こんにちは!タコリーナです!![]()
引き続きの…
イタリア全力疾走旅日記に御座います。。
今回はその42…
よろしくお願い致します!
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ヤバい。。。
グレゴリウス・エジプト美術館に時間を掛け過ぎてしまった。。
のっけから…
ペース配分をしくじりかけている。。
こんな調子では肝心のシスティーナ礼拝堂まで気力体力がもたない…
後ろ髪を引かれる思いでエジプト美術館を後にした。。

では軌道を戻すべく…
『ピオ・クレメンティーノ美術館』へ、、、
ヘラクレス様!!
ナポリでお逢いしたヘラクレス様と比べて…
全体的にソフトなイメージ…
↑因みに自分はこちら派…
そしていよ中庭へ…

おーー!
ラオコーン像
自分…
ギリシャ神話を題材にしたものが大好物だ。。
何故なのか…
大して詳しくないクセに、、
(色んな話がすぐごっちゃになるw)
自分でも不思議に思うくらいだ…
これが紀元前40~20年位のものというのだから、、
驚きだ。。
体を捻り、悶絶するラオコーン、、、
そう言えばポンペイやナポリ考古学博物館で見た、、
大好きな『踊るファウヌス』様にも通ずるものがある。。

ヘレニズム美術の代表的な捻りの表現、、、
この辺りも自分的にはツボなのかも?
さて、そんなラオコーン様。。
何故、こんなに悶絶しているかと言えば、、
物語については長くなるので…
細かい話は割愛するが、、
トロイア戦争の時…
ギリシャ軍の木馬作戦に目ざとく気づいたトロイアの神官ラオコーンが…
『木馬を城に引き入れるな!』と忠告するも、、
敵軍勢?のポセイドンの遣わした大蛇によって、、(或いはアテナ神の差し金で)
2人の息子共々、絞殺されてしまった。。。
この彫刻はその時のシーンを切りとったものだ。。
因みに、それを見たトロイアの人達は、、
『ラオコーンが木馬を城に引き入れる事に強く反対したからアテナ神の怒りに触れたのだ…
』
(木馬はアテナ神への貢物とされる)
と考え、、
木馬を城に引き入れてしまい。。
結果…
あのトロイア陥落の惨劇へとつながる事になる。。
ラオコーンの言う事聞いていればねぇ…
さて、そんなラオコーン像は、、、
1560年にネロ帝の大宮殿の近くで出土されたそうだ。。
(元々はロドス島にあったものが運ばれてきたと思われる。)
出土時は右腕などがもげて損失した状態だったので、、
『どんなポーズだったかコンテスト』
によって、、、
右腕を高く突き上げている…
が採用されて、その様に付け足されたそうだ。。

あれ?
でもラオコーンの右手、、、
突き上げて無くね??
というか、、
むしろがっつり曲がっている…
実は、、
時は流れて20世紀、、、
ある考古学者がローマで右腕の彫刻を発掘…
それが後にラオコーンのものであるという鑑定結果が出たのだ。。
コンテストで採用された右腕は取り外され…
オリジナルの右手が彼のところに帰ってきた。。
と言う事らしい。。
因みにラオコーンの出土時に立ち会っていたというミケランジェロは…
『右腕は曲げて背後に回しているのでは…』
とすでに“正解を予測”していたそうな。。。
さすがはミケランジェロ…
そんなミケランジェロはラオコーン像に強い感銘を受け、、
その後の彼の作品に大きな影響を与えたそうだ。。
成る程。。。
そんなこんなで…
大好きなラオコーン像を…
心ゆくまで愛でることが出来て…
大満足。。
また会いに来たい。。。
あ…
そう言えば、、
フィレンツェのウフィツィ美術館に…
このラオコーン像のコピーがあったけど…
右腕どんなんだっけ??
と思い…
過去の写真を探してみた。。
コンテストで採用された方のパターンのままだった…(当たり前w)
でも改めてよく見ると…
高く上げた右手は蛇を掴み、解こうとしている様に見える。。
へぇ…色々と知ると面白いなぁ…
こっちのポーズも良いじゃんね♪
というところで…
ラオコーンだけの回になってしまったが、、
そんな感じで…
続きはまた次回…
ではではまた!
後程ーポ!!






