見たので、やっぱり「監督ばっかりやん」の劇場内。今日別に映画祭じゃないのにね。
上映後に舞台挨拶。
MCさん不在で若干グダグダに始まる。
安楽監督と篠田監督。本来進行役出来るタイプじゃないみたいなんで(笑)
で、何となく話が進まない、硬いんだ。
こういうときは早々に質疑応答してしまえば良いのにと思った僕は、つい質問してしまう、と言うか、話しかけてしまう。
そう、ああ又やっちゃた~(笑)
質問ありますか?なんて振られた訳じゃないのにね。
まあ、そこから「下鴨」のキャスティングの話になって、その流れで「1人のダンス」の撮影裏話に話が進んだんで、良かったよね?笑。勝手に自己肯定。
キャスティングの話はヒロインの田中怜子さんのお話。オーデションでのキャスティングで、彼女「アイスと雨音」に出てた女優さんなんですが、実はそこ関係なく、と言うか、本当は選びたくは無かったんだけど、選ぶ基準に一番近いのが彼女だったんで、結局選びましたって篠田監督が言われたんで、
ホント~ですか?みたいに懐疑的に僕が聞いたんで、
断じて的な回答に。(多分怒ってた、篠田監督とは以前にもお会いした事があったんだけど、覚えていないかも?と思ったら覚えていて頂いてたよう、上映後に確認、でも前述後も、もう少し舞台挨拶時に監督の事をイジッたんで、絶対怒ってた)
とにかく「一番浮気しそうにない子」を選びたかったんです、と。
「下鴨ボーイズドントクライ」って篠田監督の実体験ベース。6年間付き合った子の浮気が原因で別れた話をヒントに映画化されてるんですね。だからこの作品も有る意味、別れた彼女に捧げる、みたいなテイスト。篠田さん的に、まだちゃんと片付いて無い訳です。多分。
だって映画見たら、一応ヒロインの田中怜子さんに置き換えてますけど、まだまだ大好きだ~がスクリーン一杯にあふれてるんですよ。
舞台挨拶でもその事を黙々と語り続ける篠田さんの話を聞く我ら(笑)
で、語り終わると奇しくも僕は「引きずってますね~」安楽監督は「闇深い~」と叫んでしまいました。
篠田さん女の子を魅力的に描けるんで、映画的では無いなんて批評に屈せず、特化していって欲しいですね。御本人は嫌だろうけど(笑)
「1人のダンス」
ラストシーン、なんか偶然と計算と行き当たりばったりが、はまった感じでした。
それがもう、有る意味技巧ですよね、って誰か言いそう(笑)
この作品の音楽担当のりゅういちさん、安楽監督の幼馴染でいまだに毎週遊んでますって友だち。との事。舞台挨拶でのトークです。
で、ラストシーン、
その前のカットが芸能事務所(ただどう見てもヤクザの事務所にしか見えない)で、安楽さん、彼、監督であり主演です。
彼がそこで一悶着起こして、偉いさんぶん殴って逃げて、怖いお兄さん達に追いかけられるシーンなんです。その流れでりゅういちさん所へ。ああ、そこずっとハンディカメラ回してます。片手に持ってね。カメラを止めるな状態です。
ドアベル鳴らしドアをガンガンと叩く。出てくるりゅういち。
カメラ向けられながら「おい!逃げんぞ!逃げるんだよ!」
りゅういち、なんの事か分からない。
それも当然。
事前アポなし、いえ撮影の事も一切連絡も説明もしていない。完全にどっきりの世界。
彼の背中越しに、怖いお兄さん達の怒号が聞こえるし。
で、そのまま連れ出されて、近くの河原。3分くらいの所らしい。走る走る。
時間はね、そこちゃんと計算されてたらしく、夕方、日の落ちる時間まで若干の余裕。
いえ、丁度クライマックスでバックに夕陽が映るんですよ。
それ技巧ですよね(笑)
なんの事か分からないりゅういちに、カメラ向けて、「歌えよ、歌え!」を繰返し叫ぶ。「撮ってんだよ、ほら歌えって!」
一応伏線あって、りゅういちのMVを撮る約束がふたりの間にはあったんですが、今回は色々と行違いがあってキャンセルになってしまってたんです。そう、「今撮るぞ」って事です。
なんか勢いに押されて歌いだすりゅういち。夕陽。河原。なんか綺麗なんですよ。
でも、
そこへ追いかけてきた怖いお兄さん達。
監督捕まってボコボコにされてしまう。
りゅういち、リアルなのか演出なのか分からず、変な笑顔で歌い、そして彼の元へ。監督カメラ探して、又撮りはじめる・・・・
安楽監督、この作品で皮肉にもムーラボで男優賞を貰う。
それがとても複雑で仕方なかったみたい。
なので、次は演じませんって。
「でも自分が作りたいものを一番忠実に演じてくれるのが自分だから、自分で主役してるんですよね」
「そうなんですよ、だから自分みたいな奴探してるです」
「いないでしょ、そんな奴(笑)
次も自分が主人公じゃないですか」
苦笑いの安楽監督。
「そうだ、女の子主人公の作品作りましょう」
「自分、女、書けないんですよ」
だって。
確かに女心分からなそうだ。
まあ僕も、ですが。
このアイドルグループのMVを撮ることでこの事務所の怖いお兄様達と一悶着起きるんですが、センター役の佐藤睦さんがいい味出してます。客観的に見ても絶対売れないだろうと思ってしまうグループのセンターとして、諦めを纏いつつも健気に、それこそ与えられたこの場所で精一杯頑張ります的な役だと思うんです。
書き方悪いですが、
「多分直ぐ消えてしまうアイドル」を見事に好演。
いえ、最初イメージ違いすぎて分からなかった程でした。
久し振りにブログで映画の事書いたけど、これレビューとかじゃないですよね(笑)あと、もう1作品書いてないし(笑)後で書こうっと。

