「坂道のアポロン」


その作品は「モーニン」で始まった。


1958年のアルバムなんですね、
勿論僕はまだ生まれていない。
冷静に考えれば古いな。
ブルーノート4003番。
でもJAZZっていつ聴いても古く感じないんだけど、
それ、僕だけ、だろうか?

1966年、佐世保。
何故この時代で、この場所か?はストーリーで理解した。
色んな要素がその時代とその場所に詰まってた。
ですね。

高校時代、
僕の廻りはロックとJPop。
JAZZ好きの奴らと知り合った時は嬉しかったな。音楽で知り合った仲間だったけどね、ちなみに違う高校の奴らばっかり(笑)でも、今考えると、何でうちの高校にはジャズ好き、いなかったんだろう?笑える。隠れファンみたいな奴いたかも、だけど。最後まで、現れなかった。捜した訳ではないけれど。
だいたいプレイヤーとしては駄目でちゃんと参加も出来なかった奴が言う事ではないか。
音楽が好き。それだけの事。

彼らも、つまりは音楽、ジャズが好きだった、それが始まり。
正確に言うと、西見薫(知念侑季)は好きになった、だけど。
別にジャズを特別視する気はないです。
音楽は全て人を熱くさせてくれる。
彼らが選んだものがジャズだった、だけの事。羨ましいし素敵な選択。

この作品のベースは、
でも、友情の話ですね。
千太郎(中川大志)と薫、真逆なふたりが高校時代に知りあい、セッション仲間になり、一生の友人となる。色々有って離れた時間は有ったけれど再会したその瞬間にそれはもうまるで昨日の事みたいにね。
直ぐに繋がる。そんな友情良いでしょ?
千太郎が言ってた、言葉は分からなくても音楽で(セッションすれば)たいていの事は伝わるし分かりあえるって。ね。

薫と千太郎は、それぞれ痛みを抱えて生きてきた。親に捨てられた過去とか。それでどこにも居場所を見つけられないままだとか。息をするのも辛い時もあったのかも。
でもそれぞれ、ドラムとピアノが支えで生きてきた。
良かったと思う。背中を押してくれるものが有って。そしてそれが、もっと大切なものに巡り合わせてくれた。


そう言えば、僕の通ってた高校も坂道の上に有ったな。
なんで、坂道なんだろうって?
薫が転校初日に言うんだ、坂道が忌ま忌ましいって。それがいつの間にか、そんな気持ちがなくなっていく、愛や恋や友情思い出が増え、経験していくにつれて。
人生は坂道のようなもの、そういう事が言いたかったのかな。原作とかには書いてるのだろうか。

アニメも2012年に放送されてたんですね、見つけたんで12話、イッキに全部見てしまった(笑)SODで見れました。無料ではないけど(笑)
面白かった、良いものに巡り会えた。
映画は、アニメと結構ストーリー変えてましたね、
映画の方が筋書や設定に説得力有ったなと思いました。
言い方はよくないかもですが、上手く纏めてた。キャストも無理にアニメのキャラに合わせていく感じではなく、違和感もなかった。
あと、演奏シーンも自然だったね(笑)
そこ、ホッとした。