１２月２２日(火)
駐車場に到着し、第一声は「寒！寒！寒！寒！」 東京から窓を閉め、暖房に包まれながら来たのだから、当たり前だが、想像していのより寒い。那須の山頂は白い薄化粧、外気温は５度しかない、時折吹く山からの強い風は、驚くほど冷たい。
これでも冬の厳しさは、序盤とスタッフさんにお聞きしたら、「寒い」などと言えなくなった(笑)確かに、駐車場で防寒着に着替えている間に、近隣や福島ナンバーの車から降りてくるファミリーは、すました顔で歩き、子供は入場ゲートに走っていく。私も防寒着に着替えたら、特に寒さは感じない、風を通さない服装は必須であるが、ポイントは足元の手先。靴下を２枚重ねて履き、厚めの手袋をしたら、「寒い」という言葉は一切出なくなった。
↑室内展示場の様子とカピバラメンバー。他のイベントが開催している時間は、独占！なんて事もあります。
とは言え・・・この日の那須は山の様な天候、突風と共に細かい雪が降ってきたと思えば、急に明るくなって青空になったり。こんな天候でもお客様は、どんどん来る、皆さん攻略法をお持ちの様だ。
例えば、冬期営業体系の王国は、カピバラのふれあいも室内でも行っている。ふれあいうさぎ王国にて開催、10：00～15：00まで常時カピバラがいるし、ふれあいタイム：①10：30～11：30 ②14：00～15：00は、部屋内で放し飼い、ふれあい＆餌あげも可能だ。室内は、ぽっかぽか、お客さん用の椅子やトイレもあるので、ここから動けなくなりそうな快適生活。
カピバラの他にも、室内施設がレッサー・小動物・ショー会場・ネコハウスなど多々あるので基本は室内に滞在して、天気が良い時間になると屋外を散策したり、屋外施設を見学したりと、皆さん、ここでの楽しみ方を分かっていらっしゃる。その証拠に、寒い時間は園内に私だけしかいないのでは？と思っていたら、カピバライベントの時間直前に、どわ～とお客さんが放飼場の周りに集まってきた・・・何処にいらしたの？って感じ。
屋外と言えば、カピバラ達も冬恒例のカピバラの露天風呂が開幕！12：15～12：45はお風呂のある大放飼場にも入場出来て入浴中のカピバラ達とふれあいをしたり餌をあげる事も可能。なんか時間短くない？と思われるかもしれませんが、12:45でお客さんは放飼場からは退場しなくてはなりませんが、カピバラ達はそのまま滞在。
お風呂のお湯も、天候によるそうですが15時までぐらいまで流し続け温度も一定、カピバラの気分によりますが、お風呂に入る姿は柵越しに見学出来ます。ちなみに、カピバラ露天風呂を見ながらの足湯体験は、土日祭のみ開催です。
↑上の写真が昨年の浴槽、下が今年。大きさを比較するのには、岩から出ている３本の打たせ湯の位置と浴槽を見てください。
さて、今回のお風呂、昨年と違うことがあります。カピバラ達が入浴する浴槽がリニューアルされて、総ヒノキ作りの浴槽は約・横幅２．４m、奥行き８０cm、深さ35cmと立派！過ぎ。カピバラ達が一挙に10頭ぐらい入れ、更に私も入れる程度の大きなになりました。新品のヒノキのいい匂いがするお風呂、贅沢の極みです(笑)
そして、この日は冬至という事で、柚子湯イベント、これを見に来たんだ。柚子を100個と、冬至に食べる野菜と言えばの南瓜、そして大好きな林檎を10個浮かべました。途端に辺りはヒノキから柚子の香りに。カピバラ達はというと、あんなに大きな鼻の穴をお持ちなのに、香りを堪能することも無く、最初は林檎を探したり奪ったり食べたりと大忙しで、全く落ち着きなし。
まったりお風呂のイメージには程遠い雰囲気でしたが、約15分もすると林檎の陰もなくなり、大きなお風呂を、ゆったりと満喫しておりました。これだけ大きな浴槽だったら泳ぎ回るのでは？と思っていましたが、結構・・・じーと目を細めてお湯を堪能しておりました。
那須どうぶつ王国は、冬季(3月迄)は開園・閉園時間や休園日が変化いたします。カピバラ達に会いに行く時は、ホームページを確認してから訪ねてくださいね。
那須どうぶつ王国 http://www.nasu-oukoku.com/