息子は小学校の特別支援学級に在籍しているので、健常児達のように登校班には属していません。登下校時は保護者の送迎が必要です。
息子は保育園出身であるため、年少組に入園してから3年間、私が毎日電動アシスト自転車で送迎していました。なので、自転車から徒歩に変わっただけで、送迎には息子も私も慣れっこです
むしろ、保育園時代より送迎の負担は減りました。雨の日は息子が自分で傘を差して歩いてくれるからです
自転車利用の方が送迎にかかる時間自体は短くて済みますが、雨の日は本当に大変でした
息子は後部座席のチャイルドシートに設置したレインカバー(リトルキディーズ)で完全に防御されますが、私はサイクルレインコートとレインブーツだけなので、当然びしょ濡れになります
雨で濡れた路面で滑って、自転車ごと転倒したことも何度もあります。息子はヘルメットとレインカバーにより守られて無傷でしたが、私は何度も足に怪我をしました。転倒のせいで、愛用の自転車の前カゴ(かなり太くて頑丈)の一部はぽっきりと折れたままです
それでも、保育園から雨の日の自動車送迎禁止令(近隣道路が渋滞するため)が出されていたので、雨の日はみんな色とりどりのレインコートを着て、自転車送迎を貫いていました
登園時は教室前まで息子を連れて行く必要があるため、保育園の玄関で一旦レインコートを脱ぎます(専用フックあり)。息子を保育士の先生に引き渡したら、玄関でまたびしょ濡れのレインコートを着ます。
自転車を漕いで最寄り駅の駐輪場に到着したら、びしょ濡れのレインコートを丸めてレジ袋に入れて自転車の後部座席に突っ込み(運良く屋根付きの場所が確保できた日は、自転車にレインコートをくくり付けて乾かせるのでラッキーでした)、濡れた顔と髪と服をハンドタオルでささっと拭いて、慌てて電車に飛び乗る・・・そんな日々でした
会社に到着したら、デスクの下にレインブーツを置き、そこに濡れた靴下を引っかけて乾かしていました(私は会社では靴を脱いで黒いナースサンダルを履きますし、替えの靴下も常備しています)。
そんな保育園時代に比べたら、息子と手をつないで歩いて登下校できる今はかなり楽になりました。徒歩である分時間はかかりますが、歩きながら息子と会話ができることが何より嬉しいですね
小6の後半から自力登校の練習を開始し、中学校からは特別支援学級であっても送迎無しと言われているので、最長で小学校の6年間を徒歩で送迎することになります。
6年間は長いと言えば長いですが、終わってしまえば6年間なんてあっという間なんでしょうね。何年も続く毎日の送迎を負担に感じる時もありますが、息子と濃密な時を過ごせる貴重な期間でもあります
息子が母親を必要としなくなった頃に「もっと一緒にいれば良かった」と後悔したくないですし、今は可愛い盛りの息子との会話を楽しみながら、毎日の送迎をがんばりたいですね