寒いし、釣れそうにないのも相まって全く釣りに行く気がしない。
ただ海まで近い事もあり、毎日海まで行っているのだが、全く生命感も無いし、釣り人もいない。
しかし本当に釣果を求めるなら、何とか竿を出すべきだろうし、たとえ釣れなくても何か見えてくる物も有るのだろうけど出来ない。そこで何故出来ないのか少しばかり考えた結果、用意が面倒なのが大きな要因だと思った。
先ずメインロッドが10ft4ピースである事。これは意外に足枷になっていると感じた。意外に仕舞寸法が長いのである。単純に竿単体だと75cmから80cmだがケースに入れると1m近くなる。9ft4ピースでもやはりケースに入れると90cm近くなるので、パックロッドを購入しようかと物色し始めたのだが、意外にチョイスが少ない。
かつては色々なメーカーが2ピース、3ピース、4ピース、5ピース、6ピースと細分化して出していた時代があったが、今は4ピースが主流でその他のピース数のロッドは極めて少ない事に気づいた。
ならばお得意のロッドビルディングで行こうと考えたのだが、ブランクスのチョイスが無い。それに今の環境でロッドビルディングをするには手間もコストもかかり過ぎる。そうなると全ての概念を一旦全て取り除いて長さと価格だけを考慮して7.6ftから8ftの4ピースフライロッドに的を絞って購入してみる事も考えたみた。
軽いバックパックに邪魔にならない釣竿でどこまでの釣りが成立するかは微妙な所だが、全く釣りをせずに海だけを眺めるよりはマシな気がする。