“毎日釣りがしたい。”

最近ふとそんな衝動に駆られた。

 

毎日釣りに行くにはクリアしなければならない問題がある。

それは”手軽に行ける”ようにする事だ。

近くてアクセスが良い事が条件だ。

 

そうなってくると極端に選択肢が限られてくる。

それは世界中どこに行っても同じだ。

アクセスが良くて魚が釣れる場所は必ず場荒れしている。

しかもフライが出来る場所となると極端に減ってくる。

 

しかし探せば必ずどこにでもそういった釣り場は存在する。

そして遂に仕事終わりに毎日行けそうな場所を見つけた。

 

26日の仕事終わりに初めてその釣り場に入ってみた。

フライで釣果をあげる為に絶対に必要な条件は何処に魚がいるかをピンポイントで

見つける事にある。

餌の様に匂いがあるわけでもなく、ルアーの様に動きがあるわけでもないフライは、

どれだけ確実に魚の鼻先に針を通すかが釣果にダイレクトに響いてくる。

 

そのポイントは潮通しの良いディープに隣接したシャローで、

海底には藻が点在しており、ブレイクラインも複雑に絡んでおり、

狙い所はかなりある。

せいぜい釣りが出来たとしても1時間、ピンスポットに打ち込んで回るには丁度良いフィールドだ。

 

この日テーマは効率良く回れるスポットに目星をつける事と、

ベイトの有無、

微妙な潮の動きにフォーカスを置いて釣りを行ってみた。

 

先ずは激浅のシャローフラットの出口に有る岩と小さなブレイクから探ってみたが、

なんの反応もなし。一番一等地に思えたのだが、ディープ迄の距離がありすぎるのか、水深が浅すぎるのか手ごたえは無し。

 

続いて浜に打ち上げられたヨット周りを打ってみる。

ちなみにこの日のターゲットはスヌーク。

スヌークは意外に浅瀬の障害物にベイトと一緒に漂っている事が良くある。

そんな期待を込めて沈船を打ちまくるが、

ここも反応無し。

 

この日は他の釣り人が数名入っていたため、

残るスポットは後二箇所。

次のスポットはディープが隣接した小さなシャロースポット。

藻だけではなく石も点在している。

 

一先ずブレークまでキャストしテンポよくリトリーブするとかなり手前でミスバイト。今度は角度を変えてバイトが出たスポット付近に長くフライがステイ出来るようにキャストするとしっかりと食ってきた。

 

フッキングした瞬間長細い魚体が水面上でジャンプしたのでレディーフィッシュかと思ったが、バラクーダだった。

 

次に潮通しの良いディープとブレイクを攻めてみたが、なんの反応もなく、

26日の釣りを終了。

 

27日はブレイクに沿った釣りをして見る事にした。

昨日の貴重なバイトから判断するに、ピンスポットに絞るよりも、

フライを長めにステイさせる事にフォーカスしてみた。

 

しかしそうなると極端にアプローチ出来る場所が限られてくる。

私は一つの場所で投げ続ける事が嫌いだ。

あくまでもテンポよく打ちまくりたいタイプの人間だ。

 

なので先ずは岩や藻、沈船テンポ良く打ちまくって、

最後の最後でブレイクを並行に攻める方向にした。

 

めぼしいスポットをテンポ良く打ちまくって行くが、

なんの反応も無いまま時間が過ぎて行く。

見た目とは裏腹に意外に反応が無い。

 

最後の最後にブレイクに沿った形でキャストする作戦開始。

すると結果はあっさり出た。

 

リトリーブ開始直後からの重ーい感触。

恐らくターポンだと予測出来たので、

すっぽ抜けを防ぐ意味を込めて素早くストリップ。

3ストリップ目でガッツリフッキング。

 

しかし飛ばない。

だいたいターポンは最初のフッキングで飛ぶが意外にモッタリした感触、

しかも走りもしない。

一瞬根掛かりかと思ったがその瞬間にガッツリジャンプ。

おそらく針が小さかった為針に掛かった感触がなかったのかもしれない。

 

しっかりと丁寧にファイトしながら寄せに掛かるが意外に寄ってこない。

以外に走りもしない上に一定の場所まで寄せては走られ、

寄せてはジャンプされを繰り返す。

 

ターポンは寄せてからの攻防戦が長い、

とにかくタフである。

いつもの如く寄せは走られを繰り返し、

約15分のやりとりの末ランディング。

 


日もドップリ暮れお腹も空いたのでこの日はこれにて終了。