まだまだ続く氷の海

 

だいぶ溶けてシャーベット状になってきたが、
ここが一番つらい。

 

何もできないこの時期に、フライを一気に巻き溜めるつもりだった。
しかし仕事が忙しすぎて、まったく時間が取れない。

何より体が疲れすぎて、頭が全く動かない。
コーヒーを飲んで、ようやく妄想できるレベルの体力残量だ。

 

今、やりかけのビッグストリーマーロッドがあるのだが、
パーツを集めていると、いつももう一つのロッドのアイデアが頭をよぎる。

ルアーロッドで言えば、
ライトルアーやトラベルロッドのような立ち位置。

アジ、メバル、パーチ、ザンダー、バス、
さらにはマイアミのピーコックバスまで。
オカッパリで狙える魚を一通りカバーできる、
「何でもフライロッド」をずっと考えている。

 

軽さと操作性を重視すると、
イメージに近いのはチェコニンフィングロッドだが、
長さとキャスティング性能に難がある。

 

やはり携行性を考えると、
9ft以下・4pcのブランクが理想だろう。

 

番手はビッグフィッシュへの対応も考えて、5番。
メインターゲットが30cm前後なら6番では硬すぎるし、
不意の大物を考えると4番では心許ない。

投げて引くだけなら、8ftの5番グラスロッドが理想。
だが、メバルやパーチのストリートフィッシングのように、
フライの動きを感じ取る繊細さが必要な釣りには、
グラス素材は少し厳しい。

 

ここから妄想が始まる。

  1. 8ft・5番のグラスロッドブランク
  2. 9ft・5番の超ファーストテーパー
  3. ルアーロッドを流用したフライロッドカスタム

この3つをすべて試した上で、
 

最終的にはオリジナルブランクを焼いてもらう――

そんな構想を考えている。

 

……とはいえ、仕事に追われ、時間も金もないこの状況では、
どう考えても現実的ではない。

 

せめてこの3つを、1年に1つ。
3~4年かけて進める、気長なプロジェクトになるだろう。

 

そんなことをぼんやり考えながら、
ソファーの上で、半分死にかけている。