こんにちは!タコリーナです!
今年のハロウィンは大人し目に過ぎていきそうですね。。
さて、、、
前回予告致しました通り。。
初イタリアでの。。。
念願の一食目のお話をしようと思います。。
その為には、、、
またこの話から始めなければなりません…
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2013年4月某日。。。
とうとう念願のイタリアに降り立ったタコ夫妻。。
当時はアリタリア航空を利用していたので、到着は夜遅く。。。
しかも、、、
これも何度もお話している内容だが…
タコ夫妻の携帯は海外対応でないガラケー(と言うかPHS 笑;)だった為…
海外用レンタル携帯(これもガラケー)を借りての旅だった。。
つまりは。。。
ヴェネツィア・テッセラ国際空港の、、、
あの暗い暗い(特に当時はとても暗く寂しく感じたものだ)バス乗り場から。。。
ヴェネツィア本島まで自力で辿り着く必要があった。。。
その時の詳しい様子は以前にも書いたので省略するが、、
兎に角散々な始まりだった。。
とは言え。。
散々でありながらも、しかし、、
一筋縄ではいかない事があるのもまた、、
旅の醍醐味で。。。
もし仮に初めてのイタリアがスマホ所持での旅あったら、、
イタリアに対しての印象がもっと淡白なものとなっていて。。
今程にまでイタリア旅に夢中になる事も無かったのでは??
そんな事すら考えてしまう。。
スマホを手にした今は、、
あの様な体験はもう出来ないだろう、、
まぁ、、、、
戻る自信もないが。。(笑)

さて、、
這う這うの体で辿り着いたヴェネツィア。。
疲れていてもお腹の虫は鳴る。。
しかしもう夜中だし、、
このまま寝るか何か食べに出るか、、
かなり迷ったが、、
やはりせっかくのイタリアで何も食べない一日を作るは惜しく。。
宿の近くのバールで軽食を買う事にした。。
夜のヴェネツィア。。。
恐る恐る入ったそのバールのショーケースには…
見た事の無いパンが並んでいる。。
海苔巻きの様に具が入ってぐるぐる巻になったもの。。
コッペパンを丸くした様なパンにハムやチーズ、トマトの挟まったもの。。(今思えばパニーニ)
甘そうなパン。。
そして…
目に止まったは。。。
そう。。
謎のペーストの挟まったパン。。
薄いフォカッチャの様な生地に、、、
茶がかった緑色のペースト様のものが挟まっている。。
くずし字の手書きのポップに、、
唯一読み取った一つの単語は、、
〈sardine…(イワシ)〉
イワシ…パンか。。。
この茶緑のペーストがイワシの何かなのか??
本来なら怯んで回避したかも知れない…
でもこの時のタコ夫妻にとっては。。
“如何にもヴェネツィアらしいもの”
として迷いはなく。。
イタリア一食目として相応しいものと判断したのだろう。。
その洗礼が直後にやって来るとも知らずに。。
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↓この時についての詳しいお話は以前こちらに書きましたので宜しければ。
思惑ハズレてしまった苦い(臭い?)思い出で御座います。。(笑)

しかし。。
何故か鮮明に蘇る旅の思い出とは、、
“失敗談”
と言うのが世の常、人の常。。
そして、、
『これがあるからまた旅に出たくなる。。』
そう思うのもまた、、、
旅人の常であるのです……
ではではまた!
後程ーポ!!





