こんにちは!タコリーナです!
先日、津田沼のタワーレコードに行くと姉があるCDを見つけて購入。。。
それは。。。
『蜜蜂と遠雷〜ピアノ全集完全版(8 枚組)』
『蜜蜂と遠雷』は、、、
恩田陸の小説で、、、
国際ピアノコンクールに挑む4人の若手ピアニスト達の葛藤と成長の物語。。。
2017年の直木賞、本屋大賞のダブル受賞もしています。。。
今年映画化もされました。。
姉はその小説を目下読み中で。。
タコリーナはその“お下がり”を待っている状態。。。
今回の。。。
『蜜蜂と遠雷〜ピアノ全集完全版(8枚組)』は…
映画のサントラ盤ではなく。。。
小説の中に登場する曲が全て集められ。。
CD8枚組になったもの。。。
音源は世界に名を馳せる一流アーティストの演奏という至極の8枚。。。
と言う事で。。。
早速姉と1枚目を車の中で聴いてみると。。。
とても素晴らしい♪
と言うか、、、
楽しい♪♪
一曲目は〈バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻第1番ハ長調〉なのですが。。
演奏がグレン・グールド!
この曲は後に歌詞をつけた《グノーのアヴェ・マリア》の伴奏としても有名ですが、、、
グノーのアヴェ・マリアが流れるようなレガートなのに対してグレン・グールドの演奏はノンレガートで少し跳ねるような演奏。。
グレン・グールドはカナダのピアニストで、、
独特のスタイルを最後まで貫き通した鬼才。。
(異端と言われる事も。。)
バッハを敬愛していました。。
何年か前に映画にもなりました。。
彼は、、、
演奏しながら歌ってしまう(ハミング)癖がある為、彼の演奏の音源には大体ハミングが一緒に入っています。。

さて。。。
その後も。。
ツェルニーを皮肉って創ったと言う。。
※ドビュッシーの〈5本の指の為のエチュード(練習曲)〜ツェルニーに倣って〉など。。
楽しく聴ける曲に加え、、、
全然知らない曲、、
でも、いかにもコンテスト向けっぽいトリッキーな曲とか。。。
これはのんびりしていてコンテストっぽくないけど、どうして選んだんだろう??(サティ <君がほしい>等)
と言った、小説の内容が気になってしまう曲等。。
とてもバラエティに富んでいて楽しく聴けます♪
小説の内容を知らなくてもこんなに楽しめるのですから、、、
読んでいたらもっと楽しいのでしょうね。。
早くお下がり来ないかな。。。
そんなこんなで本題。。
と思ったのですが。。。
前置きが長くなってしまったので、、
次回に分ける事にします。。(汗)
次回は本題の。。。
(1枚目12曲目)
フランツ・リスト《小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ》
で御座います。。。
やっとイタリアっぽい内容になりそうです。。(笑)

ではではまた!
後程ーポ!!
※ドビュッシーの《5本の指の為の練習曲〜ツェルニーに倣って》
ドビュッシーの《12 の練習曲》の中の第1番で、、
サブタイトルは(ツェルニーに倣って)だが、この“倣って”とは彼を皮肉って言ったもので。。
(ドビュッシーはツェルニーの練習曲を退屈な上に指の苦痛ばかりだと嫌っていたそうな…?)
曲の出だしは退屈な音階練習の様な形で始まり、ちょっとバカにした感じが聴いて取れる。。
しかしその後、段々複雑でトリッキーかつ、美しい旋律へとドラマティックに展開していく。。
その間もチョロチョロっとあの出だしの音階練習を織り混ぜたりして、、
『俺だったらこんな風にしちゃうぜ〜!』
なんてドビュッシーの声が聞こえて来そうな…
そんな一曲。。。
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