恋とボルバキア

第七藝術劇場にて



マイノリティとか、トランスジェンダーとかって呼ぶのですか?まあ何かそういうのもレッテル張るようで嫌な感じ受けるんですが、
彼ら彼女達のドキュメント作品です。
キャッチコピーが
「みんなちがって、みんないい、ってみんな言う」
そう、そもそも「みんな」って何?ですよね。
で、みんな言うって部分。疑問型の影がちらほら。
理解とか、かなり進んでるとは思うんですが、でも、理解100%には絶対ならないでしょうね。
例えば教育が変わらない限り。
変わってるんですか?感じないけれど。
子供の頃から植え付けられる、そういうものですからね。

ドキュメンタリーなんで、個々のエピソードが語られるお話です。そしてタイトル通り、恋のお話。
人は恋とか愛で生きてる、そんな感じですね。それは、よく分かる(笑)好きという感情が人間を動かすエネルギー。僕は、僕に関してはそう思います(笑)
ああ、自分に恋するってのも有りです。
可愛くなりたい、だけって、ホントにそれだけの人もこの作品に出てきます。女装することで女の子になりたいっていう願い、だけってのもです。

映画の中では、「他者から」の困難や挫折、無理解、差別の部分は最小限しか描かれていない印象です。正直言うと。
自身の苦悩の部分をメインですね。
ですので、画面に暗さが余り無いんですね、それがこの作品の良さですね。
暗く描かない、エピソードも結構笑える。
よく考えると結構デリケートな部分も救われる。

ちなみにボルバキアって宿主を性転換させる共生バクテリアの一種。なんだそれ?ですよね。
そんな奴が居るのを今回知りました。


以上、こんな奴がいるとの事。
寄生されるとね。
今のところは昆虫の世界のお話です。

そう、別に映画の登場人物達に寄生したわけでは無いのです。
ですので、深読みすると、この比喩的なタイトルも如何なものってなる?
私達はバクテリアに寄生されたわけじゃありません!
みたいな。
もう、そこは良いですよね。
実際、性同一性障害の原因なんて、誰も分からないんでね。(そういう所に押し付けてしまうのも、有り?なんて書くのも駄目?何か難しい)
こんな感じで気を使わないといけない、
そもそもそんな部分が、もうおかしいと思いません。
区別みたいな意識が根底にある事自体。
何も気を使わないで良いって、
まだまだ難しい?