こんにちは!タコリーナです!タコ

 
これは2019GW.ミラノ〜ミュンヘンの旅日記です。。
 
慣れたイタリアと初ドイツ。。。
 
いぇ。。
 
慣れた“つもりの”イタリアと、、、
 
初ドイツ、、、キョロキョロ汗
 
毎度毎度ではありますが。。。
 
珍道中。。。
 
ではでは今回も参りましょうか、、、
 
アンディアーモ!!タコタコ
 
第一回目はコチラから→伊独旅日記①
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
ミラノ2日目の午前中は、、、
 
スフォルツェスコ城に行きました。。ニヤリ
 
 

スフォルツェスコ城は。。。
 
14世紀にヴィスコンティ家の要塞として建てられ、15世紀にはスフォルツァ家によって改築、居城となり、要塞もより堅固なものとなりました。。
 
16~19世紀のミラノの外国支配時代(スペイン、フランス、オーストリア)にはそれぞれの国の兵舎としても使われていたそうです。。
 
その後19世紀後半、イタリア統一を機に修復が始まり、博物館、美術館に改装されました。。
 
 
さて、、、
 
スフォルツェスコ城付属美術館と言えば、、、
 
ミケランジェロの"未完のピエタ"として有名な、、
 
『ロンダニーニのピエタ』。。。
 
ミケランジェロは生涯で4点のピエタを制作しており、、
 
『ロンダニーニのピエタ』はその最後の作品で、死の直前まで掘っていたと言われています。。。
 
ピエタとは"慈悲、悲哀"等の意があり。。。
 
『十字架から降ろされたキリストを抱きかかえ嘆き悲しむ聖母マリア』
 
といった構図で、多くの芸術家が絵画や彫刻の主題として用いてきました。。
 
因みに『ロンダニーニのピエタ』は、スフォルツェスコ城に収蔵される前にはローマの収集家であるロンダニーニ邸にあったことからこう呼ばれているそうです。。
 

そんな超有名なピエタですが、、、

タコ夫妻は最初スフォルツェスコ城に行く際には、ピエタの事は忘れていて、、キョロキョロ
 
只々、城に夢中になっていたのですが。。。

"ピエタあるでよ…"の垂れ幕。。

これを見て、、、
 
『ヤバイ、ピエタってここにあったんだった、、キョロキョロ汗
 
となり、慌てて入った次第でした。。。爆笑
 
 
しかも、肝心なピエタの場所が全然見つからず、、、

『全然ピエタに出くわさないね…えー

等と話しながら、、、
 
何度も同じ場所を行き来してしまったり。。。
 
一度外に出てしまったり。。。(笑)
 
疲れた足を引きずり、、、
 
結局、、、

色々見て回った最後の最後に、、、
 
這う這うの体で辿り着いた部屋。。。
 
それがピエタの部屋でした。。。爆  笑
 

では、、

そんな『ロンダニーニのピエタ』を見てみましょう。。
 
※※※※※※※※※※※※※※※※
 
それは。。。

ただ広い部屋の真ん中に。。。
 
なんの柵もない状態で、、、

忽然と置かれてあった。。。
 
一瞬ドキリとする。。。

『ロンダニーニのピエタ』
 
近くに寄ってじっと見つめていると、、
 
慈悲深い表情でキリストに寄り添うマリア様に。。
 
イエスは息絶えているというのに何故か。。。
 
母マリアの方を少し振りかえり、、、
 
何か話しかけようとしているかのようにも見える。。
 
そして何処までも慈悲深いマリア様の表情。。。
 
見方によっては、、、
 
イエスが母マリアを背負おうといる様にも見えて。。。
 
癒されていくと同時に、、
 
とても切ない気持ちにもなった。。。
 
 
その未完の一つの石塊は。。。
 
間違えなく『ピエタ』であった、、、
 
※※※※※※※※※※※※※※※※
   
そんな感想を抱きました。。

さて、、、
 
博物館に入る時にもらったミニパンフレットによれば、、、
 
ロンダニーニのピエタの置かれている部屋は、、

『スペイン病院』と呼ばれる場所の一角で…
 
16世紀にはスペインからの疫病で苦しむ城兵の居場所であったらしく。。

ここで城兵達は。。。
 
丸天井に描かれた"使徒信条"を読みながら過ごしたのだとか。。。
 
そういえばこの部屋の壁や天井は、、、
 
剥がれかけた壁画で覆われていました。。。

使徒信条が描かれていたとすると、、、

それ以前は礼拝の部屋とか。。

そういう場所だったのでしょうか…?
 
