のんびりと桜を眺めながら、早稲田松竹へと辿り着いた。
いつもなら詰め込む予定が、ほぼダメになって、逆に余裕と暇を持て余す1日に。おかげで桜ばっかり見る1日になってしまった。時間潰し半分で。いえ、急に僕に訪れた休日だったので。
中野の哲学堂公園の方から高田馬場辺りは主に神田川沿い、ウロウロと。桜、咲いてましたね、27日の事。
写真は撮らなかった。桜は記憶に残しておくもの。と、勝手に思ってる。儚いって事は、そう言うものだと。
なんてね、笑。
写真撮るのがホント、下手なだけだけど。
今日(3月27日)はW-cinemaというイベント上映?に伺う。
早稲田大学の映像製作実習の一環。
学生が企画から上映・宣伝含め映画製作を学生自らの手で行う、
所謂、授業ですね。
まあその集大成の上映会という事です。
学部関係なしに受けれるカリキュラムとの事。良いですねそういうの、部活やサークルでは無い、授業って事で生まれる何かって有るでしょうから。
司会進行いわゆるMCも女子の学生さん。最初の挨拶から噛み倒してのスタートでしたが、初々しい。まあ、緊張するよ。知らなかったし、調べもしなかったけれど、早稲田松竹、キャパ、座席数ですね、153席、満席で立ち見有り。勿論無料じゃないですよ。
お金払ってる一般客相手の前で、喋れってね。でも、結構ちゃんとしてた。必要な事も簡潔にアナウンス。
あと、「上映後、ふたりの学生監督の挨拶が有りますが、撮影録音等は一切禁止です。SNS等で写真を使用したい場合は、公式のツイッターに後程UPしますので、そちらをご使用ください、それは大丈夫です」ときちんとアナウンス。お知らせしてくれると親切。お知らせとかお願いとかアナウンスしない劇場、結構有るんですよ、あれ、何でもOKって思うからね。そう、ずっと動画撮ったりとか、フラッシュバンバン光らせるとかね。
ちなみに撮っていいときも僕は無音カメラです。写り悪いけどね。
上映後の監督挨拶も彼女が全て質問。時間が短いんで、そうなるだろうとは思ってたけれど、結構変な所に食いついてたんで、笑えましたね。それは後程。
「亡霊は笑う」
監督、石川泰地
学生が監督し今回上映されたのは短編4作。2作毎、23日から27日までの4日間、日替わり上映。
で、4作中唯一男性監督作品。
そう、あとみんな女性監督なんですよ、何故?笑。そういう時代なのか?
妻を亡くし、小学生の男の子とのふたり暮しの主人公。
漫才師の夢を諦めきれず、会社辞めてバイトしながらの売れない漫才師生活。先も見えない、売れる気もしない。
おまけに妻はもうこの世にはいない。
そう、亡霊は亡くなった奥さんの事。生前、全然彼女を漫才で笑わせる事が出来なかった、つまり彼が漫才に執着するのは、それが原因と言うか目的。その目的を果たせるのか?ってお話。
まあ、チョコチョコ亡霊として来てるんで、チャンスは有るんで(笑)
ああ、でも、全然コメディじゃない、結構きちんとした有る種、泣けるお話になってる。
多分でも、監督的にはもっと笑えるものにしようとした気がするんだけど、そうならずに、結構真面目なものになっちゃった!そんな気がするんですよ。
授業なんで、先生と言う大人にかなり言われた、かも知れない(笑)
実はそう言うのも、もうひとつの
「最期の星」
と言う作品のエンディングを大人達(先生達)に、批判され替えさせられたって暴露が、
後の舞台挨拶の際、小川紗良監督の口から重大証言!
それは後程。
上映後の監督挨拶でのMCの女性の、石川監督への質問
「主人公の名前が【泰司、やすし】ですが、監督の名前にも【泰地、たいち】、で同じ【泰】と言う字なんですが、何か込める思いとか、意味・感情とかありますか?」
笑。何?面白い!質問が脇道過ぎる!もう、好き!って思いましたよ(笑)
いえ、脇道な質問、ホント好きなもんで。
あと、「幽霊って信じますか~?」
だった。笑。
改めて
「最期の星」
監督、小川紗良。
自主制作系映画界のアイドルですね(笑)
知ってる人は知ってる。
だから、ズルくないか?って。笑。
まあ彼女現役の学生ですから、問題は有りませんけど、と言うか、全面出すよね普通は。そういうのも大事。映画は宣伝!だし。多分身を持って思ったと思います、彼女彼達。
かくいう僕も小川紗良目当てだし。笑。
高校入学も、主人公の琴子は無意味で退屈な毎日を過ごしている。
彼女の席の真後ろが闘病中でまだ一度も登校していない瀬戸幸。クラスのみんなはまだ誰も会った事のない彼女だけど、「さっちゃん」と呼んでいた。頑張れの意味を込めて。
ある日、しかし琴子の前に謎の少女が現れる。名前は「さっちゃん」。
琴子にとって「さっちゃんと過ごす放課後」だけが生きる全てに変わっていく。
作品冒頭、高校の授業風景。
宮沢賢治の「シグナルとシグナレス」の朗読で始まる。
多分MCの女性、宮沢賢治ファンみたいで、ひどく宮澤賢治に固執。さらっとファン知識結構ひけらかして後
「紗良ちゃん好きなんですか?好きなんですか?」と、強要。
「余りたくさんは読んでないけど、好きです」と答えさせる(笑)
いえ、宮澤賢治の作品を朗読のシーンって、最初脚本に無かったって(笑)
後で付けました。との事。
切ない恋のお話、なので本編のストーリーと重なるんで、良いのでは?と言う流れで書き加えたようです。まさか大人達(先生)の入れ知恵?
「本編のストーリーと、劇中に使われる物語が重なるの、そういう遊び心、良いと思わないか?」
誰か言いそう(笑)
MCの彼女、「エンデイングについて、あの終わり方?意図と言うか狙いとか教えて下さい、ポチャの」
いえ、ポチャ!ってシーンが有るんですよ、突っ込めそうな場面。意図は分かるが変なんで。
で、ここで暴露?告白?
「あれ、
もう大人全員からダメだし出て、変えたんですよ、
だから先日までは違う終わり方してたんですが、今回、どうしても嫌で、元に戻しました、
駄目って言われた奴にね、
もう反逆」
だそうです。
いや偉い。まあ大人のちゃんとした意見を聞かないってだけですが、単にわがままなだけかもですが、
良いのではと。
自分の作品ですからね、批判されようが、結局変えないそれも最後の最後でひっくり返す。
まあ、困った奴でしょうけどね。笑。
そういう姿勢良い。そうあって欲しいですね、ずっと。なんか、まとまって欲しくない。
正直言うと、後半のまとまりの無さを見ると、大人の意見は、間違いでは無さそうな気はしましたね。笑。
ただ言える事は、
まとまると、
絶対面白くなくなると思う。
それも間違いない。
自分で決めて好きにやっての上で批判される方が、妥協して諦めるよりは、100倍心地好いよ、きっと。

