こんにちは!タコリーナです!!


。『イタリアでコーンの乗ったサラダは珍しいね。』



旅の話をしましょうか。。
これは2019年11月。。
ナポリを拠点に、、、
ナポリ他、周辺の街等を訪ねた旅日記です♪
待ちに待った初南イタリア♪
ではでは早速。。
アンディアーモ!

※※※※※※※※※※※※※※※※
あまり遠くには行かずに近場で済ませたいと思います。。
本日の目的は、、
ナポリのジェノヴェーゼを食べる♪
で御座います♪
ナポリのジェノヴェーゼはジェノヴァのものとは全く違って、煮込んだお肉ベースと聞いております。。(ナポリでジェノヴァ出身のシェフが作った事からこの名がついたとか諸説あり)
『ナポリに来たら絶対に食べるのだ!』
そう固く決心して来ました。。
外に貼り出してあるメニューにジェノヴェーゼの文字を探しながら廻りました。。
オステリア・アルティ。。
こちらにしましょう♪
ジェノヴェーゼも有りました♪
↑真ん中の一番下のスペチャリタ・デッラ・カーサ(お店の自慢料理)のところにジェノヴェーゼ・コン・カルネと書いてあります♪
これは楽しみだわ♪

今日はお肉のパスタを食べるので赤ワイン(ハウスワイン)にしました♪

サラダ。。
タコリーノ曰く。。
言われてみればそうかも知れません。。
定番のオリーブオイル&ビネガーに南イタリアらしくレモンを絞って頂きます♪♪

そしてジャジャーン!!
アンティパスティ・デル・ゴルフォ♪
ゴルフォは“湾”の意味ですので、海の幸の前菜といった感じです。
・Alice Marinate(イワシのマリネ)
・Salmone Marinato(サーモンのマリネ)
・Polipo(タコ
)
・Zeppoline di mare(海苔入りの揚げパン)
・Carpaccio di pesce spada affumicato
(カジキの燻製のカルパッチョ)
が入っています♪
ナポリで美味しい海の幸を沢山食べられて幸せです!
マリネはしっかりと“酢”が効いていました。
(タコ夫妻はお酢好きなのでパクパク食べましたが気を付けないとむせます…(笑))
ゼッポリーネはピザ生地に海藻などを練り込んで揚げたナポリのソウルフード。フワムチっとしていて美味しい♪
その中で特に気に入ったのはカジキの燻製カルパッチョです♪
超んまいぉ♪
て…最初白ワインにすれば良かったかな…
因みに。。。
アンティパストの盛り合わせは二種類あり、、
もう一つはアンティパスト・ヴェスヴィオ♪
ナポリ湾の景色の象徴でもあるヴェスヴィオ山の名を冠したこちらは、、
ブルスケッタ、生ハム、モッツァレラ、カチョッタ(チーズ)、カボチャの花の詰め物等の盛り合わせで“大地の恵み”といったところでしょうか?
こっちも気になる♪
そして。。。

お待ちかねのジェノヴェーゼがやって参りました!!!
本当にジェノヴァのものとは全く違います!!
気になるお味の程は。。。?
こ、、、これはもぅ、
超ごいすー♪
説明が難しいのですが、、
ミートソースとも違います。。
主な具材は玉ねぎと豚肉だと思いますが。。
兎に角、玉ねぎの“甘み”が凄い!
玉ねぎをじっくりじっくり炒めてお肉と一緒に魔法のスープで煮た。。
そんな感じで御座います。。。
表現は悪いかも知れませんが…
クタクタに煮た肉じゃが(じゃが抜き)…
の様な??
何処かで食べたような懐かしい味。。
今まで食べてきたパスタソースのどれにも当てはまりません。。
イタリアのマンマの味ってこう言う感じなのかなぁ。。
と思いました♪
すっかりナポリのジェノヴェーゼが気に入ってしまいました♪

Osteria Arti 。。
お店のお兄さんも感じが良く、楽しい時間が過ごせました♪
さて。。。
良い気分でお散歩して帰りたいところですが、
雨ですし、明日も早いので、、
帰って早めに休む事といたしましょう。。
明日はいよいよマテーラへショートトリップです!!

ではではまた!
後程ーポ!!
よっ♪待ってました!!
塩野七生大先生の『フリードリッヒ二世の生涯』が文庫化されました!!
この本は言わば中世物の“真打ち”。。
中世らしくない人物、フリードリッヒ二世を知ることは中世を知ることになる。。
そんな風に大先生は言っておられます。。
わくわくが止まりませんね!!






