聖なるもの
甘い声でちくってして
わたしだけをかまってほしいの
babybabybaby
もっとクラシュしたいよ
ボンジュール鈴木さんのとんでもなく誘うような声で「甘い声でちくってして」がスクリーンに鳴り響く頃、僕らはもうその世界に取り込まれてる事に気付く。(物語が始まってかなり時間が経過してからタイトルとテーマ曲が流れるんだけど、そういうの流行ってる?最近やたら多い)
そして聖なるものが僕らの頭の中で全速力で駆けずり回ってる、そんな気持ちにさせられるんだ。
その大きな瞳で見据えられると、そう、動けない。動きたい。(ん?どっちなんだ?笑)
見つめられると、動けないんだ。(そっちかい!)
動けないまま、彼女?あれは彼女なのか?聖なるものなのか?僕の視線の先には彼女しか映らない。彼女だけが、全てなんだよ。君が居れさえすればこのスクリーンの中には、他に何も写さなくても構わない。誰もが納得するだろう、きっと間違いなく、絶対そうだ。観客の62%(いや、全部じゃないやん!てか、何か微妙な数字)そうなるとそもそも映画じゃないし、じゃあ、なに?
だから、「聖なるもの」
ああそう言う事か、、、
イエイエ、その聖なるものが意味が不明で、
だから映画観て
ふ~ん。
まあ、機会が有れば、観て、観て(笑)
大学の映画研究会に所属しながらも3年、何も撮れなかったさえない男が伝説の黒髪少女を見つけ彼女主役で映画を撮るお話。
伝説とは4年周期で現れる長い黒髪少女を主役にして作った作品は傑作になる、という伝説。
所でWヒロインの小川紗良を自由に使いすぎだろう、妄想ひどい、僕ら付き合ってます風なカット多すぎだし、と言うか、もう趣味に走ってる、監督と主演女優、実はできてます的な妄想の映像化が多くてイチャイチャ。
ベッドに寝転んで、監督も隣でゴロゴロしてて
甘えた感じで「どっかぁ行かない?海とかぁ」「九十九里」「千葉とかじゃなくて~、み・な・みのほう~とかに、いき、た、い~」
そんなやりとりさせるカット満載。
で、劇中の彼女は真反対で、しっかりしててズケズケ物言うし、駄目だし多目で、どっちかというと完全Sタイプ!
「映画には協力するけど、貴方に協力はしない!」
「誰も貴方なんかと映画を作りたくってやってる訳じゃないの!」
挙げ句、あんまりにもいい加減な監督なので、「もう無理です、来ません」とか言われる始末。
敢えて、彼女のふたつの面を見せたかった?
まあ、そういうの嫌いじゃない自分が居るけれど、うん、みんなそうだな、評価高い奴って、たいがい自分がやりたかった事されて地団駄踏んでる映像作家さんの姿が眼に浮かぶ?笑。
ひと言で言うと楽しんでるね。
ええ、面白い。
問題の人ですね(笑)
南美さんがこの作品では「聖なるもの」です。笑。
ムーラボ2017短編部門グランプリの「ぱん」の監督の辻凪子さんは、岩切監督を天才と何度も呼んでた。そのチョイスとかは確かに上手い。あと好きな子を可愛く撮るのは上手い。まあ普通に、視線Hなだけだけど(笑)
あと、映画の中身まで「Time's Up」とか大丈夫だよね(笑)言われないよね、主観きつすぎるんで。
1月5日に2回目観て書いたんですが、何故かUPしてなかったんですね。今ごろですが、何だかんだ言いながら評価してるんで、あげておきます。お薦め的な感じで(笑)



