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先月の8月28日から9月1日まで遅い夏休みになりました。

本当はダラダラ過ごそうと思っていのですが、お盆前に急にネットを見ていて台湾の動物園に行って見たくなりました。そんな旅、私は海外旅行経験が少ないのでドタバタした日々でした。


①そうだ、台湾に行こう!

よく、OLさんが金曜日の夜から台湾に遊き日曜日の夜中に帰ってくるなんてニュースを以前はよくテレビで見た記憶はある。近いんだよなぁ?沖縄の少し先だよね?、実は・・・台湾のことを知らな過ぎて、何から手を付けてよいから・・・パスポートと休みが5日だけある、とりあえず予約。

初めての台湾なのでツアー旅行を選択したかったのだが、目的の動物園がルートに組み込まれているプランなどなく、結局、ネットで羽田←→台湾(台北)の飛行機と、台北駅前のホテルを食事無しで4泊を予約した。驚いたのは、羽田から台湾までの飛行時間、行き3時間半、帰り3時間・・・意外と短い。実際に乗ってみて分かったのだが、雲の上に達したら30分は食事タイム。早朝&夕方便だからか機内食が出てきたりお茶のサービスがある。座席の前に各自モニターが付いており好きな映画や音楽を楽しめるので3時間が直ぐ過ぎる、ちなみに私、題名だけで映画を選んでしまいクライマックスには号泣、ちょっと恥ずかしかったが、お陰で退屈なく目的地に到着した。

それから、お金のこと。

往復飛行機+4日宿泊代で5万円だった、大手旅行代理店に頼んでこの値段。ネットで探すと更に安いプランも見つかったのだが、台湾初心者としては、これでよし。夏休みに国内旅行でも遠くに出掛けると、もっともっと高い、驚いた。



②空港から動物園までの道のり。

海外だと心配は「言葉」ではないでしょうか?私、日本語も微妙な上、英語は中学1年生1学期レベルで止まっている状態。でも大丈夫でした、心配して損した!観光に関する場所、空港・駅・ホテルには日本語を話せるスタッフが想像していたより多いし日本語の説明文のが多いのも嬉しい、更に通じなければ、漢字での筆談や今は便利なスマホで翻訳するれば、大丈夫。

お店も日本でおなじみの企業がいっぱい、セブン、ファミマ、そごー、吉野家、大戸家、スタバ、無印、ダイソー、数え切れない何処にでもある。

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↑動物園の最寄り駅、駅の構内にセブンイレブンがある。
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↑動物園正面ゲート、この目の前までタクシーが到着、帰りは係員さんにタクシーを呼んでもらう。

さて、台湾でカピバラのいる動物園「頑皮世界野生動物園」に行きたい。台湾は九州ぐらいの大きさだ、滞在している台北が福岡だとしたら、頑皮世界野生動物園は鹿児島の上にあると思って頂きたい。遠い!と思うかもしれないが、台湾の上と下を一直線に日本で言う新幹線が通じていて時速280km/h、1時間半で下まで(台南)行ける。

そこからは在来線に乗り換えて1時間弱、乗り換えが分からなくても聞けば親切に皆さん教えてくれる。新幹線は駅の窓口で切符を購入したのだが、在来線は更に便利だ。日本でいう「イコカ」や「スイカ」の様に電子カードが駅で売っていて、お金をチャージとておけば、ピッ!と乗れて支払いが出来る仕組み。このカード、電車・バスはもちろん、コンビニや百貨店・空港売店などでも使えるので、紙幣やコインの種類を覚えなくても良い。最寄り駅の「新栄」駅に到着したら、バスもあるのだが時間短縮の為にタクシーで向かった、約20分乗車400元(日本円で約1200円)。



③頑皮世界野生動物園

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↑緑豊富な園内、随所にベンチがあるのでお休みには困らない。
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↑食堂、麺や定食、スイーツ的なものもある、室内はキンキンに冷房が効いている。
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↑園内を走っている電気自動車、可愛い。

草食獣を中心とした大きな動物園、キリンやシマウマ、レッサーパンダやビントロング、ペンギンから爬虫類まで多種を飼育している。更に同一動物を多頭数飼育しているインコやヤマアラシなどは、40頭以上展示されているのではないだろうか、日本では見られない光景・圧巻だ。

各動物達の放飼場は大きく、腰までの木柵かガラス柵が多いので見やすい。表示看板もしっかり設置され現地語で、解説文、生息地、レッドデータなどが表記されている。多くの動物達に餌あげも堪能する事が出来る。餌は園内の売店で30元(約90円)で草を一束購入する、かなりの量だ。

ヤギなどの家畜は放飼場内に入れるのは日本と似ている、黒鳥や水鳥は園内放し飼いで色々な場所で出会う。園内は木々が多く、ベンチで休める場所、屋根のある場所が多く、ミストが出ている場所もあり暑さをあまり感じない。食堂も完備されており、飲み物が付いた麺類は100元(300円)定食は150元(450円)、日本の味に近いので好き嫌いの多い私でも食べ易い。園内では、毎日一日3回のショーも開催、公園遊具やバイキングなどの遊園地さながらの施設もあり、おそらく一日家族で団欒タイプの動物園だと感じた。

高低差はなく何処でも平ら、広い園内には乗り合い豆電車の様なものが走っている。そうそう、この動物園に限ってのことだけではないのだが、台湾の公共の場所やトイレは、綺麗でごみ箱も多く清潔なのには驚く。

