日曜日。
京都三条でオーファンズブルースを観た後、即移動。そう、まだまだ京都です。で、時間がない。
今出川へ。
僕のブログにも登場したことのある、出町座へ。
ここのミニシアター。カフェが併設されてるんですよね。
夜まで2作品続けて観る予定だったんで、昼間からビール頂きました。
ちょっと嬉しい。
あと、チーズドックを頂く、これは余り薦めない、食べにくい(笑)
思ったより早めに着けたのです。
「PARKS」
吉祥寺。
井の頭公園に纏わるお話。
50年前と今が繋がる。
吉永純(橋本愛)は大学4年生。井の頭公園が目の前の、アパートに住んでる。
恋人とは別れたばかり。大学からは留年通知。結構酷い状態。ゼミ論が提出出来てないんだ。書きたいと思う事が無い、みたい。
指導教授に頼んで何とか猶予を貰う、でも、与えられた時間は少ない。何とかしなくちゃ。
そんな純の前にひとりの女の子が現れる。
木下ハル(永野芽郁)
そもそもがユニーク。
50年前に純が今居る部屋に住んでいた女性を探して、吉祥寺までやって来たらしい。
その女性、彼女の亡くなった父親の、どうやら昔の彼女みたいで、父の遺品から出てきた写真と手紙を宛てに、このアパートに辿りついた次第。
いや、訪ねて来るか?そもそも同じ部屋って偶然にも程がある!なんて言わないでね(笑)
いや、純も、なんかその話に吸い寄せられるんです。論文のテーマにもなりそうって。いや、書くこと無いんで書くんですが。
50年前の恋人?思い出?を探す旅。
アパートのオーナーの所を兎に角訪ねてみた。なんかダンディなお爺さん、好い人で話を聞いてくれて、その女性からのハガキを見せてくれる。今の住所。
いや、もう分かっちゃたの?
まあそのオーナーさんが彼女の事を知ってたのにはちゃんと理由が有ったんですがね。それは後程。
で、会いに行くんだけど、不在。と言うか家に誰もいない。
ただ笑う。そこへノコノコと孫の小田倉トキオ(染谷将太)がやって来るんだ。
偶然って凄くないか!?
で早速聞いてしまう。
「お祖母ちゃん先月脳梗塞で亡くなった」と。
あらら、糸切れた?
でも、トキオ変な奴で、翌日お祖母ちゃんの遺品探して、直ぐ連絡くれた。オープンリールのテープ見つけたよって。
50年前だから、カセットテープよりまだ前の話。
再生デッキをネットで買って、早速純のアパートで聴く。
すごいでしょ、早速こんなものが直ぐ手に入る(笑)
すいません、突っ込まないでね。
ああ、ちなみにハナは既に純のアパートに居候してます。
オープンリールに残されていたのは、歌。
ハルの父とこの部屋の50年前の住人だった佐知子さん。あともうひとり、3人のグループの作った歌。
「PARK MUSIC」
井の頭公園がテーマの曲。
ただね、古いテープなんで、頭の数小節しか録音残ってないんですね。
どうしても聴けない、分からない。
続き知りたくなるでしょ?でも探してもヒントすら見つからない。
で、作ろう!ってなる。
純の指導教授からも続きを作ったら、単位あげるよって(笑)
オー!ですよ。やるよワタシです。
単純。笑。
と言うか、都合いい。
すいません、本当突っ込まないで下さい(苦笑)
そう、3人は頑張る。
おまけにそのエピソードをトキオがSNSにあげたりするんで、回り回って吉祥寺の音楽祭に出演することになってしまう。なりゆきですね。
祝キチフェス出演!です。
あるか?そんな事、なんて言わないでね(笑)
橋本愛と永野芽依って朝ドラ女優さんなんだけど、永野芽依さんに至ってはリアルタイム。
でも結構イメージ、ふたりともダーティなんですよ僕的にはね。
しかしながら、この作品はとても爽やか(笑)な役。
だって橋本愛が歌いながら踊りながら回りながら、公園で笑顔って、
笑。
劇中で、1曲だけ、突然ミュージカル始まります。
アパートのオーナー、寺田さんって言うんですが、彼、50年前の3人組の実はひとりだったんです。だから、消息を知ってた。彼は彼で佐知子さんの事を想ってたのかなと思うんですね。でも、彼も何も語らず息を引き取ります。ちなみに彼寺田さんがグループのメンバーって事を彼女達は知らなかったまま。
曲、完成するんですが、ハナには否定されるんです。
今時風にラップとか入ってたりするんですね。受け狙って。それが、ダメなのかな。
「なんか違いますって」
純、その反応が気になって仕方がない。
それ以外にもライブ当日、アクシデント連発で、結局、純、歌わず終わってしまいます。あ~あ、です。
純 、ひとり号泣。また駄目だった。
純ってね、これ迄の人生でも、一番大事な時に限って必ず上手くいかない、そんな人生だったんですよ。そしてまた、今回も。でした。もう落ち込むよね。
そして上手くいかなかった事を、ハルに当たったりしてしまう。駄目だと分かってるのに。
ハル、出ていってしまうんですね。
感情、すれ違ったままに。
追いかけるんだけど、見つけだせない。
純、井の頭公園の公園内放送で、勝手にハナに話しかけて、歌を歌ってしまう。
まあ、普通ここまですれば、ハルが戻って来ると思うんですが、
もう戻って来ないんです。逆に。
そう、完全に姿を消してしまう。
で、少し月日が流れる。
純、大学は卒業出来たみたいで、社会人やってる感じ。なんかトキオと上手くやってて、まだあのアパートに居る。
ハルは、元々、50年前の父の話を小説に書きたくて、井の頭公園にやって来たんですね。
忘れたくないものたちを書き留めておきたくて。
そして、そこで出会った人達との物語をちゃんと本にしたんだ。
そのタイトルが「PARKS」。
久し振りに舞台挨拶も無く、上映後に監督捕まえてトークってのも無い、
普通に映画だけ観た作品でした。
本来ならそれが普通ですか?
笑。
日常にちょっとだけ魔法がかかって、ドラマになる、そんな作品が意外と好きなんですね。だから、観てみた。
まあ、全てが丸く収まりすぎだけどね(笑)


