「夏休みにカピバラのいる動物園に行くとしたら、何処がおススメですか？」という質問をよく頂きます。
夏という括りで言えば、絶対「水」が豊富な場所を紹介しちゃいます。カピバラと言えば、まったり＆のんびりのイメージですが、野生のカピバラ達は、池や川では泳いだり潜ることが非常に得意な動物です。
日本で飼育さてれいるカピバラ達は、気候の良い時期でないと泳ぐ姿は見られません。年間でも夏とその前後ぐらいでしょうか、寒い時期はじーと動かずでお風呂ですから。そうなると、是非、短いシーズン・夏の間はカピバラの特技とも言える、泳ぎを見て欲しいのです。
関東では深さがあり泳ぐ姿が見られる池やプールのある施設が多いのですが、その中でも泳ぐスピードを観察出来る広い池があり、更に真横から潜る姿を見る事が出来る大水槽がある、那須どうぶつ王国はおススメの一つです。そんなマーメイドの様な姿を今シーズンも見たくて、那須どうぶつ王国のカピバラ達に会いに行きました。
7/8
この日は、前日までの予報は晴れだったのに、蓋を開けたら気温は30度程ありますが、完全な曇り。放飼場にはカピバラ達が、ごろごろ・・・大小様々なカピバラ達15頭と、ふれあい出来ます。
午前中は比較的お客様も少なく、カピバラ達もマイペース、ほぼ寝ている感じで、池やプールに入ってくれるかとヒヤヒヤしましたが、結果としてお昼過ぎから池に、そして15時過ぎから隣接する横から観察出来る水槽に何度も入ってくれました。お風呂の様に、じーとしている訳ではなく、出たり入ったりを繰り返す感じです。もしカピバラが昼寝しておらず、うろうろ放飼場を歩き回っている感じだったらば、しばらく待てばきっと入ってくれます。
そうそう、余談なのですが、今日、穴場の休憩スポットを見つけてしまいました。入場ゲート右の建物は、カピバラと混浴出来る温泉施設なのですが、その二階が休憩施設になっています。とてつもなく大きな広間に、机と座布団が並び、海の家やホテルの大宴会場みたいな開放感があります。温泉に入った後にゆっくりが正解だと思いますが、疲れきったり、熱中症寸前の時にも、ゆっくりと休憩出来る穴場過ぎる場所です。お部屋の壁には以前行ったカピバラ写真展の写真が飾ってありますので、それを見ながらの休憩も良いでしょう。
ちなみに、気になるカピバラ混浴風温泉ですが、この日は15時～16時まで入った方にお聞きしたら、カピバラ達はずーと露天風呂？池に入りっぱなしだったそうです。こちらのカピバラ用の露天風呂は、人間のお風呂のお湯のあまりが流れて行く構造の為に、少し放飼場と比較すると「ぬる目湯」だと考えられるのでこの季節は、夕方の方がカピバラ達はお風呂に入っている確率が高そうです。
那須どうぶつ王国 http://www.nasu-oukoku.com/
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