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↑気になった動物達①ヤマアラシ、一箇所に20頭ぐらい飼育されており、二箇所ある。
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↑気になった動物達②コンゴウインコ達 入場ゲートを潜ると大量にお出迎え、写真は一部。
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↑気になった動物達③コモドオオトカゲ、何頭・飼育されているか放飼場が大きくて不明、二頭は見つけた。



④カピバラ放飼場

カピバラ放飼場はテニスコートぐらいの面積を二つに柵で別けてあり、真ん中に全体の大きさ4分の1程度、コンクリートで固められた深さ30cm程のひょうたん型の池が設置されている。目測だが、幅12m×20mぐらいあるのではないだろうか、二つに別けた放飼場には各飼育小屋、木製で6畳&8畳程度が設置されている。

飼育小屋には敷き藁が敷いてあり寝床&オヤツの役割、大きな鉱塩もゴロゴロと置いてあった。地面は砂土、木々が生えていおり、オブジェ的に丸太や枝を積み重ねたみのも設置されている。柵は高さ約1mで木目の大きな10cm間隔の網が張られており、カピバラに餌を差し出したり近くに来れば触る事も可能だ。

カピバラ放飼場の前には「台湾でここだけ」的な看板や、スタンプなども設置されていたり、園内のキャラクターもカピバラが採用されていたりと、結構プッシュされている感じを受けた。

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↑放飼場を外から見た感じ、網の間隔が広い。奥の小屋までがカピバラ放飼場。
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↑飼育小屋、右側は隔離施設の様で子育て用にも使われる様子、今は赤カピはないので空。
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↑池は前日の大雨の為か緑色、面積はかなり広い。

カピバラは、1つの放飼場に大人のオスとメスの二頭。そしてもう一方は、14頭飼育されている。14頭の中には2頭の仔カピバラが含まれているのだが、残りの12頭は中型から約1.2mクラスの大人と思われるカピバラ大きさもマチマチ。不思議なのはその中にモリージョで確認出来るオスが私が見た限りでは4頭いるのだが、不思議と共存している。多少のオス同士の小競り合いは見られるものの体に傷や怪我を負っているものはなく、毛並みも綺麗で体格の良いカピバラ達なのだ。なにか仕掛けがあるのだろうか?

ここに来る前の日が大雨で、色々な物が池に流れ込んだと思われるが、カピバラ達が池に入ると、緑色になって出て来るのが印象的だったのだが、ぶるっと水滴を落とすと元の色に戻るので染まっている訳ではなさそうだ。



⑤え!お客さんが、カピバラとふれあいをしている!

私は、初めて行く動物園は、もろちんカピバラ以外も見学する。大型獣を見てはカピバラに戻り、反対側の小動物や鳥類を見てはカピバラに戻り、食事をしてはカピバラに戻る、そんな見学の方法。

何回か行ったり来たりを繰り返していると、カピバラ放飼場内・柵の中に現地語を話す若い大学生のお客さん3人が入って、ふれあいを楽しんだり写真撮影をしている。えーーーー! 何処にも入り口は無い、看板を無理やり熟読しても入って良いとは書いてなさそうだ・・・・。でも、入れるものなら入りたいし、近くで台湾のカピバラ達と遊びたいと思うのはカピバラ好きなら当然の事だろう。

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↑カピバラ放飼場の中に入れる券。
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↑餌の販売所、手前の緑の草があげられる草、これで5束ぐらい。
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↑仔カピバラ
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↑カピバラ達とのふれあい後半、餌が無いのが分かったのかマイペースに戻る。


清掃係のおばさんに、「水豚・イン・タッチ・・・・」身振り手振りでアピール、入場ゲートに行け、もしくは聞けと言っていると思われる、通じるものである。ただ筆談すれば良かったと反省。今度はゲートでは筆談「水豚、触、入、方法・・・」絵も描いた。は直ぐに理解してくださって、200元必要で、13:30に、カピバラの前で待ち合わせという単語を書いてもらい理解、お金を払い領収書なのか予約券なのかを手渡された。


待ち合わせ時間、若い男性スタッフ、多分飼育担当ではない感じのイケメンな青年が自転車に乗って登場、何をするにでも親切で笑顔だ。ビニールに入った餌袋(キャベツ8/1、人参5本)を3つ手渡され、14:30までと書いて教えてくれる。

つまり、

餌が付いて・1時間・一人200元、つまり日本円で600円で、カピバラ放飼場を借りきれるという仕組みらしい。その時間は、1グループしか放飼場に入れない様で、その間スタッフも写真を撮ってくれたり、偶にスマホ翻訳で話をしてくれる。カピバラが好きだったら、こんな贅沢!日本には無いのではないだろぅか(笑)


幸せな一日をこの動物園で過ごして、台湾に来た最大の目的は達成!できた。他にも、台北動物園や定番の観光地や博物館を巡り、名物を食べる5日間、あっという間の時間。名所を色々巡らず、台北動物園と頑皮世界野生動物園を中心に旅計画を立てれば、二泊三日でも十分堪能出来ると感じた。

今回のブログは、細かい事は書き切れなかったが、機会があれば詳細を追記したいと思っています。


頑皮世界野生動物園(Wanpi World Safari Zoo) http://www.wanpi.tw/




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