こんにちは!タコリーナです!![]()
そろそろ旅に出ましょうか。。
とは言え。。
これは2017年のイタリア旅のお話。。
ミラノに降り立ち、、
その後一気にフィレンツェに南下。。
そしてボローニャ→ヴェネツィアと。。
再び北上するルート。。
そんなルートの記憶を辿り。。
簡単ではありますが。。
旅日記を。。
自分もまた、、
旅に出る気持ちで。。。
わくわくしつつ。。。
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フィレンツェ2日目。。。
↑カエサル
ウフィツィ美術館へやって来た。。
勿論。。

フィレンツェカードをサッと見せて。。
並ばずにすんなり入館だ。。
足を踏み入れた途端、感嘆のため息が漏れてしまった。。
いいなぁ…
住み着いてしまいたい。。。
因みに…
有名な話ではあるけれど、、
ウフィッツィとはイタリア語でオフィスの事で…
元々はトスカーナ大公コジモ一世が、、
各地に散在する行政機関を集約化する為に、、
ヴァザーリに命じてウフィッツィ宮殿を建てさせた。。
その後、最上階にコジモの息子フランチェスコ一世の厖大な美術コレクションを収蔵する部屋を作り、、
それが美術館の始まりと言われているそうだ。。
では…
ゆっくりと中を回って行こう。。
音声ガイドも借りたし、、、
公認ガイドブックも購入した♪
とは言え、、
今回の旅は写真が少ない…
御多分に漏れず、、
ウフィッツィ美術館の写真も少しだ。。
なので、、
レポート的にはあっさり目になってしまうと思うが何卒。。。
ではでは。。

◆第8室
ピエロ・デッラ・フランチェスカ作『ウルビーノ公爵夫妻の肖像』1467-72年頃 板にテンペラ
特にこの絵に思い入れがあった訳ではないが…
『あ…これ見たことある。』
と、思わず口にしてしまった絵。。。
おそらく、、
美術書やガイドブックのウフィツィ美術館を紹介するページでよく目にしていたのだろう。。
そう、思い入れは無いのだが、、
インパクトがあるせいか、ずっと脳裏に残っていた。。
それで、思わずカメラを向けたのだと思う…。
◆以下、聞きかじった解説を少しまとめた。。
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これはルネサンス期を代表する肖像画で。。。
2枚に分かれているのは、元々は留め金で連結されており、本のように開く仕組みになっていたとか、、
厳粛な表情で向かい合うように描かれているのは当時の流行。。
特筆すべきは素晴しいフランドル派絵画の細密なテクニック…
フランドル派絵画の特徴は、、
・自然は自然の見たままを描く。。
・人物も美化せず見たそのままを描く。。
自然主義、実写主義。。
ウルビーノ公爵の騎士合戦で折れてしまったという鼻もそのまま描写。。
又、妻のバッティスタの髪型や服装、宝飾品は…
おそらく当時の貴族ファッションの最先端なのかも知れない。。
とても興味深い。。
また、、
背景の手法も素晴らしく。。
鳥瞰図の様な遠近法テクニックで、、
彼方まで延々と続く様に見える丘陵等は…
公爵家の領土を想わせるとも言われているとか。。
ただ悲しい事に…
妻のバッティスタは、絵が完成する前に27歳の若さでなくなってしまったそうだ。。
それを知って見ると切なくなる。。
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そうか。。
色々な事を知ると、、
ただ有名だから知っている絵が、、
とても興味深く見えてくる。。。
実際、目の前にあると尚更だ。。。
ただ。。
ウフィッツィ美術館は、、、
ただ何となくぶらぶらするだけでも楽しい気がする。。
今回は初めてだし…
色々興味のある作品の事を知りたくて音声ガイド等を携帯しつつだが…
何も知らない状態でも、、
ぶらぶら歩きながら、、、
気に入った絵や部屋があれば立ち止まり。。
疲れたら、、
そんな風にして過ごすのも良いかも知れない。。
さて…
そろそろ腰を上げて、、、
次は念願のボッティチェッリの部屋だ。。
わくわくしてきたぉ♪♪
。
つづく。。。
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そんな感じで…
続きはまた次回!
ではではまた!
後程ーポ!!
普段、機内では和食を選ばないのですが、、
美味しいですね♪





