国内93箇所目のカピバラ飼育展示施設が長崎県に先月登場したのはニュースで読んだのだがホームページを見ても良く分からないので、遅い夏休みを利用して長崎県に行って参りました。
まずは、長崎新聞の記事を読んで基礎知識を付けてください↓
新聞記事転写抜粋
モンゴル村がリニューアル
8月1日にリニューアルオープンを迎えた「鷹島モンゴル村」。本年度から西海市のバイオパークの完全子会社が運営を担い、小動物と触れ合えるペットアニマルワールド「PAW」を整備するなど大きく様変わりした。
モンゴル村は1993年に旧北松鷹島町が開設。第三セクター方式で運営を続けてきたが、市が新たな指定管理者を募集。バイオパークが手を挙げた。リニューアル後は園内を無料ゾーンと有料ゾーンに分ける。
有料ゾーンの最大の売りが約30種類750匹の生き物と触れ合えるPAW。イヌやネコ、ウサギなどの身近な動物からカピバラ、パンダマウス、イグアナなど珍しい種類もそろい。有料ゾーンの玄関となる「モンゴル資料館」では、鷹島沖が舞台となった元寇に関する資料や海底遺跡からの出土品を展示。
従来は宿泊で使っていた「ゲル」も残り、モンゴルの雰囲気を味わえる。モンゴル大草原や子ども用の遊具、天然温泉「勝鷹の湯」がある無料ゾーンには飲食施設「鷹島ビール園『ホークス』」を新設。新鮮な魚介類を使った「魚島来(おとこ)めし」やジンギスカンなどを提供する。
8月1日にリニューアルオープンを迎えた「鷹島モンゴル村」。本年度から西海市のバイオパークの完全子会社が運営を担い、小動物と触れ合えるペットアニマルワールド「PAW」を整備するなど大きく様変わりした。
モンゴル村は1993年に旧北松鷹島町が開設。第三セクター方式で運営を続けてきたが、市が新たな指定管理者を募集。バイオパークが手を挙げた。リニューアル後は園内を無料ゾーンと有料ゾーンに分ける。
有料ゾーンの最大の売りが約30種類750匹の生き物と触れ合えるPAW。イヌやネコ、ウサギなどの身近な動物からカピバラ、パンダマウス、イグアナなど珍しい種類もそろい。有料ゾーンの玄関となる「モンゴル資料館」では、鷹島沖が舞台となった元寇に関する資料や海底遺跡からの出土品を展示。
従来は宿泊で使っていた「ゲル」も残り、モンゴルの雰囲気を味わえる。モンゴル大草原や子ども用の遊具、天然温泉「勝鷹の湯」がある無料ゾーンには飲食施設「鷹島ビール園『ホークス』」を新設。新鮮な魚介類を使った「魚島来(おとこ)めし」やジンギスカンなどを提供する。
↑ゲル、泊まる事は出来ないのだが室内を見学したり記念写真を撮る事は可能、結構内部は広いので驚く。
↑資料館内部の雰囲気、動物達のいるPAWとは共通入園料で楽しめる。
この新聞を読んで、モンゴルをテーマにしたテーマパークだという事は一目瞭然。そして良く分からないのが、長崎バイオパークの子会社が「指定管理者」にという文面。この「指定管理者」とは何ぞやと言う事になるのだが、今まであった既存の施設はそのままで受け継ぎ、運営方法や料金設定・スタッフ配置や新規アイディアなどをバイオパークが行うという事。つまりモンゴル村内にある全ての施設、上記の新聞にも書いてあるが動物関係だけでなく、温泉、資料館、公園、飲食店、売店などを運営する訳なのだ。そんな言い換えれば、ミニ(長崎)バイオパークを、体感して参りました。
8月31日(月)
最近行いが悪いので「雨男」になった私、今回もザーザーと雨の降る九州に降り立ちました。モンゴル村、所在は長崎県にあたるのだが、鷹島という島が佐賀県の上にある立地で、九州から島に渡る橋が佐賀にあるという不思議な場所。しかも近くの空港、福岡、長崎、佐賀と何処からも車で約1.5~2時間程度掛かる、電車とバスで行く事も可能だげれど、今回は荷物が多いのでレンタカーで福岡空港から目指した。
高速を降りて唐津という町並みを散策した後に一般道で目指したのだが、だんだんと緑豊富で道が狭くなり、漁師町の様な場所を通り過ぎる。朝ドラに出てくる様な少し古い田舎の風景がイイ!旅行している気分を思いっきり味わえるのである。そんな道を通り過ぎると小高い山に突如として現れるモンゴル村、島だけに周りは海に囲まれて最高の景色。
さて、最初に目指すのはカピバラのいる動物施設「PAW」。
モンゴル資料館と共通料金、もちろんモンゴルの事も勉強しつつ、カピバラを目指す。ちなみに、両施設は再入場も可能で退出時にモンゴル資料館の入口で腕にスタンプを押してもらう仕組みになっている。
