「あなたの宇宙は大丈夫ですか」
大阪アジアン映画祭。
ABCホールにて
世界初上映。
らしい。
日韓合作で、大阪舞台。監督も韓国のベク・ジョホさんとイ・ヒーソップさん。
大阪のロケ地、主に天保山と、大正区、多分、尻無川、←こんな名前の川が有ります、どちらかと言えば下町。
ちなみに天保山の標高は4、3m。日本一低い山って思いきや宮城県仙台市に日和山という3mの山があるんだそうです。まあだからと言って削る訳にはいかないですしね、でも日本一を名乗れないから削るか(笑)
ABCホールって、時折演劇で行くホールです。映画は初めてかな。
指定席、例によって最前列のチケット取ってたんですけど、スクリーンが遠いんで丁度良かったですね。
映画の上映なら、最前列OK。
いえ、さしたる情報なしで観に行ったんですよ。いえ、確かにさしたる情報無かったですけどね。
もう少し大阪っぽい、
韓国ドラマ風な作品、
恋愛もの、
なんて思いつつ、だったのですが、その要素皆無。
まあ、書いてるこっちも意味不明ですけど、そもそも大阪っぽいって何?ですよね。
とは言え大阪っぽかったですよ(どっちやねん?!)、人情味有るお話。あくまでも世間の55パーセントくらいのイメージですが。有りますでしょ?何々と言えばこんなイメージ、みたいな。
伝わるかな?笑。
世代とか関係なしの友情の物語でしょうか。
主人公ウジェ(カンドゥ)。韓国から仕事で大阪へ。
行方不明になっている、会社の元上司デジョン(ジ・デハン)を、何故か異国の大阪で捜す事になってしまう。勿論元々多分そんな気はなかったんですが、出張中の大阪で、偶然それらしき人を見掛けてしまったからです。
直ぐ追いかけてみたけれど、見失って、彷徨う見知らぬ街、
灯りと音楽に誘われて入った店、客が誰もいないそこで、ビールと店のオーナーのギターに酔いつぶれて眠ってしまう。
目覚めるとまだ店の中。
帰国の飛行機に寝過ごし、携帯も紛失に言葉を失う。
どうしよう?
悩み困るウジェに、
キャプテン(すのう)と呼ばれる店のオーナーがひと言、
「なんやったら、しばらくここにおるか?」
で、居ついてしまう(笑)それも会社辞めてまでね。←おいおい有りか?!笑。
まあキャプテンが嫌なら辞めれば?って言っちゃったからですが。
いや、しかしどっちもどっちですね。
で、キャプテンがウジェに聞くんです。
「所で何しに来たんや?」
元上司デジョンが、まあまあいい年なんですが、ストリートライブで稼いで世界中を回りたい!そう言って居なくなったんです。(ファンキーでしょ??いや、良いのか?)
「見掛けた時もギター背中に自転車だったんで、このあたりのライブハウスやストリートライブ捜したら見つかるかもって思って探そうと思います」
でも何故探すのかは、ウジェもよく分かっていない。ウジェも自分の夢や、やりたい事を探し始めた、そんな状態みたいでした。ただ何か確かめたい気持ちが、あったんでしょうか。
お店の常連さんも協力して探してくれました。常連って言っても3人だけだけど(笑)
あのですね、ヒロイン登場ホント遅いんです。
おまけに、よくわからない感じで登場。笑。
(ああ、店の常連客にひとり女性がいるんですがヒロインではない。映画のチラシにちゃんと主要キャストでクレジット載ってるけれど。その方、しかし僕が最近見る作品にやたら出演してるんだよね、笑。ああ、辻凪子さんです、ゆうばり映画祭で監督作品、グランプリ!とってらした、おめでとう。僕が御本人に面と向かってディスった作品ですが、笑)
ウジェが店に戻ってくると、キャプテンと若い女性がギターを弾いてる。
どうやら曲の練習中?
「良い曲ですね」
そんな感じで近付くウジェが紹介されたのがハルナ(堀春菜)。
後半は彼女と彼女のお父さんの事がメインのお話になります。
彼女のお父さんはちょっと人気もあった夫婦のユニットのアーティストだったんですが5年前に事故でハルナの母を亡くして以来、音楽に背を向けてしまっているんです。その父に音楽を取り戻させたい。そんな話をウジェ、後で知ります。
ハルナ、折角のお休みでしたがキャプテンに言われてウジェの人探し手伝わされます。
いえ、このくだりで、普通ふたりが恋に落ちていくって思いませんか?
流れ的にね。
いえきっぱりお答えします。全くございません(笑)
その代わり、ウジェ、ハルナに「一緒にライブしませんか」とか言ってしまうのです。
ウジェも学生時代はずっとギター弾いて歌ってたんですよ、まあこのくだり前述のハルナと父の話があっての事です。
「ライブお父さんに、見てもらいましょう」
別に突然踊ったりはしないですが、基本、音楽が聴こえる物語です。それもギターと唄、シンプルなサウンドが終始ストーリーに色をつけてます。
ウジェとハルナのユニット。ハルナの父の為に歌うその唄は、粗削りだけど強い気持ちが伝わる。
ハルナの父の閉じられた心もね、ちゃんとハルナにまた、開かれたよう。
しかし面白いのは、何故かウジェを大阪に残して、ハルナはインドへ、キャプテンはカナダへ旅立つんですね。夢とか約束の為に。
でも、なんで最後、ウジェが残るの?笑。
いや、流れでお店もウジェがやったら?って思いましたね、
まあ彼もいずれ韓国に帰るんですが。
キャプテンが最後に言うんです。
「変わらないといけない時があるんだよ、誰もが必ず」
「強い気持ちで」
サイン頂きました。
初、堀春菜。
わたくし、認知していただいておりました(笑)
あと、ウジェとハルナのバンド名がスペース・オデッセイなんで、映画のタイトルに宇宙が入ったんでしょうか?
僕もそこ、あやふや(笑)

