大人の条件
The Vanity’s
渋谷ギャラリーLE DECOにて
12月23日、夜

大塚で14時から舞台観てからの移動。16時過ぎには終わったんで、18時からなら、充分間に合うだろうと思った僕があさはかでした。池袋でちょっと寄道しようと駅の近くに入ってしまって大渋滞。車が動かない。抜け出せない。そう大間違いをやってしまった。仕方なく細い路地に逃げ込み、右や左や一方通行を駆使して、進むも幹線道路に出るとまた渋滞、新宿にすら着かない。多分渋谷周辺は更に混むだろうと予測した僕は、あっさり車を諦めた。
コインパーキングに放り込む。場所は千駄ヶ谷。先日来たばかりなのでちょっとは覚えてた。
副都心線、北参道駅、渋谷まで2駅。
有った!駅(笑)
と言うわけでなんとか10分前には到着。
お芝居の舞台は遅刻厳禁ですからね。そう、これも有る意味大人の条件。



導入部で分かる事。
家の部屋、リビングのような場所、そこで絵を描いてる女性、まだまだ少女のような女性。インターホンが鳴り、そこへ行くのに壁や物を手で探るように、頼りにするようにして受話器を手にする、視力が悪いんだって事が分かる訳です。

画廊の営業が訪問。特別な絵を売ることを提案される、長女が「あれは、ちょっと」、と苦慮の対応。家族には秘密。
その流れで父が画家、しかし経済的には困っている。相当にね。そして特別な絵画がある事も分かる。それを売ってしまえば、全てが片付く。売れるものなら。

そんな感じで手探りするようにストーリーは過ぎていく。ひとつひとつの疑問に答えを出すように。

そういう手法。

脚本は主演でもある瑞生桜子さん。主宰でもあります。眼の見えない画家?の役、3姉妹の末っ子役。実は色んなものを抱えてる役。眼が見えなくなったのも心因性のもの、事故とかでは無い。そんな役柄を可憐に透明感一杯に演じられてます。
20歳の設定、見えなくは無い(笑)
いつも結構眉間にシワ寄せてるイメージなんだけど、今回は違うね。
ああ、実は彼女の僕のブログに時々出てくるベイビーウルフのメンバーでもあります。人狼ゲームをニコ生放送でやってます。一応アイドルの立ち位置です(笑)番組上ね(笑)ただアイドルグループとしては平均年齢高めです。
そこで、イメージですがゲーム中、彼女頭に手をやって、分からない?ってポーズしてる事が多いような。多く無いような、いや多い(笑)あくまでも個人的な感想ですが。


少し繊細なテーマがこの物語の芯になってて、でも、なんだろう、そこを最低限に、余り表現とか受取り方とかを、きつくならないように物語を進められてますね、そして実はかなりの悲劇なんですが、前半の、淡々と繋がるお話の感じから、一転最後に畳み掛けるようにイッキに全てを明らかにされる。(裏切とか、不貞不倫とか、幼児への性的虐待とか、無謀な投資狂いでそのうえ失敗続きだったとか、最悪な父だったみたい、あと予測出来るかもだけど、主人公の3女だけ母違います、で彼女、部屋でぶら下がって死んでる父親を見て、心的要因で視力を失ったようです)
意図だったのかも?ですがね。ちょっと忙しいかな。(最後にまとめて語られると、しんどいでしょ)
前日横浜で観た舞台もそうだけど、最後に詰めこみ過ぎるんですよね。流行ってるのかな。ラスト怒濤の展開みたいなやつ。
いえ、前半の淡々とそして、最初の流れるような感じの進みかたが僕的には心地良かったですね。それと画家である父の精神崩壊のいきさつをちゃんと説明されてるのだけど、オチへと繋がる部分が、興味感じたんで、そこに時間掛けてくれたらって思った。舞台では、難しいし、掘り下げにくい、かもですが。いや、観たくないですね(笑)

でも、
ダメだ、最近、精神崩壊に興味が(笑)
まあ昔から好きだけど、精神崩壊。

しかし、タイトルの大人の条件って何だろう?
この話、一旦崩壊した家族が再生していく、とかのお話だと思うんだけど、

全てを語り、晒し、受け止め、受け入れる。
そんな大人、逆に、いないよね(笑)