暫く降り続いた雨と貧酸素状態が続く東京湾奥。
貝の着きもイマイチ、主食であった蟹も貧酸素で影を潜めている状態。しかし少しでも良い潮が入って来ると魚は何かを捕食し始める。
休憩中に壁際を覗くと、壁を突きながら泳ぐクロダイの群れを発見。最初は何を食べているのかわからなかったが、よくよく見ると小さなアミエビを捕食しているようだった。
壁沿いに小さなアミエビが張り付いているようで、時折水面にアミエビが飛び出して来る。
そうかと思えば大型のクロダイはシャロー帯に固まっており、しきりにボトムを啄んでいる。こちらはおそらく蟹を探しながら食べているのだろう。
前回のガイドでお客様がキープしたクロダイを4匹捌いたのだが、全ての魚から大量の貝殻が出てきた。その日釣れた魚は貝をメインに食べていたのであろう。故にヘチ釣りで釣れたと推測できる。しかし同じ場所でも全てのクロダイが同時に同じ餌を食べている訳では無い事が上の動画から推測できる。
あたりを増やしたり、型を上げるには、同じ場所でも様々な餌、ルアー、フライを投げて見る必要があると感じた。