君、知りたまふことなかれ。
私だって初めての育児、どうしていいのかわからぬ不安。
君、知りたまふことなかれ。
我が子を豊かに育てねば、押し潰されそうになる重圧感。
君、知りたまふことなかれ。
我が子の為にと身の丈以上の頑張りと結果のでない焦燥感。
君、知りたまふことなかれ。
子供の安全守る為、片時も目が離せない。気も休まらぬ緊張感。
君、知りたまふことなかれ。
待つことのできぬ子に、自分を殺し生活をする閉塞感。
君、知りたまふことなかれ。
どんなに腰が痛くてもどんなに腕が痛くとも、抱いて歩けの疲労感。
君、知りたまふことなかれ。
思い通りにいかぬ子に日中菩薩でいる為に、夜は修羅が騒ぎ出す。
この思い、受け止めて欲しい。共に感じて欲しい密室育児の孤独感。
君、知りたまふことなかれ。
嘘でもいい。嘘だとわかっていても、
「育児より仕事の方が楽だ」と、「お疲れ様。ありがとう」と、
たった一言に救われる充足感。