「海辺の週刊大衆」
シネリーブル梅田にて


これ、原作有るんですね、ただ又吉直樹さんでは、無い。
脚本がヨーロッパ企画の上田誠氏。
ヨーロッパ企画、本公演は毎年行ってる好きな劇団なんですね。
なので、有る意味その一点で観に行きました。
付け加えるとしたらNMB48の渋谷凪咲さんがヒロイン。彼女のバラエティ能力って、全国的には、さして知られていないだろうけど、なかなかに凄いんです、面白いと言う意味ではね。その彼女の演技も興味有り、と言う訳です。

渋谷凪咲さん。


同じシチェーションで違う解答(ボケ)を連発するくだりはいつもの事ですね。そこは上田誠らしかった。舞台でもよくやってる。でも、映画でする?しつこいくらいやってます。
シュールだと言われれば、そうですね。
それ以外云いようが無い?
いや、喜怒哀楽が兎に角薄い。
又吉さんのナレーションでストーリーを語られていくんで、
もうあのトーンで淡々。
だから、シュールか(笑)

気付いたら無人島にひとり
で、流れ着いてた。
でも、慌てない。
まあそうかも知れないですね。
リアルにその状態になれば、茫然しかしないかも、ですからね。

側に何故か週刊大衆。

面白いのは表紙に磯山さやかさん。
なので、妄想シーンにやたらと登場します。
そのシーンは結構愉快。声に出して笑う感じではないけれどね。

この作品、例えば普通無人島に流れついたら、どうにか助かる事を考えるじゃないですか。
なのに主人公は妄想ばっかりしてるんですよ。基本週刊大衆をネタにしてね。それでひとりの時間を消費していくんです。
それを観客は観てる。
なんに対しても積極的にならない。そんな姿。

う~ん、人には薦めないな。

まあ、僕もある種、ろくな映画好きでは無いけど、なんかちょっとね。
実際カウンターで「海辺の週刊大衆」ってチケット買うとき、なんか恥ずかしいと言う気分になった。雑誌それ自体がそういう雑誌で、その部分も気分重なってるのかも知れないですね。
映画の中身はしかし、週刊大衆っぽく無いんですけどね(笑)

こだわる。
その一点でしょうか?
文春や新潮では絶体駄目で、じゃあアサヒ芸能でも無い。やっぱり週刊大衆なんだろうなぁ(笑)分かんないだろうなぁ。伝わらないだろうなぁ。
なんかマニアックでしみじみじわる感じがないことも無いんで、そこ狙いでしょうか?
いや、
やっぱり伝わらないだろうなぁ(笑)