こんにちは!タコリーナです!タコ

引き続きの…

イタリア全力疾走旅日記に御座います。。

今回はその53…

よろしくお願い致します!

※※※※※※※※※※※※※※※※※

てな感じで…

フォロ・ロマーノの見学ツアーは始まった。。
↑アントニヌスとファウスティナの神殿。。

五賢帝は4番目の皇帝アントニヌス・ピウスが…

皇后ファウスティナの死後、彼女の為に建てたもので、、

皇帝自身も死後ここに祀られた。。

その後11世紀には教会として改修され、現在見られるファサードは17世紀改修のものだそう。。


『神殿』  

とはその名の通り神を祀る場所。。

当時は皇帝が亡くなると後継者が先帝を神格化するのが慣習だった…

因みに、先帝ハドリアヌスの神格化には元老院の強い反対があったが…えー
 
アントニヌス・ピウスの説得により、神格化が実現した。。

(元老院はハドリアヌスの事をあまりよろしく思っていなかった。)

一方、当のアントニヌス・ピウスは、、

ピウスと呼ばれるようになったその名の通り…(ピウス=敬虔なる者)

23年の治制で一度の戦争もない程平和で、浪費も少なく、、

ローマの国庫の資産も最高額が残っており。。

彼の神格化には、元老院の中で誰一人として、、

反対する者は居なかったのだとか…


勿論、だからといって先帝ハドリアヌスが単に悪帝だったわけではなく、、

属州の安定に努めた彼もまた、五賢帝の名に相応しい業績を残している。。ウインク


さて。。

アントニヌスとファウスティナの神殿に話を戻そう。。
↑よく見ると、6本の柱に傷の様な線が付いているのが確認できるが。。

これは中世に入って、建築材料として持ち去る為に、、

ロープか何かをかけて倒そうとした後なのだそう。。びっくり

幸い、この柱は上手く倒せなかったのか、、

こうして残っているが、、

フォロ・ロマーノにある多くの建材は後世の建築材料として持ち去られてしまっているそうだ。。えー


続いては…
↑双子神の神殿。。

『レギッルス湖畔の戦い』で…

ローマを勝利に導いた双子神に捧げられた神殿。。

今はこの3本の柱のみが残っている。。

『レギッルス湖畔の戦い』は…

追放された七代目王タルクィニウス軍とローマ軍との戦い。。

タルクィニウスは先王を殺害した上、先王時代の元老院も殺しまくったり、、ガーン

市民を水道建設事業で酷使したりして反感を買い…えー

極めつけに息子の不祥事ときて…

とうとう追放されるも、、

しつこくローマに反撃…

最後はこの戦いで完全に制圧された。。


ローマはこの駄目王タルクィニウスを最後に、、

独裁を排し…

王政から共和政へと移ったのだった。。。
ニョキーんとそびえるこの柱…

自分、結構気に入っている。。口笛


そんなこんなで、、、

もう少しだけフォロ・ロマーノ見学はつづくのだが…
今見ると、↑この写真の井戸(のようなもの?)…

ゲーム『テキサス・チェンソー(悪魔のいけにえ)』の…

地下へ落ちる井戸…

に見えてしまうのは、、

ゲーム実況の見すぎだろうか?w爆笑



そんな感じで…
続きはまた次回!てへぺろ

ではではまた!
後程ーポ!!



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