昨今ルアー業界ではビッグベイトを使用した釣りが流行っているが、ビッグストリーマーを使用した釣りも非常に面白い。



ブラウントラウトやパイクが代表として挙げられるターゲットだが、ストラップドバスやドラド、またはピーコックバス等にも勿論有効で、シーバスにもそれは当てはまる。


海外の話になるが、雨で増水した河川で10cmを超えるストリーマーを使いビッグブラウンを釣る釣りは非常にエキサイティングだった。

ドライフライもニンフにも全く反応せず、一見どう見ても釣れそうに無い大増水の大濁河川に巨大ストリーマーを投げスィングさせながら、岸際を逆引きしてくると面白いように巨大ブラウンが背鰭を出しながらガンガンストリーマーを引ったくって行く経験を何度かした事がある。


その釣り方はシーバスにも当てはめれる。雨で増水した河川やコノシロを捕食しているシーバスに20cm近いフライを使いビッグシーバスを狙う釣りは大興奮である。


シーバスに関して言えば、梅雨時期の河川増水シーズン、9月から11月までの落鮎シーズン、これまた9月から12月までのコノシロシーズンがある。

日中でも物陰やブレイクから突然出てきて激しくバイトしてきて、一部始終が丸見えになるこの釣りは一度味わうと本当に病みつきになってしまい、常にビッグストリーマーの釣りで頭がいっぱいになり、その他の事がどうでも良くなって来る程である。フライフィッシングでアベレージ70up以上のシーバスがデイゲームで当たり前の様に狙えるのだから面白い訳である。


今年の秋もなかなか忙しくなりそうだが、出来る限りビッグストリーマーゲームを突き詰めていこうと思う。