大阪、「中之島映画祭」が5月3日から5日にかけて、開催中。つまり、まだやってます。入場も無料。大阪だけど。
場所は中之島公会堂。
こんな所でやってます。

初日は下記の作品観賞。
「あなたに会えたらよかった」
「Vegetarian of the Dad」
「金色」
「わたしが発芽する日」
「カランコエの花」


「あなたに会えたらよかった」
監督  栗山陽輔

友則は至って普通な男。ある日、出会った真菜、でもそれは初めてでは無かった。そしてそれは真菜も同じ。ふたりは実は既に何度も出逢い、既に想い出さえ作られていた。
ただそれは全て予知夢の中での事。

お互い予知夢を見るふたり。男女。
夢の中で既に出会っていて、日常を過ごし想い出を作りってお話なんです。なので、時間が行ったり来たりする感じです。で、問題がひとつ有って真菜、女性の方ですね、彼女は人生の結末すら、夢で見て知ってしまっているんですね。
それ、余り好ましい結末では無いんですよ。なので、彼女意図的にふたりの出逢いを変えようと試みるんです。
結末が変わる事を願って、ですが。

友則って全然男らしくなくて、どっちかと云うと弱々しく頼りない。
でも、やるときはやりました。
結局ボコボコにされるんですけどね。
ふたりの未来は、変わったんでしょうか?

結末、観客に敢えてお任せ、みたいです。
後半のスピード感も良かったし、その終わり方も、良かったかなと。
絶対ハッピーエンドな、はずなんですけどね、反面期待裏切られそうな気持ちも脳裏を横切るんですね。
劇中、「友則って【反則】に見えたりするよね」って台詞が有るんですが、そこ何か気になる。笑。


「Vegetarian  of  the  Dad」
監督  大江隆之

とある企画で48時間で作品を作る、そこで生まれた作品なんですね。だから、小道具や衣装のやっつけ仕事感や出演者のエキストラ感が凄い(笑)
着想は面白いよ。
ゾンビと人類が共存してる。
そして悪のゾンビをベジタリアン?なゾンビが倒す。
なんだそれ?ですね(笑)

もしかしたら、マイノリティの人々に対する不当な扱い、意識などの問題提議なのかも知れない。
多分そこまで考えてはいないと思うけれど(笑)


「金色」
監督  布施雄規

偶然出会った憲二と盲目の青年、実との友情のお話。
目が見えない、その障害を気にしない事は無理だと思う。意識しない事なんて出来ない、でもできる限り普通に接していたい。無意識の中の葛藤。
ある日気付いた自分の中の感情が許せなくなる。健常者の自分は障害者の実を少し低く見ていたって事。
そしてその感情が無意識に実を遠ざけようとしていってた事。
まあ、素直に正直に思ってた事を話して謝って、お互い理解して、またいつもの時間に戻る。
と、こう書いちゃうと何でも無い話になってしまうなぁ(笑)
意図的にスクリーンを真っ黒にして台詞や音だけにしてみる、つまり盲目の障害者側の視点で描こうとしてみせたり、伝える見せるそんな部分も工夫してましたけれどね。

後の作品は以前にも観てる作品なんで、短めに。

「わたしが発芽する日」
もう何度も観てる自分の中でも大切な作品。観る度にその度合いが増す気がします。

「カランコエの花」
心が動くのは勿論だけど、冷静に観て物語の構成とかを上手いと思ってしまう作品。


今回の映画祭、コンペ部門は入場者の投票で決まるんですね。
単純に投票数✖点数(5段階評価)なのだろうか?詳しくは書かれてはいないけど、印象としては、そんな感じかな。いや、ちゃんと書かれていないんですよ。「あなたの投票で決まります」だけ。
常識的に考えて1点とか、付けそうもないんで、大概は3から5点かな。
なので、点数で大きく差がつくとも思えなく、結局投票数で決まるような気がするのは僕だけだろうか?
ホントどうでもいいような事だろうけれど、地元作品の時の観客が多かったんですね、で、終わるとみんなゾロゾロと帰ってしまった。ちょっと引っ掛かる。笑。
はてさて、どうなるものなのか。