こんにちは!タコリーナです!タコ



そろそろ旅に出ましょうか。。

とは言え。。

これは2017年のイタリア旅のお話。。

ミラノに降り立ち、、

その後一気にフィレンツェに南下。。

そしてボローニャ→ヴェネツィアと。。

再び北上するルート。。


そんなルートの記憶を辿り。。

簡単ではありますが。。

旅日記を。。

自分もまた、、

旅に出る気持ちで。。。

わくわくしつつ。。。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


『プリマヴェーラ』ですっかり道草食ってしまったが。。

ここからは旅日記らしく、、、

もう少しテンポ良く行きたいところ…えー



そんなこんなで…

次に目を向けたは、、

『プリマヴェーラ』の対として語られる事も多い 
こちらの名画。↓

いや…

違った。。。

↓こちらの名画。。。
『ヴィーナスの誕生』。。爆笑
ボッティチェッリ作
1484年頃
リンネルにテンペラ
172.5✕278.5


御多分に漏れず。。。

こちらの絵については自分も、、


ホタテ貝からヴィーナスが…

パッコーンとお生れになった瞬間。。


と思っていた。。。

勿論、違う。。(笑)


海で生まれたヴィーナスがキプロス島に流れ着いた瞬間…

が描かれているのだ。。ウインク


海で生まれたヴィーナスは。。

西風の神ゼフィロス&花の女神フローラ夫妻(『プリマヴェーラ』にも登場したあの2人)によってキプロス島に運ばれ、、

岸で待ち受ける季節の女神ホーラは、、

色好む神々から守ろうと、、、

花模様のガウンを着せ掛けようとしている。。


優美かつ爽やか〜♪口笛


そんなこの作品にも考察的見どころが沢山あると言われるのだが、、

一つだけ好きな話を紹介しておく。。
ヴィーナスのポーズは古代ギリシャ彫刻の定番である『慎みのポーズ』だ。。

対して、右のホーラは、、

洗礼者ヨハネが洗礼を施す時の定番ポーズだ。。

つまり、、

古代文化とキリスト教の融合だ。。ニヤリ
因みに、↑こちらが洗礼ポーズ♪口笛
(ヴェロッキオ&レオナルド・ダ・ヴィンチ作『キリスト洗礼』)タコリーナはこの作品が大好きなのだ。。


厳格なキリスト教の教え、禁欲的な考え方を改め…

現世を肯定して、もっと人としての自分達の存在を見つめなおし。。

自由で新しい風を送り込こもうと…

ルネサンスが生まれた。。

そして、、

キリスト教と、、、

これまでタブーであった古代宗教(多神教)という。。

相反する2つの思想の融合、調和を唱える新プラトン主義も盛んになった。。。

そんな心を…

この絵に見ることが出来る。。。ニヤリ



そんな感じで…

『プリマヴェーラ』と『ヴィーナスの誕生』が描かれた時代は。。

ボッティチェッリが最も輝いていた時代といわれる。。


しかし、、、

庇護者であるロレンツォ豪華王の死後…

ボッティチェッリの人生は一転する。。ショボーン


そう、、

あの過激な人。。。

修道士サヴォナローラの登場だ。。ガーン


彼は極端な清貧主義やキリスト教原理主義を掲げ神権政治を行った。。

『贅沢は悪だ。。古代宗教は異端だ。。ムキー

と唱え。。。

度々演説を行っては、民衆を取り込んでいった。。


ロレンツォ豪華王を失ったボッティチェッリもまた…

サヴォナローラに深く心酔していった。。

『贅沢品は全て燃やせ!🔥』

という“虚飾の焼却”の火中に、、

自分の作品も投げ込んだ。。。


そして…

画風もガラリと変わり…

これまでの明るさや優美さは消え失せ…

硬質で謎めいた作品へと一変してしまった。。


その代表例として…

全盛期の2作品と度々比較される作品がある…

↓それがこちらだ。。
『アペレスの誹謗』。。

絵のストーリーを知らずとも。。

殺伐とした雰囲気が伝わってくる。。キョロキョロ汗


一体、、

ここには何が描かれているのだろう。。



つづく。。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

そんな感じで…

続きはまた次回!ウインク



ではではまた!
後程ーポ!!




ふらっと立ち寄った成田空港。。

相変わらずガランとしているけど…

前来た時は閉まっていた、フードコートのタイ料理屋さんがやっていました。。

鳥ごはんおいしいなぁ。。おねがい
ぼんやり飛行機も眺めたぉ。。




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