こんにちは!タコリーナです!



引き続きの…
イタリア全力疾走旅日記に御座います。。
今回はその39..
よろしくお願い致します!!
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トレヴィの泉→パンテオン…
と来たら、、、
次に目指すはナヴォーナ広場…
なのだが、、、、
無料みたいなので…
ちょっと寄ってみる事にした…

おぉ…
これは凄い。。。
てか、、、、

カラヴァッジョあるし!!
ちょ、待って。。。
聞いてないよ…w
慌てて調べるとここは、、、
サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会⛪で…
描かれているのは、カラヴァッジョによる…
『聖マタイ三部作』
場所は教会左側廊のあたり。。
因みに、マタイは十二使徒の一人で、、
『マタイによる福音書』を書いた人だ。。
『聖マタイの召命』
『聖マタイと天使』
『聖マタイの殉教』
といった構成で、マタイの生涯的な感じのようだが。。
最初の『聖マタイの召命』は…
本とかで見たことがあって…
『え?こんなところに?』
と、あわてていたら写真を撮り忘れた。。w
では気を取り直して、左から…

↑『聖マタイの召命』
画像は外部サイトより。。
厳密に言えば、、
この時点ではまだ聖人ではないが…
『私について来なさい…』
そう言ってイエスが…
徴税人であるマタイに声をかけている場面だ。。
そして、その指が差している人物がマタイなのだが、、
当初…
中央の髭の男性という見方がされていたが、、、
近年では…
一番端で無心に金を数えている男説が有力らしい。。
その後、マタイは即決でイエスに従い、嫌われ職の徴税人から足を洗ったというわけだが…
当時、ユダヤ人はローマに税金を納めていて、、
その集金もユダヤ人に委ねられていた為、徴税人はローマの手先的に見られ、忌み嫌われていた。。
しかも、立場を利用して金額多く言って横領し、私腹を肥やしたりしてたというから…
かなりブラックなお仕事だったようだ。。
マタイが福音書を書いているところ。。
上から天使が何か語りかけている様に見える。。
因みに福音書と天使はマタイのアトリビュートだ。。
マタイが描かれる時には必ずこのどちらか(或いは両方)がセットになっている。。
因みに、こちらは二作目で一作目は不評で没ったそうだ。。
暗殺者がマタイを刺そうとしている場面。。
天使が殉教の象徴である棕櫚の葉を持っている。。
聖マタイはエチオピアあたりを伝導中…
その演説の内容が王を怒らせたか何かで、刺客によって刺殺されたとか…(かなりアバウトw)
因みに、、
刺客の背後にちゃっかしカラヴァッジョ本人がいるらしいのだが…
この時は知らなかったので未確認。。
そんなこんなで…
これら『マタイ三部作』は…
カラヴァッジョの名を…
世に広めた出世作だそうだ。。。
そんな名作に…
偶然入った教会で出会うとは…
恐るべしローマ。。。
ここであの噴水と再会して、、
もう少しだけローマの街を歩こう。。
という感じで…
続きはまた次回!
ではではまた!
後程ーポ!!