剥がれかけた壁画とピエタ。。。
 
お互いが寄り添うように溶け合った不思議な空間です。。
 
 
そう言えば、、、
 
使徒信条ですが。。。キョロキョロ
 
タコリーナも子どもの頃、教会学校に通っていて。。(洗礼は受けていないのでクリスチャンではありませんが)
 
使徒信条もよく暗唱しました。。。

『私は天地の造り主、全能の父である神を信じます。。』

で始まるこの基本信条、、、
 
今でも言えるかしらとやってみましたが、、、
 
後半は忘れていてグダグダでした。。笑い泣き(笑)
 
今思えばもっと真面目に勉強しておくのだったと反省しています。。
 
どちらかと言えばおてんばでよく𠮟られているほうでしたので、、えー
 
 
話を戻しましょう。。。
 
そんなこんなで、、、
 
スフォルツェスコ城付属博物館は他にも、、、
 
様々なジャンルの部屋で構成されています。。
 
・『ロンダニーニのピエタ』のあるミケランジェロ美術館
・絵画館
・装飾芸術美術館
・楽器博物館
・考古学博物館
・図面書庫
・アンティーク家具、木製彫刻博物館
・公文書館、トリブルツィアーナ図書館
・レオナルド・ダ・ヴィンチコレクション
等々。。。
 
他にも現代アートっぽいものもあるようでした。。。
 
タコ夫妻は全部は回れませんでしたが、それでも2時間以上の時間が経っていました。。
 
とても広いので観たい分野を絞って回ると良いかも知れません。。
 
『ロンダニーニのピエタ』は必見!
 
出来れば疲れないうちに観ましょう。。爆  笑あせる(笑)


*スフォルツェスコ城
 
入場時間:月~日 7:00~19:30

博物館:火~日 9:00~17:30(最終入場17時 チケット販売9:00~16:30)
10ユーロ(当日再入場可)

日本語音声ガイドもありますが、全ての解説はなくショートコース的な感じです。。
 
フラッシュ無しで撮影OK。。
 
 
おしまいに、、、
 
博物館で撮った写真をいくつか添付しておきましょう♪






ひょえっガーン
 

絵画の部屋は撮り忘れてしまいました…(笑)



ではではまた!
後程ーポ!!
 
 
この日の朝食はミラノ中央駅のバールで…

パニーニがとても美味しいという評判のお店です。。

て。。。キョロキョロ

タコリーナはコルネットですね。。

癖でしょうか、、、(笑)

でも飲み物はカッフェ・マッキアートと気取ってみました。。ニヤリ
お店はとても賑わっていましたが、、
 
この時間は人手がないらしく。。

パニーニ担当のお兄さんは注文聞き、パニーニ作り、会計を独りで担当。。

サバサバと捌いていました。。

ヒュ〜♪口笛

でも。。。

コーヒーとパン担当のおばちゃんがテンパっていました。。

実はこの店、カッフェ・エスプレッソとカッフェ・マッキアートは同じ値段で。。

しかもレシートにはエスプレッソだろうがマッキアートだろうがcaffeとしか書かれないので…

おばちゃんは時々どっちの注文を受けたか分からなくなるみたいです。。

タコ夫妻が待っていると、、、

ニヤニヤ『カッフェ・ノルマーレ(ただのエスプレッソ)2つだっけ?』

タコ『いえ、マッキアートとエスプレッソです』

ニヤニヤ『え?マッキアート2つ?』

タコ『いえ、マッキアート1つとエスプレッソ1つです。』

ニヤニヤ『あはは!OK♪』

こんなやり取りになりました。。

Forza!!爆笑
 
 
 
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