↑PAW全景、奥にある大きな平屋の建物が屋内施設、周りの草が生えている場所も放飼場で写真向かって右側にも同様の放飼場が続く。
↑屋外、最初は斜面が全部に雑草が生えていたと想像出来るが、よく食べたものだ。園内の敷地はとてつもなく大きいので拡張可能だ(希望)
さて「PAW」。長崎バイオパークにも同じ名前の施設があるのだが、ほぼ一緒の形態。建物の大きさもほぼ一緒だそうで、ログハウス風の屋内施設は、約100畳程の広さの中に3つ部屋・猫ルーム、犬とミニブタルームそして小動物&魚類とに分かれている。
猫&犬ルームの頭数だけでも、かなり動物数がおり、室内には椅子なども完備され、ゆっくりと触れ合いが可能、満喫出来る。それから、隣接する屋外放飼場&ドックランが広い、本当に広い。すり鉢状の長方形の敷地なのだが、目測でテニスコート4面はあるであろう広い敷地。その屋外施設にカピバラが現在は1頭と、シバヤギ、羊が各約10頭、コールダック、マーラと一緒に生活している。屋外動物もふれあいが可能、餌もガチャガチャで100円で販売している。
カピバラの名前は、ユズ。現在は書いたのは、固体変更や増やす予定があるかも?なので、もし行かれたら飼育係さんに確認して欲しい。屋外放飼場には2×3mのミニ池も完備、土と短い雑草の生えている場所が半々、雑草は動物達の格好のオヤツとなり見ていると常に何かがハムハムしている。カピバラも私が滞在している時間のほんんど、雨が強い時だけ軒先で雨宿りをして、後は草を食べておりました。
↑室内施設内部、水槽は地元でとれた魚と熱帯魚の共演、ほぼ全ての小動物達とふれあいが出来る、もちろん柵など一切無い!
ちなみに、屋内施設内で生活してる動物を簡単に文字だけで紹介しておこう。オオキボウシインコ、グリーンイグアナ、リスザル、フレミッシュジャイアント、モルモット、チャブロサソリ、ミニウサギ、オオハナインコ、メンフクロウ、ルリコンゴウインコ、カルフォルニアキングスネーク、アルゼンチンモリゴキブリ、モモイロインコ、コーンスネーク、アジ、コンズイ、メジナ、マゼランミミズク、デグー、パンダマウス、インドオオコオモリ、タランチュラ、ホンジュラスミハクヘビ、そして犬・猫、各10種程度いたかなぁ。
ほとんどバイオパークから移動して来た動物達だが、新規に入れた動物もおり、更にこれからも、違った動物を追加で入れていく予定だそうだ。正直・・・ここだけの話だが、長崎バイオパークのPAWに比べれば、まだ開園したばかりなのでお客さんは少なく、狙い目。ゆっくりと動物達とふれあったり、飼育係さんとお話したりと、動物園なのだが、自宅の様にくつろげる、そんな雰囲気なのだ。
動物達と遊んだ後は、食事も大事。
長崎バイオパークで食事をした方なら、動物なのに名産が食べられたり食事が美味しい印象があると思うが、ここも同じ。地元の魚料理、お刺身定食、そしてジンギスカンを楽しめる。
今回は名産の「魚島来(おとこ)めし」食べてみた!上に乗っている魚がコリコリしていて新鮮で美味しい。実は、私、あまり魚料理は得意ではないのだが、これは良い。醤油ベースとゴマ味噌ベースのタレで食べるのだがペロリと完食。ちなみにビールなどの酒類もあり、座敷もあるので、ゆっくり休憩も兼ねて楽しめる。
ご飯もオススメなのだが、これもオススメだ・・・絶対オススメ温泉!
有料でタオルも貸してくれるので手ぶらでも大丈夫だが、遠征だったら持っていくのも良いかもしれない。何が良いって、露天風呂だ。この建物の向こう・眼下には海が広がっているいるのだが、それを眺めながらの入浴は最高な気分。朝早起きして来た疲れが、一緒に吹き飛ぶこと間違いない、もちろん室内風呂、サウナなども完備され、私が入った時は地元の爺様が一緒だったのだが完全に常連な雰囲気、それだけ地元でも気軽にリピートする良い風呂なんだと実感。入浴後、少し畳の部屋で寝そべって休憩、昼寝もリフレッシユには最高だった。
この他にも、遊具のある大きな公園・展望施設、お土産とハンバーガーが食べられる売店などがある総合施設のモンゴル村。当初の予定では、さっと園内を見学して長崎バイオパークに移動する計画していたのだが、結局、動物、散歩、買い物、食事、風呂を満喫して滞在は、5時間程度になってしまいましたとさ。
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