マッチザハッチ、ルースニング、ストリーマー、サイトフィッシングと35年以上かけて一通りこなして最終的にスィングの釣りに行き着いた。それもシーバス等のフィッシュイーターを汽水域や流れが有る場所で、スィングで釣る事に最大の楽しさを見出した。
釣り方はスティールヘッド、サーモン、トラウトのスィングと全く一緒。狙うターゲットが違うだけ。キャストして流すだけのシンプルな釣り。しかしシンプルなだけに難しい。タックルシステム、キャスティング、フライチョイスどれか一つでもバランスが欠けると成立しない釣りで有る。
ごくごく普通の日本中何処にでも有る河川汽水域でサケ、マス系と同じ釣り方でメーターサイズの魚を狙える汽水域スィングは誰にでも始め易く、また世界中の河川、もっと広く言えば流れが有る場所なら何処でも全く同じ釣り方が出来る点もこの釣りの魅力だ。
※スィングと言えばやっぱりサケ、マス系
※只今のメインターゲットであるシーバス
※流れがある海峡でエビを捕食するターポンも
実はスィングで釣るには最高のターゲット
約25年前から始めて試行錯誤を少しづつ繰り返し、ここ5年でようやくハッキリとした形になりつつある汽水域スィングで今年は日本国内汽水域の最高峰ターゲットに挑む事になった。そのターゲットはアカメである。
先週弾丸で四国まで走り一晩だけ挑戦してみたのだが、ワンバイトで終わってしまった。しかしそのワンバイトが私に火をつけた。何故ならバイトしてきた場所、タイミング、ミスした原因全てが今までの集大成であったからだ。コレならフライで狙って取れる。そう確信したバイトであった。
帰りがけに今年中に結果を出そうと思い、11月の末に今度は2、3日費やす事を心に決め計画を立てる事にした。
今年の秋はアカメを釣る為に全力を汽水域スィングにかけようと思う。