促進剤を入れたのが午前10時頃。

今思うとここからが本番でした。

今までの痛みもかなり耐えがたかったけど、


もっともっと有り得ないほど痛かった…


薬を入れたので、ガツンと痛みが定期的に、


しかも間隔がどんどん短くなるので


恐怖の時間がくるのが早い早い!

しばらくして、子宮口の開きを見ますって言われてベッドに移動するんだけど、


座っておしりを圧迫してたので立って移動なんて有り得なかった。

立つのが怖くて怖くて


いやだ!無理!出来ない!と


泣き言ばかり叫んでました。


結局助産師さんに半分抱えられてベッドへ。


まだ子宮口は8センチでした。


マジ…まだなの?


そっからまた耐えに耐え、


早く分娩室に行きたい!ってそればっかり考えてました。


この二日間、何人の人を分娩室へ見送ったか…


誰よりも長く陣痛室にいたわたしがついに分娩室へ!


やったー!もうすぐ終わる!と思いました。


分娩室へさえ行ければもうすぐだと思ってたんです。


が、「すぐ」 ではありませんでした。
おしりの圧迫があまりにも強くなり、


それまでは自分の手で押さえていたけど限界が来て、


ついにテニスボールが用意された。


テニスボールでおしりを押すんです。


両親学級で、テニスボールの話は聞いていたけど、


その時はなんでそんなもん使うんだ?って思ってた。


わたしはめちゃめちゃお世話になりました。(笑)


自分では出来なかったので旦那くんにやってもらうんですが、


最初は効いたけどだんだんそれも効かなくなってきた。


その頃は深夜で、旦那くんも前日からほとんど寝てなかったから、

さすがに眠さが限界で、


いびきをかきながら、でも不思議とテニスボールを押す手には力が入ってて、


サポートしてくれました。


その時のわたしは余裕がなさすぎて旦那くんがどれだけ眠くてしんどかったかなんて考えられず、


なんで寝てんだバカヤロー!って思ってました。


朝になってほんとにテニスボールの効果がなくなってきたら、


次はもっと小さいボールが出てきた。


しかもわたしはそれの上に座り、自分の体重で押さえてました。


それでも限界が来たころ、まだ子宮口が全開大にならず、


ついに促進剤を入れる時間が来てしまいました…
朝になって陣痛がどっかへ行ってしまった…


けど今日中に産まれるだろうな~なんてのんきに思っていた。


昼過ぎに、シャワー浴びてきてもいいよと言われた。


血液検査の値もいいし、体があたたまると陣痛が来るかもしれないからって。


その言葉通りシャワーのあとから少しずつ痛みが出てきた。


この時のわたしは、この位の痛みなら全然耐えられるな、とかバカなこと考えてました。


入院して二回目の夜。


こっからが地獄の時間になるんだけど、ここで助産師さんから、


明日の朝までに産まれなかったら、破水から一日以上経つので


促進剤をいれますって言われる。

それは避けたい…と思いました。

最初からそうなんだけど、


陣痛って色々あると思うけど、


わたしの場合、お腹とか腰が痛いとかじゃなく、


おしりでした。


おしりを内側から押されてるっていうか、


息子がおしりから出てきちゃう!って感じだったんです。


時々冷静になって、間違ってもおしりから出てくるなんてことはない!って考えるんだけど、


ピークがくると出ちゃう~!ってパニック。


このあたりから旦那くんとテニスボールの奮闘が始まります。